2月の後半の日記。食べて飲んでばかり。

やることがたまったり、お酒を飲んだりして、
布団に入るのがおそくなり、疲れたりしつつも、
いろんな人と会って話をしてエネルギーをもらって、
よおし、がんばろうと気分を新たにしつつも、眠く、
楽しく生活をしています。ありがたいです。

2月13日

大阪からOさんがやってきて横浜の野毛で飲んだ。
末広という焼鳥屋。カウンターで瓶ビールを1本。
店が騒がしく、活気があるのはいいのだけど、
大きな声を出さないと話ができないので、
レバー、ねぎま、皮、うずらなどひと通り食べて出た。


食べもの屋だらけの通りを行ったり曲がったりして、
ふらふら歩いて、静かなビストロ的なところに落ち着いて、
横浜野菜と何かの肉をつまんでワインを飲んだ。うまい。
バレンタインのチョコレートと、
誕生日プレゼントをいただいた。うれしい。
パンダのマグカップをさっそく愛用している。
かわいい。容量がでかい。
http://instagram.com/p/kWsmkTiwhf/

2月15日

さいたまスーパーアリーナで、
SAITAMA CYCLE EXPO 2014というイベントがあり、
そこでエクストリーム出社協会として出てきたのだった。
au損保さんのブースの一角に、
小さなステージを用意していただいて、

au損保×エクストリーム出社協会
さいたまスーパーアリーナへの休日出勤!

というパネルを掲げて、いろいろした。
http://instagram.com/p/kbpFKJCwp5/
ユージさんが飛び入りでトークに参加してくださった。
ぼくは話すのが苦手なので少し離れて見ていた。
さすがプロのトークは素晴らしくて勉強になった。


イベントには自転車・自転車用品の企業が出店していたり、
埼玉県の自転車への取り組みが展示されていたり、
ご当地グルメの屋台があったりして、楽しい空間だった。
土日の2日間ともアリーナにいた。2日目は自転車に乗って、
氷川神社まで往復する様子をUstreamで放送した。
交通安全と自転車保険の大切さを訴えたのだった。
http://instagram.com/p/kerFEuiwm0/
やりきった充実感と、疲労感に満たされて、
さいたま新都心から帰ってきて、すぐに寝た。

2月17日(月)

先月に女子との飲み会をセッティングしてくれると
約束してくれたHさんが、本当に会を開いてくださって、
よろこんで行ったのだった。Hさんの同僚の方3名。
おのしゅうさんにも来てもらった。


Hさんはいまは別の会社にいるのだけど、
元同期で歳上で、頭脳明晰で仕事ができ気遣いがすごい上に、
容姿まで整っていて優しいという、驚くべき存在で、
入社してから何年間も仲良くしてもらっていて、
たくさん刺激をいただいているのだった。
で、そのような人だから、周りの人たちも素敵な人たちで、
みなさん美しくて、すごいなあと思ったのだった。


会は非常に楽しく、あっという間に終わってしまった。
悔やまれるのは、ぼくばかり話してしまって、
女子の話をしっかり聞くことができなかったことと、
おのしゅうさんにもっと活躍の場を作るべきだったと、
家に帰ってから反省したのだった。
またこういう素敵な会に、声をかけてもらえるよう、
活動に精を出して、コンテンツに磨きをかけたいと思った。
ありがとうございました。

2月18日(火)

夕方頃にまいこもりすさんから連絡があり、
渋谷の「むげん」という居酒屋で飲むことになった。
グラタンがおいしいらしいですよ、と言うので、
注文して食べたら、腰が抜けるほどうまかった。
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うにが練り込まれたクリームソースに、
弾力のあるいくらがのっていて、中は何が入ってたか忘れたけど、
コレステロールが高そうで、罪悪感を感じるほどうまかった。
勢いがついて、鯛のカブト焼きや刺身盛りなどを食べて、
日本酒は而今を飲んだ。ふたりで相当な量飲んで、
店を出たらまいこもりすさんがフラフラだったので、
肩を貸して駅まで行った。翌日、さぞ二日酔いだっただろうと、
メッセージを送ったら全然平気だったらしい。すごい。
http://instagram.com/p/kmaZy_Cwtn/
フクロウの石けんをもらった。

2月20日(木)

