M-1グランプリの2回戦でした。

M-1グランプリ2回戦。「TOKYO FM HALL」へ行ってきました。



開場前、ホールのロビーに立っていると、
見たことのある芸人の方々が、あちこちで練習していて、
なぜ我々がここにいるのかという不思議な気持ちになりました。


僕ら「サイレンツ」の前が、髭男爵のお二人でした。
本番直前にで、樋口さんは、緊張のためか、
ワインをほとんど飲んでしまっていました。


それから、厳重にビニールで梱包されて、
「割れもの注意」のシールが無数に貼られた「臼」が
カートに乗せられていて、「何だこれは」と思ったら、
クールポコさんでした。
ハリセンボンのお二人は、とても小柄で素敵でした。
僕ら以外、皆さん顔見知り同士のようで、
なごやかに話したりしていました。


1回戦と違うのは、皆さんすごく練習をしていたことです。
これが「人に見られる用の動き」なのだと勉強になりました。
我々は台本がなく、練習のしようがありませんので、
ぼんやりしたり、フルーツポンチさんや
髭男爵さんの練習を、背後からじっと見てました。


本番になりました。出番がきて舞台に出ていく瞬間、
この感じは何かに似ているなと思ったら、
バンジージャンプの瞬間に似ていると思いました。
笑ってくれる保証という「足場」のない所へ、
自ら身を投げ出す。ぞくぞくします。


いつも通り、ゆっくり出て行きました。


ネタについては、ホトケさんが撮ってくださったので、
こちらをご覧ください。



会場で見ていた小宮山さんが言うことには、
司会のブラザースさんが、アマチュアなのにおもしろいと
誉めてくださっていたとのこと。


漫才後、イッセイ氏、ホトケさん、小宮山さんとで、
天丼を食べたりして、楽しいお話をいろいろ聞きました。
ホトケさんは帰って、残ったメンバーで、
神保町の喫茶店で、コーヒー等
(僕はチーズケーキとブランデー)を飲んで過ごしました。


夕方、何人かの方からメールを頂いて、
どうやらサイレンツが2回戦を勝ち抜いたということで、
M-1の結果速報のページを見ると、



3回戦進出が決まってました。




どうしよう。




その途端、イッセイ氏はぶるぶると震えだしました
僕もなんか、熱っぽくなってきました。


4489組がエントリーして、3回戦にいけるのは約150組。
日本の若手漫才師の、おもしろ150組に入れたわけです。
別に僕は漫才師を目指しているわけではないのですが、
うれしいです。このままアマチュアが我々だけだったら、
アマチュアの中でトップの座も手に入れられるかもしれません
(手に入れてどうする)。


次回は11月中旬「ルミネtheよしもと」です。
なんか、すごいことになってきました。





本番前のイッセイ氏。




イッセイ氏のブログ「サイレンツ、2回戦に出てきました


小宮山さんのブログ「M-1グランプリ予選に行った