「ゲヘナにて」を観た。芦ノ湖でカヌーに乗った。

うまい夕食を作ってもらって食べた。

とてもうまかったです。


土曜日、劇団サンプルの「ゲヘナにて」という
お芝居を三鷹市芸術文化センターへ観に行きました。ひのじさんと。
かなり早く予約をしていたので、一番前の中央の席に座りました。
太宰治作品をモチーフにした演劇」ということでした。
が、全然意味が分かりませんでした。それでも、なんか、
太宰治ミームみたいなものが、人間同士の境目を超えて、
次々と伝染していくような印象がして、おもしろかったです。
劇後に、作・演出をした松井周さんのアフタートークがあって、
いろいろ質問できることになったのだけど、
わからないことだらけで、質問ができませんでした。

会場を出て地図を見たら、徒歩で行けるところに、
太宰治森鴎外のお墓があることがわかったので、
お参りすれば、太宰治賞とか獲れるんじゃないかと、
行くことにしました。どこから入るのか散々迷って、
何度もお寺や神社や教会の周りをぐるぐる回って、
蚊にさされ、空腹で頭痛がして、焼き鳥を買い食いして、
ようやく、誰もいない墓地に着きました。
人々の心に文学のよい影響を与えて、
人類を発展させてくださったことを感謝しました。


バスで駅まで戻って、吟之介という居酒屋に入りました。
地元の人たちが多いみたいで、ご主人と知り合いみたいで、
和気あいあいとした雰囲気で、料理も酒もうまかったです。


帰りに、コーヒーを飲みたくなって、スターバックスに入って、
丸くて甘いものを食べて、コーヒーを飲んだりしました。



日曜日

おのしゅうさんが、芦ノ湖でカヌーに乗る会を開いてくれて、
それに行くことにしたのですが、朝からお腹の調子がわるく、
ぐずぐずして、昼過ぎに合流しました。
芦ノ湖までは、東海道線で小田原、箱根登山鉄道で箱根湯本、
さらにそこからバスで、桃源台まで四十五分かかりました。遠い!
新宿駅から桃源台までの直通バスもあって、それだと二時間半らしいです。

僕が着いたら、風が強くなって天気が曇ってきて、
八人が神妙な表情で、バーベキューをしていました。
まるで、県大会の予選で逆転負けしたチームみたいな、
めりこんだムードになっていたのですが、カヌーに乗ると、
テンションが上がるみたいで、ひとりずつ元気になっていました。
僕も乗ったのですが、とても爽快でした。



五時に近くの日帰り温泉に行って入浴。
箱根のお湯はつるつるしていて、本当にいい。
一時間ほどくつろいで、おのしゅうさんと僕以外は、
新宿行きの直通バスに乗って帰りました。
僕はおのしゅうさんにクルマで送ってもらいました。
おのしゅうさん、どうもありがとうございました。


ところで、現在、おのしゅうさんは、
素敵なパートナーを募集中とのことです。
カヌーと宮沢賢治が好きな、真面目でユーモアのある男です。
ご興味ある方は、ぜひ。会ってみるとよろしいでしょう。


お芝居を観たり、カヌーに乗ったり、
充実した休日でした。もう一日、お休みがほしいですよ。