エクストリーム出社関係でつながったのだけど、
同じ業界の方3人とお酒を飲んだのだった。
あまやんさんがセッティングしてくれて、
品川のしゃぶしゃぶがうまいお店だった。
地図の話や、赤羽の話などで盛り上がった。


みなさん個性的で、ずっと笑いっぱなしだった。
エクストリーム出社をきっかけに、
会社やいろいろな壁を越えて、
おもしろいことをしましょうという話になった。
翌朝はエクストリーム出社なので、
お酒はほろ酔い程度にして、気持よく帰った。
ありがとうございました。

2月21日(金)

ホットペッパーの取材で、大田市場へ行って、
エクストリーム出社をした。
ぼくら(?)の青春であったと言ってもよい
デイリーポータルZの「コネタ道場」の道場主である
石原たきびさんに記事を書いてもらえるのだ。
その撮影でフォトグラファーのTさん、
編集者のOさん、Kさんの同行で、
大田市場の見学コースを巡って、
喫茶店で朝ごはんを食べたのだった。
最初から最後まで、ずっと楽しくて笑っていた。
みなさんが話している内容が、すごくおもしろいのだ。
http://instagram.com/p/kp3jB3iwjb/
いつもこんなにおもしろいのですか?
と後日、石原さんにうかがったら、
市場に行った日のメンバーは毎回楽しいそうで、
あの日は、とくにみんな楽しそうだったとのこと。
そういう日にご一緒できてよかった。
あんなに楽しく仕事ができるって
ほんと素晴らしいと思ったのだった。
http://instagram.com/p/kqJpXiCwsZ/



会社へ行って仕事をして、夜に新橋へ。
飲み物の持ち込みが自由な牡蠣の店へ行った。
エクストリーム出社大会の辺りから知り合った方々と、
あまやんさんとで、うまい牡蠣を食べて、お酒を飲んだ。
Yさんは、インドア系エクストリーム出社で、
ムール貝のパエリアを作った人。
Mさんは、秋田から移動距離600キロの
エクストリーム出社をした人。
おふたりとも専門的な職業に就いていて、
心理学のことや、杉のDNAについて話してくれた。
どの話も、すごくおもしろかった。
http://instagram.com/p/krpuM5Cws_/


2月22日(土)

昼からOZmagazineの取材を受けに新橋。
喫茶店で、あまやんさんとふたりでいろいろ話す。
SBクリエイティブの編集者のSさんも同席して、
大変盛り上がった。少し疲れて家に帰って、
まだ夕方になる前だったけど、日本酒を1杯やって昼寝。
先日のイッセイさん・ダヤンさん結婚式の
引き出物のカタログの中から選んだ
たこ焼器が届いていたので、起きてたこ焼を作る。
http://instagram.com/p/ktrILyCwhU/
去年末に、たかはしさんの家でたこ焼パーティがあり、
そのときにyositosiさんが上手に作っていたのを、
よく観察していたので、ぼくもうまく作ることができた。
そして、そのコツを妹にも伝えた。技が伝承される。
http://instagram.com/p/ktsG7qiwh6/


たこ焼を食べてからジムへ行って運動をして、
映画館へ行った。レイトショーで「土竜の唄」を見た。
ビールを1本飲んでいい気分になって、
他の店に行きたくなったのだけど、
書かないといけない原稿があったので、
飲むのを我慢して家に帰ったのだけど、
結局、家でたこ焼と刺身を肴にして飲んだ。
オリンピックを見ながら。
http://instagram.com/p/kuPA3MCwo7/


2月23日(日)

昼ごろに起きたら、両親が買い物から帰ってきて、
餃子の王将のお弁当を買ってきてくれていたので食べる。
http://instagram.com/p/kvmnCMiwiE/
昨日取り掛かれなかった、
企業の人事担当者向け雑誌の原稿に取り掛かって、
だいたい書けたところで、夕方になったのでジムへ。
筋トレと有酸素運動をして、露天風呂。
出て、上大岡へ行って、本屋をぐるぐると見回って、
まだ読んでない本がいっぱいあるんだからと我慢して、
映画館へ。レイトショーで、ビール飲みながら見る。
「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」。
昨日と同じく、家に帰って、家で飲む。
http://instagram.com/p/kwuoWZiwrQ/


