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迷う散歩。

地元の友人であるオカンダと散歩をしました。
2年振りに会いました。
4時間くらい話しながら気の向くまま歩くのですが、
まったくどこか分からない住宅街を通って、
「ここはどこなんだ」と言いながら、
もっと分からなくなる方向へ行きました。


ひとりだと自衛心みたいなのが勝手に働いて、
迷うように歩いても、案外浅い迷い方で終わるのですが、
ふたりで何も考えずに進むと、本当に深く迷って、
絶対に来ないような場所に来れるのでおもしろいです。
すごい田舎で、ひたすら迷う方へ歩くツアーとか
おもしろそうです。


暗くなって帰れなくなりそうだったので、
遠くに見えたランドマークタワーを目指して歩いて、
駅に出て電車で帰りました。



ある駅の中に気を引く鏡があったので写しました。

僕が見ているカメラのモニターにも同じ図があって、
モニターの中の僕が見ているカメラのモニターには、
それから鏡の中の僕が見ているモニターには、
何が映ってるのでしょう。

迷う迷う散歩。