引越しをして1週間経った。

横浜の実家から都内に引っ越して1週間が経ちました。
もう2、3週間すごしているような気がします。
オフィスが変わり、住む場所が変わり、生活ががらりと変わって、
日々いろいろなことが新しく、五感が刺激されるから、
時間の感覚が引き延ばされて、長く感じられるのかもしれません。

会社から徒歩で10分、自転車だと3分で着くところに、
部屋を借りて住んでいます。もし引越しをしていなかったら、
通勤に片道2時間弱かかっていたはずなので、毎日だいたい4時間を
ひとり暮らしをすることで浮かしている計算になります。

浮いた4時間をすべて創作活動に注ぎ込めば相当なことができるのでは、
と思ったのですが、もちろんそうはいかず、
実家にいたときにやらずにすんでいた家事全般をするわけで、
それに費やす時間が4時間を超えたら、
そもそもひとり暮ししない方が時間があったということになるので、
何にどのくらいの時間を要したかを計測しながら、
ルーチンワークのプロセス改善を考えなら生活をしています。

調理について

改善のひとつとして、料理の「作り置き」というのがあります。
休日に3時間ほどかけて日持ちする料理を作り、タッパーや瓶に入れて保存し、
少しずつ食べることで、平日の調理時間を大幅に削減するというものです。

つくおき 週末まとめて作り置きレシピ (美人時間ブック)

つくおき 週末まとめて作り置きレシピ (美人時間ブック)

本を買って、料理初心者でもできるという箇所から、
ゆで鶏きゅうり、切り干し大根の煮物、コーンと玉ねぎのバターしょうゆ炒め、
ピーマンとちくわのきんぴらを作ってみました。
切り干し大根の煮物は、出来立ては味が薄く感じましたが、
数日するとちょうどよくなってきて、うまかったです。
逆に、コーンと玉ねぎのバターしょうゆ炒めは、
出来立てはちょうどよかったのですが、数日で塩辛くなってきて、
食べきれずに捨ててしまいました。

それと、ピーマンとちくわのきんぴらは、
完成間近にフライパンごとキッチンの床にぶちまけて、
床が胡麻油の香ばしい匂いになり、全部捨てる羽目になりました。
とても悲しかったです。料理もうやめようかと思ったほどです。

ところで、料理を床にぶちまけたり、
さっきは洗濯機の蓋に液体洗剤をぶちまけたりしてしまったのですが、
このようなエラーを悲しみにとらわれずに冷静に観察すると、
自分はどういうときに失敗を犯すのかがよくわかります。
次の2点だと思いました。

  • 慌てているとき(慌てる必要などないのに)
  • 作業を並行してしようとしたとき

慌てているから、物事を並行して進めようとしているのでしょうが、
そうすると片方への意識が分散して、物を落としたりしています。
失敗してさらに慌てて、余計な失敗を重ねてしまいます。
忘れ物だとか、あれどこに置いたっけ? みたいなことも、
あれをして、これをして、と並行して考えているときに起こります。
並行せずにひとつひとつに集中してやること。
そのためには、「落ち着き」が欠かせないのです。
「落ち着け!」と大書した掛け軸を壁に飾りたいほどです。

で、土日に作った作り置きは、月〜金の朝昼晩でとても活躍しました。
作り置きだけでは足りないので、魚や肉を買ってきて焼いたり、
惣菜を買ってきたりしました。少しずつ慣れてきて、
買い物、調理、食事、片付けまでで2時間を切るぐらいになってきました。
時間をより短縮するために、生産性の高い道具や収納を導入し、
それらの位置、動線を意識して、最適な流れを見つけたいです。
クリティカルパスメソッドでタスク管理していきたいです。
https://www.instagram.com/p/BGOt5ryiwsj/
朝食・昼食
https://www.instagram.com/p/BGOt4Uliwsi/
夕食

通勤時間について

晴れていて自転車が使えれば、片道3分ほどで会社に着くようになりました
(いままでは、横浜市営地下鉄と東海道線を使って1時間ほどかかっていました)。
その結果、通勤のストレスがなくなりました。
満員電車に乗らずにすむのが助かります。
混雑した駅構内を我が物顔で突進してくる人々や、
歩きスマホをして通行を妨げる人に遭遇しないのも助かります。
イライラすることがなくなりました。とくに夏の通勤などは、
それだけで1日の体力の半分は消耗するほど疲れていましたので、
大いに助かります。よく会社と家の距離が近いと、
オンとオフの切り替えが難しくない? と聞かれるのですが、
切り替えのことは気になりませんでした。
たぶん、ぼくはずっとオフのままなんだと思います。