妹が誕生日プレゼントに、
コーヒーメーカーを買ってくれた。
http://instagram.com/p/kw0Hz3iwkk/


会社でも家でも文章を書くことが多くなって、
毎日、食べて・飲んで・話して、充実しているのだけど、
少し疲れ気味なので気をつけたい。読書が滞ったり、
文学フリマに向けての小説も書けていないので、
坐禅して、しっかりやっていきたい。

イッセイさん・ダヤンさんの結婚式に出席した。

イガラシイッセイさんとダヤンさんの結婚式。
横浜の山下公園と海と氷川丸が一望できるホテル。
ドレスを着たダヤンさんの歩き方や、
イッセイさんの言葉で、ずっと笑いが起こって、
みんな笑いっぱなしだった。ニコニコして、
ユーモアのあふれる素敵な家族なんだと思った。
http://instagram.com/p/kREkfUCwkF/
食事もたいへんうまくて、とくにシュリンプドリアと、
牛フィレ肉のポワレが、感動的にうまかった。


会社に入って、イッセイさんと友人になれたのは、
ぼくの人生の中でとても大きなことだったと思う。
同じ会社の同期になるというのは、偶然だけど、
この偶然がなかったら、と思うとおそろしい。
自分がどうなっていたかも、わからない。


毎週水曜日に、お昼にカレーを食べに行く。
ほとんど、ぼくがしゃべる。
最近読んだ本とか、考えたこととか。
イッセイさんは腕組みをして眉間にしわを寄せ、
ぼくの話に対する見解を、少しだけ述べる。
ぼくはおしゃべりな方ではない、無口な方だけど、
イッセイさんを前にすると、なぜかよくしゃべる。
自分の言っていることが正しいか、間違っていないかは、
イッセイさんに頼っている。この人が同意してくれれば、
おかしなことは言ってないと思う。


イッセイさんのすごいところは、
誠実で堅実で信頼できるというところが、
もっとも大きいのではと思う。
ノリや一時的な感情の揺れで、
間違ったことをすることがない。
小説も太鼓も投げ出さずに地道に確実に上達していく。
人を裏切ったり嘘をつくことがない。
一緒に活動をすると、ぼくの方が目立ちがちだけど、
本当はイッセイさんの方が圧倒的に強力で、
最終的にうまくいくのはイッセイさんだと、
ぼくは分かっている。で、何年か前から、
ああ、ぼくもこういう人になりたい
と思って生活するようになっていたのだった。


そういう人が、ダヤンさんという、
素直で優しい女性と結婚して、幸せになるのだから、
本当にいいことだと思った。
ダヤンさんはイッセイさんが持っていないものを、
とても多く持っている。天真爛漫。
お互いのよいものが相互に循環するから、
よいエネルギーが出ているのだと思う。


披露宴の最後の挨拶で、
イッセイさんが菅原さんに感謝の言葉を言った。
イッセイさんとダヤンさんが出会った
きっかけを作ったのが菅原さんだったのだ。
菅原さんは、ぼくらのひとつ上の先輩で、
すでにこの世にいない。
一緒に遊びに行った川で流されて亡くなったのだ。
会場でそのことをわかっている人はほとんどいない。
菅原さんにだけ届けばいいとでもいうように、
天国に向かってボソボソと感謝を伝えるイッセイさんに、
だからこの人は、と思って涙がこみ上げてきた。


おめでとうございます。
これからもよろしくお願いします。
http://instagram.com/p/kBOlOiiwkI/

「あ、これが青春だったんだ」と思った。

イガラシイッセイさんとダヤンさんの結婚式に向けて、
このブログと、昔のホームページから、
イッセイさんが登場する日記をピックアップして読んだ。
これがすごい数あった。イッセイさんなしでは、
ぼくは何もできなかったと思うほどだった。


写真とテキストをスクロールさせて、
「あー、こういうこともしたなあ」
と何度も思った。そして、そのときの気持ちになった。
イッセイさんとふたりだけで何かをするというのは、
めずらしくて、いまも続いている友人や、
そのときだけ会った人や、SNSでつながっている人や、
いつも他に誰かと一緒だった。
ほんとうにたくさんの人とぼくらは会っていた。
どうりで、会った人に渡す「へもいっ子シール」が、
何百枚もなくなっていったわけだ。
みんなで飲んで話したり、旅行をしたり、
バカなことをしたり、イベントをしたり。


