今年に入ってから、本をよく読んでいます。

脳と心に関する本ばかりです。


五感を高めること。般若心経に
「無眼耳鼻舌身意」とあって、たしかに実体はないと思います。
個人が思うように感じていて、それは意識的であったり、
無意識的でもあるのですが、無意識の方が強い。


どれだけ、僕らの無意識に刷り込まれてきたか。
これからは、自分でマトリックスを作るのです。


ところで、文字に色が見えたり、風景から音が聞こえたりする
共感覚」というのがあるらしいです
(五感のうちふたつの感覚が同時に働く)。
僕はありませんが、10万人に1人はいるらしいです。


思ったのは、みんな気付かないだけで、
例えばボールペンを見て、ボールペンから味が出てたり、
音が出てたりするのではないでしょうか。
その気付かない情報が無意識に作用して、
印象を決めてるような気がします。だから、どんなものからでも、
サブリミナルで洗脳されているのではないでしょうか。
「情動は気付きに先立つ」


これはいいけど、これはダメ。
理由は?と聞かれて、なんとなくなのは、
そういうことじゃないでしょうか。だから文章も絵も、
なるべく、感覚を調和させて、ごちゃ混ぜでなく、
整然と組立てられるべきだと思います。
そのゲシュタルト的なあれが、トーンとかクオリアというのではないでしょうか。