もうひとついいと思ったのは、昼休みに一時帰宅できることです。
正午にチャイムが鳴り、10分後には家にいます。
前日の冷やご飯を炒めて、作り置きをおかずにして食べたりして、
ソファーでコーヒーを飲んで本を読んで、
30分ほどくつろいでから会社にもどります。昼食代も節約できますし、
汗ばむ日などはシャワーを浴びてリフレッシュしたりできそうです。
昼休み後に、もしぼくがほてっていたら、
風呂に入ってきたんだと思ってください。

環境について

住んでいるのは、千駄木と駒込と田端と千石の真ん中あたりで、
静かな住宅街です。東京ってどこもうるさいんじゃないの、
と神奈川県民であるぼくは不安に思っていたのですが、とても静かです。
朝と夜は、クルマも人もほとんど通らなくなり、
深夜の鎌倉街道みたいだなと思うほどでした。

買い物はスーパーがあちこちに(会社の下にも)あり、
不便を感じませんが、どこが安いのかとかそういうのがまだわかりません。
自転車を使えば、神保町、秋葉原、上野までわりと早く行けますので、
古本やら電子部品やら欲しいものがだいたい手に入ります。

よさそうな飲食店、飲み屋も多く、
とくに谷根千と言われているエリアや、上野・湯島の辺り、
JR駒込駅の東口の通りに注目しています。
少しずつ行ってみようと思います。

駅があちこちにあるのですが、それぞれ家から15分ほどかかります。
三田線、南北線、山手線、千代田線があるので、
どこへでも行きやすいでしょう。たぶん。

運動について

引っ越すときに、これまで通っていたスポーツジムをやめてしまったので、
運動する機会を自ら作らないといけないなと思っています。
会社の隣にスポーツジムがあるのですが、いまのぼくの身では、
月1万円の出費は抑えたいところでして、
区のスポーツセンターがないか調べたら、
文京区民スポーツセンターが茗荷谷の辺りにあり、
ここなら自転車で通えるうえに1ヶ月2800円と安くていいのです。
ところが、先日見に行ったら、
清潔で広めでそんなに混んでなくてよさそうだったのですが、
今年の冬から1年半の改修工事があるらしく、どうしようかなと思っています。

とは言っても、ジョギングさえできればいいので、
ジムに通わずに家の周辺を走ればよいようにも思います。
朝5時に起きて、根津神社までジョギングしてお参りしてきたのですが、
往復3kmで時間は30分ほど。これでよいような気もします。
漱石の旧宅の跡があって、雰囲気もとてもよかったです。
https://www.instagram.com/p/BGKrATkCwlD/

散歩について

散歩するのが好きなのですが、周辺に神社や寺、名所旧跡、
個性的なお店が豊富にあり、歩いていて飽きません。
大きな庭園、六義園や小石川植物園など緑も多いです。
タモリのTOKYO坂道美学入門を見て風情のある坂道を歩いたり、

新訂版 タモリのTOKYO坂道美学入門

新訂版 タモリのTOKYO坂道美学入門

漱石や鴎外など文士が暮らしていた場所を見たり、
歴史を感じるところでもあります。
先日は白山通りをずっと歩いて、皇居まで行きました。
エリアによって街の表情がだいぶ異なっていて、それぞれおもしろいです。
https://www.instagram.com/p/BGOuLWmCwtF/
夜に歩くのも気持ちがよく、夜11までやっている
ほうろうという古書店へ行ってみました(友人に教えてもらいました)。
音楽関係の本が充実していて、他ジャンルも幅広く価格も安く、
素敵な古書店で、しみじみしました。そこで本を買って、
ふくの湯という銭湯に寄って、温まって帰ったのですが至福でした。
ふくの湯は、よくある昔ながらの銭湯とは違って新しく、
ロッカーから浴場のタイルまで、内装にこだわりが感じられました。
https://www.instagram.com/p/BGOjY-BCwnY/

テレビもインターネットもない

インターネットの回線工事をまだしていないので、
Wi-fiがない生活なので、スマホでテザリングしてブログを更新しています。
ネットはなければないで、それはそれでいいような気もします。
テレビがないのには、引っ越して数日間さみしい気持ちになりました。
習慣として家に帰るなりテレビのスイッチを入れていたのだなと思いました。
テレビ依存症から、しばらく禁断症状のような不安があり、
どうでもいいバラエティ番組が見たい症候群で、
代替品としてYoutubeやRadikoを付けっ放しにしていたら、
すぐにデータ使用量の上限に達し、3G回線に切り替わって不便になりました。

