花形演芸会を見てきた。

昼前に美容室へ行って髪を切りました。
家に帰って、少し昼寝をしてから、
国立演芸場でやっている「花形演芸会」を見てきました。
まいこもりすさんにチケットを頂いたのです。



国立演芸場は、永田町駅から歩いて5分くらいでした。
6時から約3時間、どの出し物も大変おもしろかったです。
柳家紫文さんの三味線を鳴らしながらの語りは、
どうしようもない駄洒落がオチなのですが、
哀愁や風情があって、すごいなあと思いました。


紙切りの林家二楽さんは、これまで見た紙切りではなくて、
スライドのように投影したり、音楽と合わせて、
紙切りとストーリーを融合させたりして、
なるほどと思いました。


トリの柳家三三さんの落語「締め込み」が、
本当に面白かったです。夫婦が浮気を疑って、
大喧嘩するのですが、怒った女房の怒涛の喋りが圧巻で、
一気にまくし立てた後、拍手が起こって、
すごいすごいと感動しました。


漫才のロケット団さんも、山形弁のネタと、
オフサイドを説明するネタで、爆笑を起こしていました。
あはははは、と笑ってとても満足しました。
ありがとうございます。



ところで、

失われた10年を取り戻す」の記事が、
デイリーポータルZで紹介されたのでした。



これまでの、「バースデーソング輪廻転生」や
ラブホテルに缶詰」は、3千アクセスくらいだったのですが、
今回は、2日で3万以上のアクセスがあったり、
はてなブックマークたくさんのコメントやスターを頂きました。
皆さん、どうもありがとうございます。


僕としては、




「この人、何やってんの!?」




という、見方がされると思っていたのですが、


「泣いた」
「胸キュン」
「うらやましい」
「嫉妬した」
「映画化してほしい」


という見方もされて、想定外でしたが、
そういって頂けて、とてもうれしかったです。


それにしても、バースデーソングもラブホテルも、
MMK(モテて、モテて、こまらせて)も、
すべて「失ったことを得た」のが原点なのだなと、
はっきり分かりました。よかったです。