胆汁・耳の穴から抜けていく夢のようなもの


全身が寒くて痛くて、がたがた震えて高熱が出て、
会社をお休みしました。布団を何枚も被って眠って、
お昼を食べて、また夕方まで眠りました。
汗がたくさん出て、いくらでも眠っていられそうでした。


眠っているうちに、頭の中に黒い胆汁のようなものの塊が
存在していることが、突然分かって、
それが僕の体温と電気じゅうたんの熱とかで、
ゆっくり少しずつ溶けだして、
耳の穴から抜けていく夢のようなものを見ました。


2、3日は治らないのではと思ったほど、辛かったのですが、
だいぶよくなったみたいです。


知らないうちに、不吉な黒胆汁の塊は、
何重にも上塗りされて、どんどん大きくなっていくし、
その悪影響にも鈍感になってしまって、何も見えなくなる。
そんで、パニックになった猪みたいなことになる。
あの塊は何だ。雑念、妄想、ストレス、執着、貪欲、
この世のネガティブなものの結晶だと思いました。


負の結晶が大きくなってくると、きちんと熱が出て、
それを溶かすように自動制御されているのだと思います。


会社をお休みできるときは、
なるべくお休みするようにしようと思いました。