しかし、ネットで動画見たりテレビを見たりして、
それは楽しいのですが、よく考えると、
別に見なくてもいいじゃないかと思ったりもします。
それと、ネットとテレビがないことが理由かわかりませんが、
早寝早起になっています(いつまで続くかわかりませんが)。
何もすることがないのです。

思い込みの強さ

地図を見ながら歩いていると、自分の思い込みの強さにたびたび参りました。
こっちからきて、こっちに曲がったから、こう行けばあそこに着く。
と本気で思って歩いて道に迷い、地図を見ると違うところに来ています。
いったん立ち止まって、よく見直せばよいのに、
年齢が上がったせいもあってか、方向転換がしずらくなっている。
道を歩くとき以外に、料理をするときや、家具を組み立てるときなども同様です。

反対に、手順に従って、ゆっくり落ち着いてやれば、
だいたいうまくいくこともわかりました。
Linuxマシンにパッケージを入れるときみたいに、何も省略せずに、
勝手な推測・思い込みを客観的に排除して、ひとつひとつ確認しながら丁寧に進める。
料理も弱い火で、落ち着いてやると、おいしくなる気がします。
ひとりでいると、自分のことがよく見えてくるものなのですね。

いろいろ組み立てた

それにしても、この1週間はネットで注文した家具を組み立てました。
机、椅子、棚、テーブル、ソファー、カラーボックス、ワゴンなど。

創作について

そう、もともとは創作活動に時間を集中するために、
引越しをしようというのがありました。
いまのところ、慣れない家事をするのに手一杯で、
疲れてブログを書くぐらいしかできませんが、
余裕が出てきたら何かしていきたいと思います。


いろいろ書きましたが、とても快適にすごしています。

https://www.instagram.com/p/BGJn2xyCwsI/
できるだけ優雅に見えるように自撮りしました。

引越しをしました

5月の文学フリマを終えてからは、引越しの準備をしていました。
そうなのです、引越しをするのです、というか今日引越しをしました。
なぜいまさら、というと会社の場所が川崎から駒込に移転して、
横浜から通勤すると二時間弱かかってしまうからでして、
それを朝晩やるにはもうわしは歳をとりすぎたということで、
ひとり暮らしをすることにしたのです。

ひとり暮らしというのは、たいてい二十代前半で実家を出て、
親元を離れ社会人になり経済的・精神的に独立するという意味で、
引越しをするのが一般的なのではないかと思われます。
ぼくの歳(37)で引越しというと、
結婚する
とか、
結婚して子どもが産まれて広めのところへ移る
とか、そういう人生のステージの中盤のイベント
と見なされがちですが、そういう類のものではありません。
ただただ、初のひとり暮らしを始めるおじさんなのです、私は。
日本パラサイトシングル協会を作りたい
とか、
実家に骨を埋める
と豪語していたのですが、まさか実家を出るとは、
自分がいちばん驚いています。

で、今日の9時に引越し屋さんが来て、荷物を搬出して、
11時半には搬入が始まって、正午には作業が完了しました。
あっという間でした。
https://www.instagram.com/p/BF5jDEIiwvQ/

新居のまわりには駅がたくさんあり便利そうなのですが、
駒込、田端、西日暮里、千石、千駄木のどこからでも
約15分歩かないといけないので、すこし不便かもしれません。
今日は東京上野ラインで上野まで行って、バスで行きました。
選択肢が多すぎると疲れますし、
地理を頭に入れようと毎回行き方を変えているのですが、
いまだに家の場所があやふやで、地図アプリを見ながら、
家の前を何度も通りすぎたりしました。

https://www.instagram.com/p/BF6Pw5Oiwqz/

住む場所と、働く場所と、遊ぶ場所、考える場所を
近接させる実験のようにも思っています。
いろいろ書いていきたいと思います。

突き抜け11の通販始めました。よく飲んでいる。散歩して古本屋を見たりした。

そうそう、「突き抜け11」の通販を始めましたよ。

こちらからお申し込みください。
docs.google.com

収録作と作者はこちらの通りです。

「酒抜き地蔵」 鈴木 鹿
「パブリック・ストリング・カルテット」 イガラシ イッセイ
「ドライブカウンセラー」 たかはし りょうた
「大晦日の習慣」 春昆布
「しーなねこ十篇」 椎名 隆彦
「ポコンとズレる」 高林 村

