満月が近い

どうも調子が出ません。いつも出ていませんが、
特に調子が出ていないのは、満月が近いためか、
きっと何かがあれしそうなときなのだと思います。
大不況ですし。


自分の物語を描きたいのだと思います。
自分のピラゴラ装置を作りたいのだと思います。
ある体験をしたり、本を読んだりして、
人によって全然違う感想を持ったり、インパクトが違うというのは、
その人にとって、自分の物語やピタゴラ装置を作るために、
必要かどうか」という点にあると思います。


最終的なゴールみたいなもの、
どうなりたい、どうしたい、何が欲しいが頭にある人は、
いろんな経験の中から、自分の足元を固めるための
エッセンスを抽出して、意志に上塗りすることができる。
それがないと「へえ、そうなんだ」と終わってしまう。
上塗りして、強度を高めて、リアリティが発火点に達したら、
その橋とか道とかを、歩き出すのではないでしょうか。



NHKで、爆笑問題が

大学の先生のところへ行って
話しをする番組があって、それを見たのですが、
田中さんは、先生の言うことをきちんと理解する一方、
太田さんは、自分が解釈をしたいように
自分流に解釈しているように思いました。


普通なら、田中さんの方が優等生みたいで賢い感じですが、
太田さんは、太田さんのこれまでの蓄積と、
入ってきた情報の位置を意識して、組み込みながら発言するので、
太田さんにしか言えない言葉が出てきて、
たまにズレている感じがするのも含めて、
そこが爆笑問題のすごいところだと思いました。



脳の本で読んだのですが、

人間は見たいもの、大切なものしか、頭に入らないそうです。
例えば、毎日、家から駅まで歩いていますが、
その途中にマンホールが何個あったとか、
何百回も往復しているのに気付かないのですが、
でも、「マンホール、マンホール」と思いながら歩いていると、
「ここにあったのか」と目に入るようになる。


きっと、本を読むとか、話をするとか、いろんな体験は、
これと同じで、自分にとっての大切なことを
無意識に入れ込んでいるかだと思います。
そうしておけば、あらゆることを、
体系的に自分の中に、組み込んでいくことができて、
その体系はその人の完全オリジナルになると思いました。


だから芸人になるには、常識的な解釈では、
さんま御殿とかで普通のことしかいえなくなるので、
自分流に、解釈したいように解釈して、
たくさん情報を取り入れるのがよいと思いました。



では、逆に

解釈する側ではなくて、発信する側として、
どのようにすればよいかと考えると、
それは、鑑賞した人の全員が、それぞれの解釈で、
それぞれの物語を作るための意志に推進力が与えられるものであって、
そのためには、具体的ではなく、
抽象的である必要があると思いました。


それで、思い出したのは「プロフェッショナル」という番組で
(またNHK)、庭師の北山安夫さんが、


「いろんな人が庭に来る。悲しみを抱いた人、喜びを抱いた人。
 だから、いろんな人に対峙できる庭。
 安らぎ、夢、勇気を与えられる庭を作れたなら最大の喜び」


といっていましたが、そういうことなのだろうなあと思いました。
で、僕はこういう情報をたくさん取り入れて、
何を描こうとしているのかというと、


「世界平和」と「人類の大願成就」

「セレブ(知名度・賞賛)」

「MMK(モテて・モテて・こまらせて)」


ということなので、とりあえず、




合コンしましょう。


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