写真とテキストを見ると、その時の記憶がよみがえる。
楽しかったことがほとんどだけど、楽しさの底に流れていた、
不安だったり、苦しさや、欲望だったりもよみがえってくる。
思い出すと、膝がピンと跳ね上がるような恥ずかしい記憶や、
なんであんなことをしていたのだろうと不思議に思ったり、
あれは幸せだったなあと思ったりした。
寸胴の中の具だくさんの感情のスープを、ゆっくり混ぜて、
刻まれた具が底から上がって、見え隠れするような感じ。
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で、思ったのだ。「あ、これが青春だったんだ」と。
ぼくは、自分に青春なんてなかったと思っていた。
「リア充」というものについては、遠い存在というか、
憧れてもいなかったし、斜に構えていたのだけど、
ぼくらリアル充でしたよ、とくに「へもいっ子」たち。
いま見ると、眩しいくらいに。


いまだって、あと十年後に見返したら、
すごかったと思えるのかもしれない。
けど、きっと違うんだろうなと思う。
もう少し落ち着きを持って、振り返ることになるはずで、
それは楽かもしれないけど、さみしいのかもしれない。
ぼくの青春は、どこで終わっていたのだろう。
青春が一生続くことはないのだろうし、それでいいと思う。
みんな、自分は例外だと思いながらも、
なんだかんだで、同じプロセスを踏んで、
きちんと大人になっていく。
どんな些細なことも、すべて大切なものだと思う。


で、そうだ、イッセイさん・ダヤンさん、
おめでとうございます。




今日は記録的な大雪だった。
http://instagram.com/p/kJn3z3iwrV/


ベランダに積もった雪だけで、
大きな雪だるまを作れるほどだった。
http://instagram.com/p/kKDU4yCwmQ/

文芸漫談を観てきた。スティル・ライフを読んだ。すごい豆まきをしてきた。猫のトレーナー。

おととい春っぽいと思ったら、今朝は氷が張るほど寒く、
部屋のMacBook Airのアルミの上で、練って作るタイプの
アイスクリームができるんじゃないかと思うほどだった。
神経が身体の表面に満遍なく行ってしまうからか、
心の方が手薄になって、胸がやけにひりひりした。


風邪の予防にマスクをしている。
マスクをしていると、頭がぼんやりして緊張がゆるむ。
そうすると、少しリラックスして話ができる気がする。
顔が半分隠れているのもいいみたい。職場で、
箱をかぶって仕事ができるようになればいいなと思った。

1月31日(金)

会社帰りに、下北沢の北沢タウンホール。
文芸漫談を観に行った。入場はあとの方だったのに、
最前列に座れた。いつも最前列が空いてることが多い。
毎回ひとつの文学作品について、小説家の奥泉光さんがボケて、
いとうせいこうさんがツッコむというスタイルで、
げらげら笑えるうえに、たいへん勉強になる。
今回は織田作之助の『夫婦善哉』がテーマで、
小説自体が愉快なので、とくに笑いがたくさんあった。


お蝶が稼いだお金を一晩で使ってしまう柳吉はパーソナリティ障害で、
お蝶との共依存関係で、出口なんてないんだから別れた方がいい!
と、いとうせいこうさんが力説していた。たしかにと思った。
作品の背景として、当時の主流になっていた心境的私小説への批判と、
可能性の文学」という考えが、織田作之助の中にあって、
書かれているということが、わかった。なんとなく。
それと、『夫婦善哉』の他に『六白金星』についても取り上げて、
爆笑のうちに、織田作之助のすごさがよく伝わってきたのだった。


文芸っておもしろいなあと、ほくほくした気持ちで帰った。
小説を読んで、おもしろいと思っても、
おもしろいと思った理由を意識できないと、もやもやする。
文芸漫談を聞くと、その理由がハッキリわかる。
わかったら、それはすでに一種の「あるあるネタ」であり、
読んだ人たちだけにわかる「内輪ネタ」になっているから、
余計におかしさが爆発するのではと思った。

小説の聖典(バイブル) ---漫談で読む文学入門 (河出文庫)

小説の聖典(バイブル) ---漫談で読む文学入門 (河出文庫)

