森美術館の小谷元彦展へ行った。カフェとかにも行った。

六本木の森美術館でやっている、彫刻家の
小谷元彦氏の個展「小谷元彦展:幽体の知覚」へ
ひのじちゃんと行きました。


お昼に恵比寿で待ち合わて、洒落たカフェで、
うまいポークソテーを食べました。
食後にコーヒーを飲んで店を出たら、
「黒い生き物が丸まっている!」

と驚いたのですが、近づいてよく見ると、
振袖の肩にかけるふわふわしたものでした。
今日は成人の日だから、成人式に行く途中で、
誰かが落としたのかなと、道の脇の目立つところに
そっと置いておきました。


六本木について、森タワーの五十三階へ上がると、
展望台から遠くの方まではっきり見えました。
冬の空気はきれいで、空がとても高かったです。


個展「幽体の知覚」はとても興味深い展示でした。
生き物の柔らかい部分と、それを取り囲む硬い物。
骨や血といった生命の根源であり、
同時に死を感じさせるもの。
様々なテーマの作品が、これでもかこれでもかと、
かなりのボリュームで存在していました。


なんだこれはおもしろい、と思ったのは、
「rompers」という映像作品。
とにかく不気味なんだけど、全体の雰囲気は
子供番組みたいな愉快な音楽と演出で、
夢をみているような、深層意識をむりやり、
ひっぱり出されそうな衝撃と胸騒ぎがありました。
僕もそういう力のある映像を作りたいなあ。

展覧会を出て、

隣で開催中のスカイプラネタリウムというのも
見学しました。こちらはあまり、
たいしたことありませんでした。

ふたたび、

恵比寿にもどって
Rue Favart(リュ・ファヴァー)というカフェで、
ケーキを食べて、ハーブティーを飲みました。

写真はメニューに「パティシエ渾身の一品」とあった
フリュイ・セックというケーキ。
ずいぶん小さなケーキだったので、
「これ、一口で食べれそうですね」
と言ったのですが、ぎゅーっと凝縮されていて、
かなり食べ応えがありました。


今年どのような方向で、どんなビジョンで、
創作活動を展開していくかを話して決めました。
何をするか、どういう配分でするか。
ノートにたくさんメモをしてまとめました。
ここで二時間ほどすごしてから、
ガーデンプレイスへ行きました。
バカラのシャンデリアが展示されているらしいのです。
それにしても、ものすごく寒かったです。

シャンデリアの前で寒がるひのじちゃん。


寒かったので、ちらっと見てすぐに建物の中に入って、
おそくならないうちに電車に乗って帰りました。
今日は祝日だったけど、どこも人が多くなくて、
のんびり歩いたりできました。よかった。