いろいろ

このまえ、Raspberry piを壊してしまったと書きましたが、
新しいのを買いました。同僚のTさんが間違って2個買ってしまったとのことで、
1個売っていただいたのです。最新型はwifiが標準で搭載されている。すごい。

https://www.instagram.com/p/BDikIZzCwnp/

たのしみに見ていたアニメ「おそ松さん」が最終回を迎えた。
よくわからないが、おもしろかった。おそ松さんはあまり期待せずに、
深夜にビールでも飲みながらぼんやり見るのが好きな見方である。
来週からないのかと思うと、さみしい。

もうひとつ、「僕だけがいない街」も終わった。
ラストまで毎回引きつけられる内容だった。
来期はおもしろいアニメはあるのだろうか。
いつもおもしろいと聞いてから見始めるので、
だいたい1、2話目を見逃してしまい、くやしい思いをする。


あとおもしろかったのは、Eテレで見た「浦沢直樹の漫勉」。
古屋兎丸氏の回。鉛筆の芯を紙やすりで粉にして、
それを水で溶いて筆で塗っていく手法が、見ていてやりたくなった。
鉛筆の芯なので、練り消しで消せるし、重ねて塗っていくことで、
少しずつ色をつけていけるらしい。テレビを見ながら、
芯ホルダーと4Bの芯と練り消しをAmazonで注文をしてしまった。

https://www.instagram.com/p/BDikWBjCwoV/

文学フリマ向けに小説も書かないとだし、いろいろ忙しい。

モンゴル料理を食べたり、エクストリーマーズを見た

友人の中田舞子さんがやっているマンガ雑誌「ビッグシシュー」の集まりが、
幡ヶ谷のモンゴル料理店であり、そこでラム肉を食べた。おいしかった。
帰りは最寄り駅までの電車を逃してしまい、一時間ほど家まで歩いた。
マンガ描くぞ。

日曜は、録画しておいたエクストリーム出社の番組を見た。
フジテレビで深夜に放送された番組で「エクストリーマーズ」という。
www.fujitv.co.jp
エクストリーム出社協会にも相談があって、
あまやんさんがいろいろ対応してくださったのだけど、
結果的に協会としての出演とかはなかった。
https://www.instagram.com/p/BDda_idiwjB/
番組はとてもおもしろかった。
世界一のエクストリーム出社を決めるという内容で、
退社してから翌朝の出社までのエクストリーム出社が4つ披露された。

  • 4種目のスポーツをこなしてから出社
  • 台湾に行ってプロポーズをしてから出社
  • 上毛高原で温泉、朝にバンジージャンプしてから出社
  • リフォームして不動産屋に査定してもらってから出社

画面に残り時間が表示されていて緊迫感があり、
ナレーションが実況放送みたいにエクストリーム出社のおかしさをうまく伝えていて、
それを見てコメントするテリー伊藤さんのツッコミもおかしくて、
テレビってさすがだなと思った。あとは、競技なので解説があってもいいなと思った。

エクストリーム出社のおかしさを、まったく初めてのひとに伝えるのは、
意外とむずかしく、うまくいかないと、やっている本人だけがおもしろい
という状況になりがちなのだけど(もちろんそれはそれでよいのだけど)、
こうやって広くたくさんの人に楽しんでもらうために、
画面やナレーションや出演者や構成をいろいろ工夫していただけて感動した。
エクストリーム出社の可能性を信じてもらえたこともうれしかった。
https://www.instagram.com/p/BDdbK1aiwjm/
そして、数年前の夏に、あまやんさんとぼくで遊び化した
「エクストリーム出社」がこうやって全国放送のテレビで見れるのは、
あらためてすごいことだなと思った。北海道テレビさんでも
「イカナイバネ」という番組でやっていただいたこともあったし。

第二回の出場者を募集していたので、続編があるみたいなので、
いまから楽しみにしている。シリーズ化してほしいなあ。

長野県の武重本家酒造の酒蔵開放へ行ったのだった。

20、21日で一泊二日の旅行をしたのだった。
長野県佐久市の武重本家酒造が、
春分の日に酒蔵を開放するというイベントに行ったのだ。
これを教えてくれたYUさんと行ったが、デートとかではない。


武重本家酒造の酒蔵開放


10連休の取得中だったので昼夜が逆転して、
いつもなら布団に入る時刻の朝6時に家を出て、
東京駅に行って、北陸新幹線に1時間半。佐久平駅に着いた。
自由席だったけど座っていくことができた。
佐久平駅からは、さらにバスに30分ほど乗る。
移動中は眠くて、ずっと眠っていた。
バスの乗客のほぼ全員が武重本家酒造のある停留所で降りた。
みんなこのイベントを目指していたのだ。

