小説集『突き抜け』のご購入はこちらから。



「あの人の世界」を観た。

金曜の夕方にtwitterを見たら、
ライターの土佐さんが池袋で「快快」という
グループのパーティーがあると書いてらしたので、
「快快とは何だろう」と思って調べたら、
演劇制作チームでもともとは「小指値」という名前で、
この名前を命名したのは詩人で映像作家の
鈴木志郎康さんであるとウィキペディアに載ってました。


そういえば先日、ののほさんより
鈴木志郎康さんの講演会DVDを送って頂いたり、
去年は鈴木志郎康さんのブログにlatakeさんと遊んだ時の話を
リンクして頂いたりしていたので、
何か縁のようなものを感じてふらふらと池袋に行きました。



東京芸術劇場の小ホールで土佐さんと合流して、
当日券を買って、「サンプル」という劇団の
「あの人の世界」という演劇を観ました
(僕は直前まで、快快が「サンプル」というタイトルの
演劇をするのかと勘違いしていました)。



それで、

2時間くらいだったのでしょうか。
そんな経ったと思わなかったのですが、
観終わって何も考えられないというか、
言葉もよく出てこない、茫然自失の状態になりました。
いろいろな要素が混ざって、何層にも重なって、
飛び込んできたからです。


驚いたのは、舞台が1階と2階で、
縦に別れていたことです。
そこを木の棒が1本貫いて繋がっていて、
何となく上がこの世で下があの世なのかなあとか、
と思っていたら、上のヒトが下に役割を変えて現れたり、
動物になったり、ヒトになったり、
じゃあ、人間界と動物界とか、夢と現実とかなのかなあ
と思ったりしていたら、上と下で会話できちゃったり、
輪廻転生だったりで、解釈しようとするたびに、
するすると分からなくなってしまうのですが、
それでも自然で当然のことのような説得力があって、
宇宙の流れを感じました。


アフォーダンスとかシステムダイナミクスとか、
オブジェクト指向みたいで、とてもおもしろかったです。



その後

なおさんと、なおさんの先輩のOさんと合流しました。
そして、快快のイベントでゴリラがリムジンでやってくる
ということなので見学することにしました。



レッドカーペットに人だかり。



遠くからクルマが。



スモークが焚かれる。



ゴリラと金髪の女性(ゴリラの通訳さん)が登場。


その後、ゴリラたちとドームに入り、
バブル景気の時のようなムードと選曲の中、
シャンパンタワーが行われ、



ゴリラの「カンパイ!!」という掛け声があり、
完全にワケがわからなくなりました。
なぜバブルなのか、そしてゴリラなのか。




雨が降って、

寒くなってお腹が空いたので、
劇団の人がよく打ち上げをしているという
料理屋へ行きました。土佐さんが教えてくれました。
それにしても土佐さんのモテ具合はすごかったです。
あちこちから声をかけられていました。


それで、角煮炒飯や海老とかを食べて、
ビールを2杯と紹興酒を1杯飲んで、
終電が近くなったので帰ろうとしていたら、
先ほど観た劇団「サンプル」の方々も同じ店で飲んでいて、
作・演出の松井周さんが、
土佐さんのところに来られたので紹介して頂いて、
へもいっ子シールをお渡ししました。
松井さんは、ソフトバンクのCMでお医者さん役で
出演している方で、「たしかに」と思いました。


一瞬でしたけど、CMではないですけど、
松井さんは白衣のイメージで、
「サンプル」という言葉の響きも、今日の演劇も、
人間や物をこうしたらどうなるかという実験をしている、
科学者のような方の印象を受けました。
また観に行きたいと思いました。




それにしても、「あの人の世界」もゴリラも、
非日常的で刺激的な金曜になりました。
土佐さん、ありがとうございました。