国立国に出品していた作品が売れた。

夕方、本を読んでいて眠くなったので、
じゅうたんの上で、ぐうぐう寝ていたら、
la takeさんからメールが着ていました。


「国立国2009」という展覧会に出品していた
僕の作品に買い手が付いたという内容でした。
まさかそんはずはないので、la takeさんたち特有の、
いつもの美大ジョークだと思い、
「売れましたか(笑)」
とだけ返信したら、

リアルに売れたそうです。
僕も詳しくは、わからないのですが
美人な女性が購入したそうです。


と返ってきました。
詳しくは国立国を運営しているTさんに聞いてみてください
とのことで連絡先も書いてあったので、連絡をしました。
Tさんに聞くと、


「今、『売約済』というシールを貼っています。
あと展覧会に売上げの3割納めていただくことになりますが、
しーなさんとしては、よいですか。
まさか僕らも売れると思ってなかったんでビックリです」


ということでした。



では、

その「売れると思ってなかった」問題の作品とは、
どのようなものなのかというと、こちらです。



壁に「しーなねこ」的なエネルギーの絵、
箱の上に、「へもねこ」と「しーなねこ」が
置いてあります。



そして、よく見ると、
「へもねこ」と「しーなねこ」の近くに、
メモが貼ってあります。値札のようです。
気になる、その値段ですが、



へもねこ:800、000円(チャキーン!)


そして、今回、売約済みとなった方ですが、



しーなねこ:1、500、000円





たっけーーー!!



と言っても、この強気な価格設定をしたのは僕です。
まず作品全体を見て、何だこれと思って、
それから人形を見て、値札の存在に気づいて、
鉛筆で書かれた数字を、一の位から、
一、十、百、千、万、十万、百万、たっけーーー!
白いのも、黄色いのも、たっけーーー!


という反応で、怒りでも笑いでも、
何か込み上げてくるものがあればと思ったのですが、
まさか、買い手が付くとは……。
しかも、美人な女性とは……。


冗談の分かる美人のお姉さん、
お金はいいので、僕と遊んでください。