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おかしな影響を受けずに、過ごしていきたいね。

どうも近ごろ、頭がぶっこわれた感じの人が、
多いような気がしてならなくて、ぶっこわれたというのは、
例えばなんだろうか、声が必要以上に大きかったり、
ずっとよく分からないことを、おしゃべりし続けたり、
歩いていると横から衝突するようにぶつかってきたり、
電車内でも下りてからも携帯やゲームに首っ引きだったり、
とにかく、人心が乱れ、世の中が乱れて、
ただただ恐ろしくなったのです。


原因は、政治の混乱や経済の悪化によって、
人々のお金、生活、精神の余裕がなくなって、
これまで自分以外の人に使っていた余裕分の「気」がカットされ、
自分だけで精一杯になってしまったことが、何か、
ぶっこわれと、人心の乱れに通じているのではないか、
と考察しました。


というようなことを、チャットで話していたのですが、
相手には、あまりピンと来なかったようで、
これはきっと、僕の被害妄想が人一倍、
強まっているだけではないかとも思いました。


というのも、今、小説を書いているからで、
小説を書くと、何か霊的な感度が向上する気がするのです。
だから、頭がぶっこわれた感じの人がいても、
遠巻きに見て関わらないようにすればいいじゃない、
とおっしゃるかもしれません。しかし、
ぶっこわれた機械からは、異音や異臭が発生するのと同様に、
ぶっこわれた頭からは、尋常ならざる怪電波が、
絶え間なく発信されるのです。そして、感度の高まった脳は、
この怪電波を、百メートルくらい離れていても、
否が応でも受信してしまい、大きな駅などへ行くと、
僕なんかは、決定的にへとへとになるのです。


それに加えて、感度が高まってくると、変性意識に入りやすく、
いつの間にか、自分の内面の奥深くに引きずり込まれたり、
この世のものではないものを観たり聴いたり、
しまいには、半透明の歯車が見え出すかもしれないほどの、
ノイローゼに近似した危険な状態になるように思います。
だから、半年前に同人誌『突き抜け』で小説を書いたメンバーは、
全員しばらくダウナーな感じを引きずることになったのでした。
小説を書くと、ダウナーになる。
となると、文学フリマなんてのは、
出店者はほとんど皆、小説を書いているのですから、
日本全国から、ダウナーな人たちが集結した、
スーパーダウナーイベントとも呼べると思います。
いや、そんなことはありません。
話がそれました。


とにかく、今の日本はかなり危険で、ともすれば、
明日はあなたの頭が、ぶっこわれているかもしれません。
ということを言っておきたかったのでした。
そして、なんとかして、我々、へもいっ子たちは、
おかしな影響を受けずに、明るく、楽しく、仲よく、
志高く、過ごしていきたいね。
と、そう、強く思ったのでした。



草津温泉を拝みたくなった私。




ぶっこわれているのは、僕か!?