NHK交響楽団の横浜定期演奏会へ行ってきました。
場所は「横浜みなとみらいホール」
(なんだか最近「みなとみらい」ばかり行ってます)。
音が生き生きして、僕の中を通り抜けていきました。
「ヘンゼルとグレーテル」の前奏曲と、
「夕べの祈り」「夢のパントマイム」という曲でした。
ライナー・キュッヒルという人のヴァイオリンがすごくて、
ひとりの人から、こんなに分厚くて豊かな、
表現のエネルギーが発散されるのかと驚きました。
目を閉じて聞いていたらうとうとしてきて、
外は寒いけど、ホールの中はひとがいっぱいいて、
温かくて音楽が満ちていて、楽団を取り囲むように
見守っていて、実に素敵な空間でした。
外に出ると、絢爛たるイルミネーション。
涙が出そうになりました。
夜0時頃、クルマを運転して
近くの天然温泉の出る露天風呂へ行きました。
湯気がもうもうと立ち上って、趣きがあって、
はあぁぁぁと溜め息が漏れました。
さっぱりして駐車場に停めておいたクルマに乗ったら、
僕の蒸気で窓ガラスがぜんぶ真っ白にくもって、
あわわわわとなりました。窓を全開にして走るうちに、
冷たい風で、くもりが消えていきました。
深夜1時過ぎの静まり返った道路を走る、ラジオからクリスマスソング。
気分よかったです。