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ピンクのぞうさん。突き抜け2がもうすぐできる。

朝の電車に乗っていたら、
幼稚園児と母親のペアが五組くらいいて、
話しているのが耳に入ってきました。
幼稚園児たちは園内で遊ぶときの待ち合わせに、
ピンクのぞうさん」というのを
目印にしているらしいです。
「それっておとながハチ公前でねっていうのと
同じようなものなのかしら」と母親。
なるほどなあと思いました。
「じゃ、三時にピンクのぞうさんの前で」
とか僕も言いたいなと思いました。


でも僕も「駐車場の前で」とか「一階のロビーで」とか、
そういうことを言っていました。
しかし「ピンクのぞうさん」にはかなわないな。
「銀の鈴」とか「黄金の天女」とかもあるけど、
「ピンクのぞうさん」が、いちばんいいわ。
そしてそういう、かわいくて一生懸命な小さな生に、
神経がふわっと触れると、ふいに目に涙が浮かぶのでした。



ところで


文学フリマ用の原稿を入稿してサンプルをもらって、
問題ないことを確認して入金をすませました。
あとは当日に会場に直接届けてもらえるので、
手ぶらで、にこにこして行けばいいと思います。


一作目に比べておもしろくなったと思います。
でもこういうのは主観ですからなんとも言えませんね。
また買いたいと思ってもらうためには、
少なくとも前回より、おもしろくなくてはならなくて、
そう思うと気が引き締まります。