読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる
小説集『突き抜け』のご購入はこちらから。



エネルギーを使うことをすごくおそれている。

生活

月曜・水曜とジムに行った。
先週は、火曜・木曜に行った。
週二回を目標にしているので、今週は達成できた。
近ごろ、身体がとても固くてつらくなってきたので、
ストレッチをするようにしている。

無理をしないのが続けるコツなのですね。
でも、僕は無理をしないどころか、
エネルギーを使うことをすごくおそれている。
高校で持久走をしたときから、途中で力尽きるのがイヤで、
最初から最後まで、エネルギーを温存して走るタイプだった。
なるべく疲れないように。疲れないように。
きっと全力を出している自分を見られることや、
ペース配分を失敗してリタイアすることが、
恥ずかしかったのだと思う。誰も見てないのに。

人生も、いろいろ温存し続けてるうちに寿命が来て、
ああ、もっと楽しく生きることができたかもと、
後悔するんじゃないかという気がした。
たとえば、種の中に、
成長して木になって枯れるまでのプログラムや、
エネルギーが圧縮されて含まれているみたいに、
人間の中にそもそも含まれているエネルギーがあるとして、
それを寿命まで過不足なく自然にすべて使いきれる人って、
どのくらいいるのだろう。


帰り道、頭の上でヂヂヂという音がしたので、
見たら虫を感電させる青い光だった。
わりと大きな音がしたので、
虫もわりと大きかったのだろう。
粉々になった虫が、頭に降ってきてたら、
かなしいと思った。
いつ粉々になるかわかったもんじゃない。


家に帰ったら、先日注文した日本酒
超超久が届いていた。和歌山の日本酒。
すっきりして香りがよくて、冷やして飲んでうまい。

煮魚と食べたけど、刺身に合うと思った。
あと家で飲むより、多少騒がしくて、
雰囲気のあるいい店で、友人と飲む方がうまいと思った。
「これ、うまいねえ」とか言い合いながら。