とりとめのない話。変な夢。

明け方、寝ている僕の肩が、
ドンと手で突き飛ばされたような、強い衝撃を受けて、
はっと目が覚めたのはもちろんなのですが、


「誰だ!?」


と思ったのが一番で、手が出てきた方向を、
衝撃で上体のバランスが崩れていくわずか一秒もない間に、
我ながらすごい瞬発力で、目を開いて見たのですが、
誰もいませんでした。
とても驚いて、心臓がしばらくどくどく鳴りました。
でも眠かったので、数秒後にまた寝ました。


その前後に、夢は見ていなかったのですが、
または、見ていたとしても忘れたのかもしれませんが、
とにかく


「突き飛ばされても仕方がない」


と思ったのは覚えています。だからと言って、
突き飛ばされるようなことをした記憶もありません。



それはそうと、

何かの本で読んだのですが、
ある人が夢の中で何時間も雪の中を歩いていて、
向こうに木があるなと思って、木の下まで行った時、
枝に積もっていた雪がドサっと、その人の頭に落ちたそうです。
で、その時、実際に現実で落ちてきたのは本で、その人は、
本を積み重ねた近くで、うたた寝していて、
それが倒れたのを、夢で、雪と取り違えたのです。


おもしろいのは、ドサっと本が落ちてきたのは一瞬なのに、
夢の中で何時間も歩いた感触は確実にあって、
となると、ドサっとなるまでの長い物語を、
脳が一瞬のうちに何時間分も作り上げたのではないかという
そんなことが書かれていたのですが、それを思い出しました。
あまり関係ないですけど。



ところで、

湯船に浸かる時に、小学生の頃より前から、
数を数えていたはずなのですが、
いつの間にか、般若心経を唱えるようになっていました。
ゆっくり唱えると5分くらいかかって、
ぼんやり唱えるときもありますが、
意味を思い浮かべながら唱えると、
その日の出来事や気付いたことと結びついて、この結びつきが、
数年前とはまったく違うものになっていて、おもしろいです。
毎回、分かり方の深さや、角度が変わる感じがします。


寝ます。


おやすみなさい。