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現実逃避をしている

ひとり暮らしをしたいと考え続けているのですが、
ずっと部屋を探していたら、まったく分からなくなりました。
何が分からないのかすら、分からないし、
気持ちがわるくなってきた。


どうやら京急線の「梅屋敷駅」のあたりがよさそうではなかろうか、
という結論に至ったのですが、これだって分からん。


理想を追い続けて、結局何も手にすることができないのだ、撲は。
こういうところが、まったく腹が立つ点です。


調べていて面白かったのは、「東京R不動産」のページです。
どこにでもありそうな物件を、非常に魅力的な説明文で、
物件のよさを最大限に引き出していました。
物件の明らかにマイナスな面をギャグに昇華して、個性にしてしまう力技。
例えば、6階でエレベータのない物件については、
「日々これ登山」というタイトルを付けています。
こういうムード、要するにムードにお金を払うのだと思います。


デザインマンションというのが、すごくカッコいいのです。
「blue studio」という会社の扱う物件なんかはもう、
鼻血が出そうです。


写真を見たり、建築家のブログを読んだりしていたら、
休みが完全に終わっていました。つまるところ、あれです。
部屋探しをしているのではなくて、現実逃避をしているのです。



とりあえず、ハイボールをどうぞ。