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筋トレばかりしている。続・小説が書けない。

最近はジムで筋トレばかりしています。
小説が書けないからです。いや、書こうとしているのです。
書こうとするからこそ、筋トレと有酸素運動なのです。

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

たくさん走れば村上春樹氏のような小説が書けるに違いない
と思ったからです。「一に足腰、二に文体」って
どこかに書いてあったと思います(これじゃなかったかもですが)。
だからまず足腰を徹底的に鍛えているのですが、
どういうわけか


書けんのですよ。


で、何か根本的なところで間違っているのではないかと、
こういう本を読みました。

若い読者のための短編小説案内 (文春文庫)

若い読者のための短編小説案内 (文春文庫)

短編小説の構造について、
第三の新人と呼ばれる作家たちの短編小説を例に、
いろいろな解釈をしているのです。これを読むと、
文豪たちが短編の中でバシーッ!と文体と構造で
自分の本領の必殺技を決めると、おおおって興奮します。
それはそうと、この中に、短編の書き方のコツがあって、

ひとつの場所を作って、用意して、アイデアなり情景なりに
その中を自由に動き回らせてあげること。その自由さを楽しむこと。
(中略)そしてそのように書かれた作品は、
自分で勝手にその落ち着き場所を見いだしていきます。
落ち着くべきところに、結果的にうまく落ち着いてくれます。
もっともいけないのは(もっともいけないと僕が考えるのは)、
作者が「ひとつ巧い短編小説を書いてやろう」と、
頭の中でまず物語を拵えてしまうことです。


で、ああ、なるほど。
あまり深く考えちゃいけないんだ。
自由に動き回らせればいいのか。
と思って少し書き出してみたのですが、


全然、動かないのな。


で、こういう書き方はそもそも
僕にあってないのではないかと思って、

小説作法ABC (新潮選書)

小説作法ABC (新潮選書)

島田雅彦氏のこれを読んだら、ああ、やっぱりね
設計図なしで書き始めるなんておかしいと思いましたよと、
きちんとプロットを書くように的なことがあって、
僕も一応、プロットを作って書き始めたのですが、
どうもおもしろくならない。なんでこうなるのだ。
で、また別のを読むと、
小説の誕生

小説の誕生

また保坂和志氏は自由に動き回らせるって書いてあるし、
作者の濃度とか、視線の運動についてとか考え出したら、
ぱったりと筆が止まり、もう時間がないとなったところに、
じゅ、13日で書けるのか!と、
13日間で「名文」を書けるようになる方法

13日間で「名文」を書けるようになる方法

これはこれで、とても勉強になりましたけど、
特に小説が書けるような感じにはなりませんし、
詩人 E・A・ポー ― 詩と詩論の全訳

詩人 E・A・ポー ― 詩と詩論の全訳

エドガー・アラン・ポーの創作の秘訣を探ろうとしたら、
また、プロットみたいなのを計算して作れってポーが言うし、
でも、ポーの散文詩『ユリイカ』にあった
次の文はぐっときました。

私の著作が今日読まるると、後世読まるるとは、
私の関知しないところである。神自らも六千年のあいだ、
一観察者を待ち給うたのだから読者をもとめて一世紀待つことの
できぬわけはない。私は勝ち誇っている。私はエジプト人の
黄金の謎をとうとう盗み取ったのだ。さてこれから私の
神聖な熱狂に身を任せよう。


言葉の意味はわからんがとにかくすごい自信です。
僕もこう言えるくらいになりたいものだと思いました。
しかし、どの本もとても作家の方の考えが出ていて、
たいへんおもしろくてためになりました。書けませんでしたけど。


もうあとは、そうだ集中力がないからだと、
集中力の本を読んだり、

集中力 (ポケットブック)

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  • 作者: セロン・Q・デュモン,ハーパー保子
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もっと集中力を高めないとと瞑想法を取り入れて、
自分を変える気づきの瞑想法―やさしい!楽しい!今すぐできる!図解実践ヴィパッサナー瞑想法

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たしかに、心が落ち着いて、神経が一本になる感じは掴めました。
無意識を意識するような感じとでもいいましょうか。
でも、それはそれで、小説とは関係なくて、
そもそもPCに向かって書いているからダメなんだ。
昔の文豪は原稿用紙に向かってたじゃないか。
モニターってのが、ネットってのが、よくないんだと、
ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること

ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること

ネット・バカを読んで確信したのですが、
僕はネット・バカであり、リアル・バカでした。


近頃は、脳科学系の本を読んだり、

マインド・タイム 脳と意識の時間

マインド・タイム 脳と意識の時間

ダライラマの般若心経の本を読んでます。
ダライ・ラマ 般若心経入門

ダライ・ラマ 般若心経入門


瞑想から迷走しているわけですが、
そんなこと言ってる場合ではなくて、
小説は一向に進まないのですが、
先日、また他の本を探しに有隣堂に行く途中でした。
会社の近くにカルチャースクールがあるのを発見したのでした。
で、何気なく見ていたら、


「小説を書く」


という講座があったので、
さっそく次の土曜日に体験入学の申し込みをしました。


どうなるのでしょう。


ねる。