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僕以外、誰も泣いていなかった。

先日の話ですが、モテない同志のKさんと、
はっちさんと、Yさんの女子ふたりと映画を見たのでした。


映画は「ALWAYS 続・三丁目の夕日」。
そう、ここでお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、
実は僕、この映画すでに見てたのですね。

(参考:2007-11-17の日記)


では、なぜすでに見た映画を再び見ることになったかというと、

(参考:2007-11-23の日記)


にあるように、11/23の飲み会中、
突然、太宰治の霊に憑依されたように暗い気持ちになって、
どうせ僕なんか酒ばかり飲んで、雪の上に真っ赤な血を吐いて、
顔を上げて目が合った薬局の奥さんに、モルヒネの注射をもらって
ボロボロになるに決まってるんだ、
と店で最強の酒を飲んでいたのですが、


この席の終盤で、あまり記憶にないのですが、
「『ALWAYS 続・三丁目の夕日』が素晴らしくて泣ける映画だ」
と僕は力説していたようでして、それならばと、
Kさんが映画鑑賞会を企画してくれたのです。


「この映画、もう見たのですが」と思ったのですが、
力説した手前、また、かわいい年下の女子たちがくるので、
「ぜひお願いします」と、桜木町のみなとみらいに集合して、
映画鑑賞会となったわけです。


映画ですが、一度見てたので泣かないと思っていたのですが、


号泣。


二回目は一回目では気付かなかった点、
「ああ、この表情はそういう理由があったんだ……」
といった細かいことが余計に分かるので、その分泣けてくるのです。


しかし映画終了後、僕以外、


誰も泣いていなかったことが判明。


「しーなさん、すごい泣いてましたね」
「えっ、みなさん泣かなかったんですか」
「うるっとはきましたが、泣くほどでは……」


その後、レストランで食事をして帰りました。
また遊びましょうと言って別れましたが、
MMK的なものにつながる可能性は、極めて低いと判断しました。
でも、楽しいのでまた何かして遊びたいものです。
今度は、とんでもないことをしたいです。


以上、モテなくて、何が何だかよくわからなくなっている男の話でした。
というか、こんなこと全部書いてよいのだろうか。
はっちさんも、Yさんも読んでると言ってました。読んでますかー。