ののほさんの受賞式に行きました。

昼頃に髪を切りました。
それから桜木町のランドマークホールで開かれている
「第31回東京ビデオフェスティバル」に行きました。
我らが、ののほさんが「優秀作品賞」を受賞して、
その表彰式があるためです。



ののほさん関係者ということで、特別席に座らせてもらって、
ののほさんが表彰される様子と、
スピーチをする様子を撮影しました。




本当におめでとうございます!




惜しくも大賞には選ばれませんでしたが、
海外からも作品が寄せられていて、
こんなに大規模なフェスティバルで受賞されるなんて、
たいへん素晴らしいことだと思いました。


大賞の作品は、80歳の老人が、83歳の老人を介護する様子を、
ユーモアを入れて撮影した作品で、これもとてもおもしろかったです。
介護をしている80才のお婆さん自身が、自分でカメラを回して、
ナレーションもして、編集して作ったのです。
大賞に選ばれたお婆さんは、トロフィーが重くて持てませんでした。
何歳になっても、どんな状況になっても、悲観的にならずに、
楽観的に作品を作り続けることができるのだと、
そういう思いを強くしました。


それから、審査員の椎名誠さんのコメントで、
プロやアマチュアや機材やテクニックや、
いろいろ環境もジャンルも違うものを審査するのは難しいが、
最終的に何を持って審査するかというと、
作り手の「心」だということを言っていました。
たしかに、と思いました。


ののほさん以外の作品が、老いや病気や障害といった
一見ネガティブな現象を中心に置きつつ、
それをポジティブに捉えることで、
たくさんの人に勇気を与えるという、
シンプルで力強い作品であったのに対し、
ののほさんの作品は、「これがテーマである」と
はっきり言葉にすることができないものを表現することで、
色んな感じ方ができて、さらにその言葉にできないものが、
圧倒的なパワーで伝わってきて、ゾクゾクするという、
すごい作品だと思いました。
アートとか宇宙という点では、いちばんだと思いました。


それと、ののほさんが、スピーチの中で、
奥さんと子供たちに感謝の気持ちを表していたのですが、
なんと、しーなねこの名前も上げてくださって、感激しました。
僕こそ、ののほさんのおかげで、たくさんの刺激を頂きましたし、
たくさんの、おもしろい方とも知り合えました。
これからも、お互いにいろいろやっていきたいです。
ありがとうございます。



ののほさんの作品

風をとって

大賞作品(内田リツ子さんの作品)

共に行く道