2月2日(日)

土曜日は天気がわるかった。ような気がする。
家の中で読書をして、電気じゅうたんの上で昼寝をして、
また読書をして、昼寝をして、夜にジムで運動した。
日曜日も同じようにしてすごした。
池澤夏樹の『スティル・ライフ』を読んだ。

スティル・ライフ (中公文庫)

スティル・ライフ (中公文庫)

とてもおもしろかった。

 外に立つ世界とは別に、きみの中にも、一つの世界がある。きみは自分の内部の広大な薄明の世界を想像してみることができる。きみの意識は二つの世界の境界の上にいる。
 大事なのは、山脈や、人や、染色工場や、セミ時雨などからなる外の世界と、きみの中にある広い世界との間に連絡をつけること、一歩の距離をおいて並び立つ二つの世界の呼応と調和をはかることだ。
 たとえば、星を見るとかして。

 二つの世界の呼応と調和がうまくいっていると、毎日を過ごすのはずっと楽になる。心の力をよけいなことに使う必要がなくなる。
 水の味がわかり、人を怒らせることが少なくなる。
 星を正しく見るのはむずかしいが、上手になればそれだけの効果が上がるだろう。

はじめのところに出てくる、この文章で、
さっそく心が溶けそうになった。とろとろのまま、
宇宙、アルバイト、バー、雨崎、料理、山の写真など、
つながるようなつながらないような、現実のような夢のような、
美しいエピソードがばらばら出てきて、まさに星みたいだと思った。
星と星をつないで、動物とか道具とかのイメージを作るのは、
ぼくらの中の第二の世界で、外には世界がある。
その呼応と調和が取れれば楽になるというところに、
なるほどなあと感じたのと同時に、その切実なところと、
星のように遠くて、永遠に手が届かないところに、
胸がきゅーっとなったのだった。


夜に横浜へ出て、ともさんと飲んだ。
おでんと日本酒がうまい店だった。
飛露喜と九平次と、あと何を飲んだか忘れたけど、
どれもうまくて、飲みすぎた。
いろんな話ができて、とても楽しかった。

2月3日(月)

すこし二日酔い。節分。
昼ごろにkasahiさんからメッセージ。
「『すごい豆まき』に行きませんか」というお誘い。
すごい豆まきというのは、その名の通りすごい豆まきで、
東京タワーのふもとのスタジオを貸し切って、
合計1.5トンの豆を、700人でまきまくるというイベント。
前々から一度行ってみたいと思っていたので、
行きます!と返事をした。


定時退社をして赤羽橋から東京タワーへ。
入口には鬼のコスプレをした人たちが列をなしていて、
ちょっと恐いと思った。鬼だし。
開始時間はずいぶん遅れて、入場すると2キロの豆と、
目を保護するためのゴーグルの入った紙袋を手渡される。
会場はすでに豆くさい。


すぐに豆合戦みたいにぶつけあうのかと思っていたら、
豆を投げていいタイミングが厳密に決まっていて、
豆まきタイムになったら投げてよいということだった。
「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」で、
何度か見たことのある芸人さんが出てきて、
モノマネをしたら、豆まきタイムで、
芸人さんに豆をぶつけまくった。
その後は、社長鬼、キャバ嬢鬼、コスプレ鬼など、
いろんな鬼が出てきては、豆まきタイム。
最後は、これまで登場した鬼と会場中が、
豆をぶつけ合っての大騒ぎ。盛り上がった。

マンガの集中線みたいになってるのが豆。
http://instagram.com/p/j9OMR_iwoo/
爆音とカラフルなライトのもとで豆合戦。
まるで狂ったムクドリの大群のように豆がうねる。
http://instagram.com/p/j9O03BCwpc/
豆が顔に当たると痛い。肌の露出の多い鬼は、
全身がまだら模様になっていた。あと、豆で滑る人も。
ちなみに、豆は食用には適さない豆で、
使用後は堆肥として使用するとのこと。
不真面目なようでいて、真面目。
あと、バブルの香りがした。

2月4日(火)