周囲には観光用のバスや、地元の人がクルマで来ていて、
大きめの駐車スペースに交通を誘導する人たちが何人もいて、
けっこう大きなイベントという印象を受けた。
去年は1700人も来場したそうだ。

それにしても景色がよく、のどかで、お天気もよく、
ぼーっとしているだけで、神経が安らいでいく感じがした。
武重本家酒造の建物は、文化財に指定されている古くて立派なもので、
近くで映画「たそがれ清兵衛」の撮影が行われたり、
「サマーウォーズ」の陣内家のモデルになったりしていて、
舞台にしたくなる感じがわかる気がした。


受付で試飲用のお猪口をいただいて、
お酒の製造工程と酒蔵を見て、試飲会場に入ると、
いい感じに酔った人たちがたくさんいた。で、みんな自分で注いて飲んでいる。
武重本家酒造は「御園竹」と「牧水」という2つの銘柄がメインらしく、
これを中心として30種類ほどのお酒を飲み比べることができた。
これがほんとどれも超うまく、しかも好きなだけ飲んでもよく、
すべて無料という大盤振る舞いで、テンション鬼上げ状態になった。

こんな夢のような空間で、酔ったひとが多くなると、
暴動が起こったらどうしようと思ったが、
みなさん紳士的にお酒の味を楽しんでいる様子だった。
食べ物も販売されていて、地元の蓼科牛のハンバーガーや、
観音峯の白土馬鈴薯のコロッケ、その場で打って茹でた二八蕎麦があって、
蕎麦を食べたのだけど、やっぱりうまい。漬物もうまい。

お土産にお酒を買って(リュックに入れたのだけど重かった)、
よい気分で少し歩いてから、タクシーで春日温泉の宿へ。

「春日温泉かすがの森」という施設で、森というだけあって山の奥だった。
蓼科牛のすき焼きや、この地域ならではの山の幸やらで大変うまく、
ボリュームもあって大変満足した。
お酒は昼に飲みまくったのでビールだけにした。
あと、とてもよかったのは露天温泉で、
つるっとした感触のアルカリ性で、源泉はぬるめ。
のぼせないので、夜空を眺めながら30分ほど浸かった。
来てよかった。部屋に戻ると猛烈な眠気で22時頃に寝た。


翌朝、ひとっ風呂浴びて、宿から佐久平駅までクルマで送ってもらい、
ふたたび新幹線で帰る。YUさんは軽井沢の美術館へ行くとのことで、
軽井沢駅で降りた。ぼくはそのまま乗って、昼過ぎに家に着いて、
本を読んだり、夕方にジムで運動したりした。

しばらく旅行をしていなかったなと思った。
予定を立てて定期的にしたいものです。


八ヶ岳と思われる山と佐久市のマスコット

空気清浄機をきれいにしている。

花粉がすごくて、鼻が出て目がかゆく頭がぼーっとするので、
重い腰を上げて、空気清浄機を動かすことにした。
もう2年以上動かしていない。
中途半端によい機種を買ったので、
内部構造が何層ものフィルターになっていて、
オプションも多く、それらを取り外して交換したり、
中性洗剤で洗ったり、つけ置きしたりするのが大変面倒くさく、
機能が低下してからずっとほったらかしにしていたのだった(2年間)。

外側(部屋の空気を一手に引き寄せるから汚れのつき方がすごい)を
ゲキ落ちくんで丁寧に取り、カバーを外し、紙やゴムや金属でできた、
いくつものフィルターを外し、取り替えるものは取り替え、洗うものは洗う。
想像以上に内部は汚れていて、水を何度替えても黒くなるほど。洗い甲斐がある。
真っ黒なパーツを水をかけながらごしごし洗っていると、
汚れが落ちて次第に文字が浮き出てきた。読むと、

水洗い不可

と書かれていた。
洗ってしまったものはしょうがない。
いまベランダに干している。


https://www.instagram.com/p/BDFMvrWCwl8/


めずらしく午前中に起きることができた(今週は毎日13時まで寝ていた)ので、
こういうこと(清浄機の清掃とか)ができる。
昼夜が逆転しているのはマンガを読んだりして、
寝るのが朝8時になっていたからで、
放っておくとこういうことになる。
こうならないためにも、会社って必要なんだなと思う。

パラサイトシングルなので、昼は母とパンや寿司を食べる。
お互いに、もごもごしゃべって滑舌がわるく、耳も遠くなってきたので、
ひと言で通じず、「ええっ?」とだいたい聞き返す。
互いに話しては聞き返すの繰り返しで、話が進まない。
ぼくは目もわるくなってきたみたいで、スマホで文字を打つときに、
「ピ」と「ビ」、「パ」と「バ」の見分けがつかない。
適当に打って予測変換の力を借りる。
「ピーマン」と打ちたくて、「ピー」まで入力しても、
「ピーマン」が出てこなかったら、これは「ビ」だったんだと思う。

ぞっとするだろう?

