東京マラソンを見た。新大久保で飲み過ぎた。

まいこもりすさんに
東京マラソン見ませんか」と誘われたので、
どんなものだろうと思って見に行ってきました。



場所は、馬喰町の辺りの三〇キロ地点。
ここで、まいこもりすさん、おのしゅうさんと合流。
おのしゅうさんは、先日の「しーなねこ生誕祭」で
初めてお会いした方です。


天気は雨。それも冷たい雨で、ミゾレのようでした。
道路脇に立って「がんばれー」と声を掛けるのですが、
立ってるだけで、寒さでつま先が痛くなりました。
こんな中を薄着で走るのだから、たまったもんじゃない。



それにしてもすごい人。参加者は三万五千人だそうです。


しばらくして、まいこもりすさんのお友達の
タコさんとハミさんが合流しました。
どうやら、このお二人とまいこもりすさんの
共通の友人である「オカザワさん」という方が走っているらしく、
その方を応援するのが、今日の目的だったようです。
まいこもりすさんの、


「オカザワさんは、ムツゴロウに似てます」


という情報だけを頼りに、
オカザワさんが走ってくるのを待ちました。


しかし、一時間ほど経ってもオカザワさんは現れず、
寒さでつま先の神経が麻痺して、
ああ、もう限界かもと思ったとき、


「あ、オカザワさん!!」


と、まいこもりすさんが叫びました。
そうかあの人が待ちに待ったオカザワさんかと、




「がんばれ!オカザワさん!」




ここぞとばかりに大声を出して応援しました。
オカザワさんは笑顔で応えてくれましたが、
僕とおのしゅうさんを見たとき、
「この人たち、誰!?」
という戸惑いの表情を一瞬浮かべていました。



応援が済んだら、あー寒い、カレー食べに行きましょう
ということになり、五人で近くのインドカレーの店へ。
タコさんハミさんも走る人らしく、
僕もその走るチーム(まいこもりすさんが監督)に、
半ば強制的に入ることになりました。
まあ、いいかと思いました。



その後、

タコさんハミさんと別れて、浅草へ行きました。
天気は、雨がやんで、日が差してきてました。
おのしゅうさんは浅草へ行ったことがない
ということでしたので、浅草寺を案内しました。


僕はおみくじで「凶」を引き、
おのしゅうさんは「大吉」を出していました。
凶を引いた僕を見て、まいこもりすが、
非常にうれしそうに高笑いしていました。


遊園地の花やしきの前を通りかかると、
ちょうど忍者ショーの最中でした。



おおー、と思って眺めていたら終わって、
「記念撮影したい方はどうぞー!」
とスタッフの方が言いました。


「ほら!しーなさん、行きなさいよ!」


と、まいこもりすさんに背中を押されて、
忍者の方の中央に躍り出てしまい、


「ほら、手をニン!の形にして!ほら!」


厳しく指導するので、迫力に負けて、



「ニン!」


となってしまいました。
撮影は僕が一番乗りで、あとは子供だけでした。
次に、浅草演芸場前まできたら、
顔をはめて写真を撮るボードがあって、




「ほら、おのしゅう!顔入れて!」




と、まいこもりすさんが言うので、
おのしゅうさんも、おずおずと顔をはめて
記念撮影となりました。




それから、

まいこもりすさんが、唐突に献血をして、
僕とおのしゅうさんを約一時間置き去りにした後、
JRAの場外馬券売り場近くの、
朝からやっている安い飲み屋に入りました。


まいこもりすさんに、
「四〇〇ミリも血を抜いたのに、
ビール飲んでも大丈夫なんですか」
と聞くと、


「え?水分補給しないといけませんから」


と言って、ビールやサワーをごくごく飲んでました。



まいこもりすさん。


血気盛んというのは、
こういう人のことを言うのだと思いました。



五時頃、

YUさんやhassyさんたちが、
新大久保の韓国料理屋で飲んでいるという情報が入り、
そこへ合流することにしました。


新大久保まで電車を乗り継いで三〇分。
お店に入ると、広々とした室内で居心地がよさそうでした。
まるさんや、エヅラさん、キッシーさん、
韓国人のジョンファンさん。



ここで焼酎やマッコリを、がぶがぶ飲み過ぎて、
全員、かなり混沌とした感じになりました。
ジョンファンさんとは、英語で話すのですが、
僕は英語を勉強したいと思いました。



それで一一時頃に、
かなり酔ったおのしゅうさんが、かなり酔った僕に、
「しーなさん、そろそろ終電では」
と教えて下さったので、
ぎりぎり終電に間に合って帰ることができました。


ところで、韓国式の乾杯は、
男女がお互いに相手の肩に手を回して、
そのぐるりと回した手で杯を持って飲むらしいのですが、
ずいぶん恥ずかしいことになっていたのでは、
誰かに目撃されてないかと、少し心配になりました。



で、家に帰って、

はあ、楽しかったなあ。と思いながら、
日中に受信したメールをチェックしていたら、
いつもブログを読んで下さっているNさんの
メールを読んで、ビックリしたのでした。
なんと、僕が飲んでいた韓国料理店の別のテーブルに、
Nさんもいらしたそうなのです。



「女子と楽しそうにお話していたのであれかなと思い。
一緒にいた友達が生しーなさんに喜んでました。」


僕のどの時の様子をご覧になったのかは
分かりませんが、間違って、
破廉恥な印象になっていないか不安になりました。




とても盛りだくさんの一日になりました。
まいこもりすさん、おのしゅうさん、
皆さん、ありがとうございました。