文学フリマがおわった。肝臓の心配。

日曜は第11回の文学フリマでした。
場所は蒲田。ぼくら突き抜け派は、
「突き抜け」と「突き抜け2」を売りました。
前回は150部作って、わりと好評だったので、
今回は調子に乗って200部作りました。

たくさんの方に来て頂けて、とてもうれしかったです。
会場で売れた数は全部で40部ほどでした。
あと突き抜け派のブースに間借りしていたナカタさんは、
「ビッグシシュー」という無料漫画雑誌配布を、
ゲリラ的に展開して、かなり行き渡っていました。
おかげで、突き抜け派のブースにも人が来てよかったです。


お昼にカツカレーを食べました。

今日は郵送する本を梱包したりしました。
「突き抜け2」も早めに完売しそうです。
みなさんのおかげです。ありがとうございます。



ところで、

会場に来たユウコさんが、僕の顔を見るなり
「しーなくん、なんか顔色がわるいですよ」
と言ったり、春昆布さんは、
「あれ、しーなさん、やせました?」
と聞いたりしてきたので、
どうもぼくはやつれている印象を、
周囲に与えているみたいだと思ってハッとしたのは、
そういえば、肝臓のことです。

この前の健康診断で「要治療」という判定を
下されていたのでした。
ああ、もうだめかもしれない、顔にまで出て、
やつれて、そういえば、おなかも痛い気がしてきた。
痛いってオイ、肝臓は沈黙の臓器じゃないか、
そいつが沈黙を破って痛いって言っちゃったらもう、
おしまいなんじゃないか。


と落ち込んで、文学フリマの打ち上げで、
ぼくは、


ウーロン茶


しか飲まなかったのです。
それから急に不安になって、
先週受けた血液の再検査の結果を聞きに
クリニックに行ってきました。
立ち直れないくらい恐ろしいことを言われたらどうしよう
と緊張して診察室のイスに腰をおろしたら、


「健康そのものですよ」


と先生に言われました。
数値も正常、まったく健康ですよとのことでした。
じゃあなんであの時、ああいう結果になったのか
と思ったのですが、風邪薬とかストレスでも、
異常な値が出たりするらしいです。
とにかくぼくの肝臓は大丈夫でした。
ありがとうございます。


ここしばらくずっとぼくを覆っていた
ねずみ色の重たい雲がすこし消えた気がします。
ああ、みなさん、ありがとうございます。