マンガ読んだり、アニメ見たりしている。

先週の土曜から10連休中で、家でずっとゴロゴロしています。
映画館へ行って「マネー・ショート」を観ました。
サブプライム危機やリーマンショックで儲けた人を描いたノンフィクションの映画化。

おもしろく、資本主義経済の問題点を指摘する内容で楽しめました。
ブラッドピット氏は出演だけでなくプロデュースもしていて、
プロデューサーとしては「それでも夜は明ける」で、
奴隷として売られた黒人の体験談を元にした作品もしていて
(第86回アカデミー作品賞受賞)、
どちらも心に残って社会について考えさせる内容で、
ブラピすげえなと思いました。

それでも夜は明ける [Blu-ray]

それでも夜は明ける [Blu-ray]

マネーショートでは、主人公たちは大規模な株の空売りをして、
経済が破綻する方に賭け、副題に「華麗なる大逆転」とある通り、
大儲けして浮かれて喜ぶのですが、
トレーダー役のブラッドピットは浮かれる仲間のトレーダーを叱るのです。
我々が勝つということは失業者がたくさん出るんだぞ、
みたいなことを言うシーンが印象に残りました。
作品全体としては経済のシステムの矛盾と虚しさが描かれていて、
なので「華麗なる大逆転」という副題はちょっとどうかしらと思いました。
原題は「The Big Short」だけですし。


映画のほかはマンガを読みました。
「アイアムアヒーロー」を1〜18巻まで借りてきて一気に読みました。

アイアムアヒーロー(1) (ビッグコミックス)

アイアムアヒーロー(1) (ビッグコミックス)

主人公含め、出てくるキャラクターがほぼどうしようもない奴ばかりで、
それも日常でよく遭遇するようなタイプの嫌な奴であったりして、
そういうのが次々ゾンビになって殺されたりしていくので、
うわーというか痛快というか、複雑な気持ちになりました。
そして、こういう嫌な性格は、自分の中にも存在しているのだとも感じました。
環境や状況が違うだけで嫌な性質が巨大化していなかっただけとか、
表出していないだけといったことを考えました。
作品全体に怒りというかルサンチマンみたいなものがすごい渦巻いていて、
それが具体的に、ときに抽象的に描かれていて、凄まじいと思いました。
あと、箱根湯本とか小田原とか西湘バイパスとか、
見たことある景色がたくさん出てきてリアルでした。
特に箱根のシーンでは、「かっぱ天国」だと思ったら、
作中では「てんぐ天国」になっていて少し笑った。


あまりに「アイアムアヒーロー」が重たかったのと、
マンガをレンタルしたTSUTAYAでは10冊で750円と、
8冊(800円)より10冊借りた方が安くなるので、
近くにあったライトそうなマンガ「月刊少女野崎くん」を数合わせ的に、
2冊だけ借りました。で、読んだら、超おもしろくてはまりました。
翌日すぐに3巻〜7巻を借りました。

月刊少女野崎くん(1) (ガンガンコミックスONLINE)

月刊少女野崎くん(1) (ガンガンコミックスONLINE)

少女マンガの主人公のような女子高生が、好きな同級生に告白したら、
その男が月刊誌に連載しているマンガ家(少女マンガ)だったという話。

ぼくはあまりマンガを読まないのでよくわからないのですが、
最近の4コママンガって、こんなにおもしろくなっているのでしょうか。
キャラクターも魅力的だし、ギャグも緻密に計算されている感じがするし、
1号の4コマの集合でひとつの起承転結のようになりつつ、
早すぎず遅すぎずのいい感じのペースで世界観が深く広く掘り下げられ、
気がつくと、その世界のバックグラウンドがインプットされていて、
いきなり読んだらわからないようなネタがしみじみおもしろく、
完全に抜けられなくなっている。
やはり設定がすごいと思う。無骨な男子高校生が少女マンガを描いていて、
学園の友達が、ベタ、トーン、効果、背景とアシスタントになっていたり。
少女マンガというものを引いて見たときのおかしさと、
その少女マンガを作る少女マンガという入れ子構造になっている。
「バクマン」は少年マンガを描く少年マンガだから、
それの少女マンガ版なのかと思ったけど、
「野崎くん」の方が、次元がひとつ上な気がするのはなぜだろう。
マンガを描くという行為そのものを客観的にギャグにしているからだろうか。
おもわず、Netflixに入って(まだ無料期間)、
アニメも12話すべて見てしまった。
こちらも丁寧によくできていると思った。オープニングがカッコいい。


ところでデスクライト買いました。
勉強のために買ったのですが、いまのところマンガ読むためにしか使っていません。
37歳、これでいいのだろうか。
https://www.instagram.com/p/BDBAWrJiwlu/