朝、会社の用事で築地市場まで行った。
お昼に、築地の定食屋さんに連れて行ってもらい、
刺身定食と迷ったけど、焼鯖定食を食べた。
身がやわらかく、脂がひたひたにのっている。
魚の脂には、脳に直接うったえてくるものがある。
お新香と味噌汁と合わせて、たいへんうまかった。
男子が行くと、ご飯にタラコをのせてくれるんですよと、
一緒に行った方に教えていただいた。
あと、ご飯もどんぶりになったし、すごいサービス。
楽しかった。


昼に会社にもどって働いて、夜、汐留へ。
エクストリーム出社関係で雑誌の取材を受けに行った。
カバンの中を見てみたいというような特集で、
エクストリーム出社をする男のカバンを見せた。
なごやかに、たくさんお話しして、こちらも楽しかった。


1日よく動いたと静かに充実した気持ちになって、
家に帰ったら、注文していたトレーナーが届いていた。
妹に写真を撮ってもらって、Twitterに出したところ、
いろんな反応があった。
http://instagram.com/p/j_wPWsCwsB/
似合う・似合わないじゃないんだ。着たい! と思ったら着る。
それだけなんだ。
フォロワーが少し減った気がする。


早めに寝た。

ページ内の住所文字列をMapFan+で検索するブックマークレット

このブログにきてくれている人のうちで、
MapFan+というiPhone/iPadのマップアプリを
どれくらいの人が使っているかわからないのだけど、
ぼくは、けっこう使っています。

MapFan+ (地図・ナビ・渋滞)

MapFan+ (地図・ナビ・渋滞)

  • INCREMENT P CORPORATION
  • ナビゲーション
  • 無料
とくに使うのは、打合せ先に出かけるときとか、
遊びや飲み会の場所へ向かうときなのですが、
そういうときって、施設のアクセスページや、
ぐるなびや食べログのページをブラウザで表示して、
住所のところを慎重に指でなぞって範囲選択して、
余計なところまで選択したりしつつコピーして、
それをアプリを立ち上げて貼り付けて、検索。
というのをよくやっていて、面倒だなあと思っていたのです。


じゃあ、ブラウザから直接開けるiPhone標準のマップや、
Googleマップじゃいけないの? と思われるかもしれませんが、
MapFan+は、やっぱり、地図の情報や操作性がなかなかよくて、
くやしいことに使いよかったりするのです
(くやしいってことないか)。


で、その面倒な作業(住所をコピーして貼り付ける)を
しなくてすむブックマークレットを作りました。
(ブックマークレットというのは、ブラウザのブックマークに
Javascriptを入れて、いろいろ便利にする機能です)。


使い方は次の通り。

1.MapFan+をインストールしてなかったら、する
2.safariで適当なページをブックマークする
3.追加したブックマークを編集する
具体的には次の2つ。
・ブックマーク名を「MapFan+で開く」のような名前に変える。
・下記のコードを丸ごとコピーして、アドレス欄に貼り付ける。

javascript:str=document.getElementsByTagName("body")[0].innerText;str=str.match(/([^"'=])((北海道|東京都|(大阪|京都)府|(神奈川|和歌山|鹿児島)県|[^\s\w\d ]{2}県)[^\s\w\d ]{1,6}[市郡区町村][^\s\w\d ]{1,20}[\d0-9〇一-九十上下東西]+[^\s '"<)」】]*)/);str=str[0].replace(/\s+/g,"");encstr=encodeURI(str);location.href=%27mapfanplus:/?TYPE=FS&KW=%27+encstr;

下の「ブックマークの編集」画面の吹き出し部分を変えます。
f:id:shiinaneko:20140130000317j:plain
これで準備完了です。


実際に使ってみるには、住所のあるページを開いてから、
さっき作ったブックマーク「MapFan+で開く」をタップします。
f:id:shiinaneko:20140130000315j:plain
そうすると、あらかじめ住所検索をした状態で、
MapFan+が立ち上がります。
f:id:shiinaneko:20140130000314j:plain
あとは住所をクリックすると地図が出ます。
f:id:shiinaneko:20140130000316j:plain


どうなんだろう。ぼくは、わりと便利になったのですが、
みなさんどうでしょう。というか、ほとんどの人に、
何をしているのか伝わっていないような気がしています。



正規表現で住所をとるところはこちらを参考にさせていただきました。
HTML内の住所にマッチする正規表現 | アライドアーキテクツ エンジニアブログ