ラクーア。火曜イッセイ氏と飲んだ。水曜おのしゅうと藤沢。

そういえば日曜、後楽園のラクーアへ行きました。
ラクーアとは巨大なスパで、東京ドームの横にあります。
ひのじさんが券を買ってくれたのです。


岩盤浴のような熱いタイルの上で寝たり、
サウナに入って汗をかきました。
カラーセラピーとマッサージが混ざったような術を、
背中、肩や頭に施してもらったりして全身が軽くなりました。





火曜の夜

イガラシイッセイ氏と川崎で飲んだ。
小説のことをずっと話していた気がします。
こんなことが大切なのではないかと思った。

1. 一定の巧さ、安定感、小説になっている。
2. おもしろいこと。
3. 個性、哲学、ユニーク、発明があるかどうか。


風景・心理・行動の描写のサイクルを、
一定のリズムとテンポで繰り返し書いていく。
風景・心理・行動については、明確な境界があるわけではなく、
心理を反映した行動とか、行動のある風景とかがある。
さらにそれぞれについて、描き方も何通りも手法がある。
書き方が乱れないよう、効果が発揮されるよう意識しながら、
描写のバランスに気を配ること。
集中力を最後まで切らさず、坦々と書き抜くこと。

誰でもわかる明確な基準のあるおもしろさより、
幅広く鑑賞して蓄積され熟成された感性にとって、
漠然と「おもしろい」と感じられるおもしろさの方が、
貴重だと思う。で、そういう感受ができるレベルに達したい。


発想や表現や人への接し方でもなんでも、
ありきたりに陥るのは、その対象への
思い入れ(愛)が足りないからではないだろうか。


巧く書きたいけど、書くために書くのではなくて、
考えて自分を整えて磨いて集中力を高めるための
修行として書くということを常に忘れずに心掛けたい。
好きというどちらかというと反応的な感情を越えて、
愛するという主体的な行為を通して、
生きることを追究するみたいに。



水曜

次の日曜にやる「おのしゅうナイト」の準備を、
おのしゅうさんと二人でやってきました。
おのしゅうさんの地元藤沢には、
古本屋というか古書店がやけにあって、
「古書の街、藤沢」と言ってしまえばいいと思いました。


おのしゅうさんは、折口信夫の本を。
僕は世阿弥の「風姿花伝」と谷崎潤一郎とか、
現代小説も何冊か買いました。
それからトンカツ屋の「とんこ」という店で、
うまいトンカツを食べました。

といっても本を買うのが目的ではなくて、
なかなかおもしろい映像を撮影できました。
おのしゅうナイトは次の日曜。


誰でも参加無料ですので、ぜひ遊びに来てください。
時間は夜七時。場所は新杉田です。
参加申し込みなどはこちら

ポスターには料金千円と書いてましたけど、
お金を頂くような内容でないため無料となってます。