ページ数は80ページ。短くて読みやすくなっています。
表紙の青空みたいに軽くて抜けるような読後感だと思います。
よろしかったら、ぜひ。

5月3日

会社の先輩のOさんと、イガラシイッセイ氏と上大岡で飲んだ。
焼き鳥の鳥火。煮込みと刺身がついた焼き鳥のセット。
ビールと日本酒。うまい。
いろいろなお話を聞くことができて、とても楽しかった。
だけど、飲みすぎたみたいで、ぼくが何を話したかあまり覚えていない。
Oさんが産休に入る直前に貸してくださった本を読むのが楽しみです。
帰りにポカリスエットを2リットル飲みながら帰ったら、
二日酔いがほとんどなかった。

5月4日

おのしゅうさんと上大岡で飲んだ。
4月30日も上大岡で飲んだので(ひとりで)、
そればかりしている。焼き鳥ばかり食べてる。
おのしゅうさんと行ったのは、ろばた焼の安兵衛。うまかった。
https://www.instagram.com/p/BFB_sTVCwpT/
二軒目に庵蔵という蕎麦のあるバルへ。こちらもうまい。
飲みすぎと食べすぎ。写真は電柱に抱きつくおのしゅうさん。
https://www.instagram.com/p/BE_MYTTiwpm/
帰りにポカリスエットを2リットル飲みながら帰ったら、
やはり二日酔いがほとんどなかった。
二日酔いは、脱水症状だったのだ。

5月5日

5月末に会社が移転するので、引越しをする予定でいる。
そのため、通っていたスポーツジムを解約してしまったので、
定期的に運動して汗を流す機会がなくなってしまった。
なので、散歩をした。家から関内まで7kmほど。
ジムは効率的に運動できて時間を節約できるんだなと、いまさら思った。
一定のペースで狭い範囲で運動をして、すぐにシャワーを浴びて帰れる。
コンパクトにまとまっている。ジム以外で運動すると、当然だけど、
ジム以外のいろんな情報が入ってくる。時間もかけないといけないから、
外部の刺激を受けて人生のこととか考える。これもとてもよい。
ジムでは人生のこととかあまり考えない。

関内手前のイセザキモールに古本屋がいくつかあって、
一店一店気になってしまうので、じっくり見た。
ところで、今日は紙ゴミの日だったらしく、
散歩中に雑誌や本が道に捨てられているのを見るたびに、
足をゆっくり運んで、本のタイトルを確認してしまった。

で、古本屋なのだけど、最後に入った馬燈書房というところがとてもよかった。
品揃えが偏っているというか、心理とイギリスについての本がやけに多くて、
イギリスについてというのは、イギリス人の生活とか文学とかいろいろで、
イギリスを研究している人から本をまとめて引き取ったのではと思った。
古本屋さんの棚を見ていると、
「この本とこの本、同じ人が売ったんだろうな」
と思うことがよくある。棚にばらばらに配置されていても、
そのだれか知らない人の趣味とか性格のパターンが、
一本の線となって、いくつかの本を繋いでいて、
こういう感じの人が売りに来たんだろうなと勝手に想像するのだけど、
実際のところどうなのだろう。
ぼくと同じようなことに興味のある人がこの書店を訪れたのだなと思ったり、
私にもそういう時期がありましたという気持ちになったり、
次はこういうことに興味を持ち始めるのだろうなぼくはと思ったりで、
だれかと、または過去や未来の自分と会っているような気分になるのだった。

会計のときに、「なんかイギリスの本が多いですね」と言ったら、
たまたまそういう取引があったようで、
お店はオープンからまだ数週間しか経っていないそうで、
なるほどなあと思った。また来たいと思った。
100円の本ばかり買ってしまって、ちょっと申し訳ないなと思った。

あと、あまりにイギリスイギリスってなってたので、
思わず「イギリス人の生活」という本を買ってしまった。
https://www.instagram.com/p/BFBZ21HiwiM/

リツイートで動作する風船割りマシーンを作った

連休になったので、Raspberry pi 3で工作をしました。
リツイート数をリアルタイムでカウントして、
ある数に達したら水風船が割れる
風船割りマシーンです。
https://www.instagram.com/p/BFMFonmCwjr/
頭上にあるのが水風船と風船割りマシーンです。

https://www.instagram.com/p/BFMFFDViwio/
Raspberry piにサーボモーターを取り付け、
モーターが回転したら糸が引っ張られて、
針の付いた棒が倒れて、風船が割れる仕組みです。

制御はPythonというプログラミング言語でやります。
TweepyというTwitterAPIを簡単に使えるライブラリがあるので、
それを使って、自分のツイートがリツイートされた数をカウントします。
リアルタイムで数えたいので、Streaming APIを使います。

