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ゆあーん、ゆよーん、ゆやゆよん

3月の目標を
中原中也の詩集を丸暗記します」
と書き放ったものの、
潮文庫の『中原中也詩集』に収録されている詩を数えると、
だいたい120篇ありました。


覚えられません。


いや、最初から「覚えられません」と決めてかかってはいけません。
巨大で複雑なものでも、分解して考えると簡単に見えてくるものです。
4月までの25日で120篇ということは、
1日に換算すれば4〜5篇。


覚えられません。


いやいやいや、決めつけてはいけない。


しかしなぜ、中原中也の詩を丸暗記しようと思ったかというと、
これはもうそうするしかないと、指令が来たからです。
もちろん宇宙からです。それをする時だということなのでしょう。


今日覚えたのは、「春の日の夕暮れ」と「サーカス」です。
暗記して思ったのは、暗記して初めてリアルな情景が観えた
ということです。中也の言う「名辞」前の世界、
つまり宇宙が、ひしひしと伝わってくるのです。
これは暗記するために、脳が五感を、詩の情景と結びつけよう
と努力している結果ではないかと思いました。