小説集『突き抜け』のご購入はこちらから。



下心があるように見えて、あれ

これまでに、ありがたいことに、
合コンや、女子の方との飲み会を繰り返してきましたが、
飲み会の後に、僕がほとんど連絡をしないのは、
飲み会の後に、ケータイで連絡をすると、
いかにも「下心」があるように見えて、恥ずかしいためです。


あと、初対面の人と連絡先の交換をするのも、
すごく下心があるように見えて、あれですし、
電話番号をうかがっても、僕は電話が嫌いなので、


かけたくないのです。


メールアドレスを聞いて、後日、
どこかへ誘うというのも、あまりにも典型的で、
下心が丸出しじゃないですか。それに誘ったら、
絶対に僕は行かないといけなくなると思うと、
気が重くなって、熱っぽくなって、行きたくなくなります。


『モテる技術』やナンパの本を読んでも、この程度ですが、
このままでは、埒が明きませんので、
会社ビルの、受付の方(数名がローテーションしている)をナンパして、
受付嬢☆合コンを実現したいと思いました。
セリフを考えました。





「お疲れ様です。あの、私、この上のフロアで働いております、
しーなねこのしーなと申します。
現在、受付の方と、お酒を飲みたいという声が、
私の中で盛り上がっておりまして、合コンをしましょう
というお誘いなのですが、可能でしょうか。
いいえ、宗教の勧誘ではありません。


当方、松坂大輔のソックリさんや、男前の方や、
関西系のおもしろい人を揃えた、磐石のドリームチームで、
臨ませて頂きますので、ぜひともご検討ください。
こちら、私のメールアドレスの書かれたシールとなっております。
ご一報ください。それでは、失礼します」


ナンパのプロでも、成功率は数%といいます。おそろしい世界です。