準備が整ったので、
「10回リツイートされたら風船が割れます」
という内容でツイートしました。
ツイートを見た人や、リツイートした人が風船が割れる様子を見れるように、
Youtubeのライブストリーム(生中継)をしました。
ネットからした「リツイート」とか「イイネ」で、
画面の中のひとに何かが起こるというのをやりたかったのです。

で、開始したのですが10リツイートってなかなかいかないものですね。
風が強くて、針の付いた棒が誤作動するのではないかと冷や冷やしながら、
40分ほど待ちました。そして、ついにそのときが来ました。
モーターがジジジジジと回りだし、カタッと針が落ちてきました。

が、割れませんでした。上の写真の通り、
針が当たってはいるのですが重さが足りずに、
ぽよ~んとなって止まってしまいました。失敗!
みなさんにリツイートを煽っておきながら割れないという
とても申し訳ない結果になってしまいました。


なぜなぜ分析をして、針に重り(乾電池)を付け、
風船には限界まで水を詰めて表面を薄く割れやすくしました。


たっぷり

それと10リツイートまで待つのがつらいので、
5リツイートにしました。
そしたら、

すぐ割れました。

30分ぐらいかかるかと思っていたら、
3分ほどでした。みなさん早い。
あと水の量が想像以上にすごくて笑ってしまいました。
寒かったです。


気付いたことは、Youtubeのライブストリーミングは、
うちの通信環境のせいか十数秒ほどタイムラグがあったので、
見ている人たちにとっては、10リツイートになってすぐに割れる
という感じにならなかったので、どうしたものでしょう。

水風船の破裂でどれくらい水が飛ぶかわからなかったので、
Raspberry piを風船から離れたところに置いて、
糸で仕掛けを動かしてややこしくなってしまったのだけど、
動画を見るとそんなに上に飛んでないので、
モーターから直接針を動かすようにしたいと思いました。

思い込みについて

連休に入りました。金曜から休みだったのに、
てっきり土曜から休みだと思って、
曜日をずっと勘違いしていました。

木曜の夜に「あれ? タモリ倶楽部やってないな」と思ったり、
金曜に「あれ? 王様のブランチ今日やってないのか」と感じ、
そして今日、ぼくの中では完全に「日曜日」で、
文学フリマ当日だったので、早起きをして着替えて、
本を段ボールに入れて、小銭を準備して、
鈴木鹿さんにいただいたバターサンドを冷蔵庫から出し、
バスの時刻表を確認して、今日が30日であることに気づいた。
それでもしばらく勘違いしていたことを受け入れることができず、
何度も入念に確認して、「文学フリマは明日だ」と理解した。
こえええ、と思った。

年齢が上がると、思い込みが激しくなる。
自分の思い込みたいように思い込み、
いったん思い込むと修正することが困難になる。
最近、空耳・空目の類が多くなったのを実感する。
これはおそらく脳の処理能力が年齢とともに下がっているのに、
処理能力のピーク時と同じようなことをしようとして、
なんらかの「省略」をする必要が生じるためではないかと思っている。
こまかいところまで読まず、聞かず
(忍耐力が減ったり、目や耳が悪くなるのもあると思う)、
話を省略をして、省略によってできた空白を、
これまでの経験などをもとにした想像で補おうとする。
これが強くて修正困難な思い込みが生み出される原因ではないか。

この空白を埋めるところが厄介に思う。
何をもって埋めるかが重要で、それは過去の知識や経験なのだと思う。
たまに怒ってブツブツ言っている老人を外で見かけたりするけど、
蓄積してきた知識や経験がネガティブなものだったのではないかと思う。
聞き間違いで、自分の悪口を言ってるんじゃないかとか。
見間違いで、おれを笑ってるんじゃないかとか。
認知症になると凶暴になると聞いたことがあるけど、
認知症の祖母がとても穏やかなのは、
蓄積してきたものがポジティブなのだろうなと思う。

話をしていて、どんどん発想が広がっていく人は、
省略と空白の埋め方が絶妙なのだと思う。
直感的に不要だと判断ところを省略して、あえて聞き間違いをしたりして、
その人独自のアイデアで埋めて、よりよい形にして返してくれたりする。
大学でお世話になった先生方はそのような人たちだった。

何の話かわからなくなってきましたけど、
・根気よく観察することを心がける
・知識や経験を明るいもので増やしていくこと
この二点に気をつけて生活をしたいものです。
勘違いして思い込むにしても、
よい勘違いをしてよく思い込みたいものです。
https://www.instagram.com/p/BEx90hzCwjT/