関西MMK紀行2日目「幸せ・不思議な組み合わせ」

午前9時頃に新大阪のユースホステルを出て、
電車で京都へ行きました。
大阪と京都の間を30分で行けたのは、衝撃でした。
もっと遠いと思っていたからです。


今日の目的は、はにこさんと京都散策をすることにあります
(はにこさんは、以前、クリスマスを一緒に過ごしてくれる人を募集した時
立候補して下さったのですが、遠くて実現しなかったときの方です)。
昼の12時に待ち合わせなのですが、
その前に、衣類の入ったスーツケースを引いて行くのが大変なので、
本日宿泊予定の「清水ユースホステル」に預けることにしました。


市バスに20分ほど乗り、五条坂で下車。
坂を上って茶わん坂に入ると、緑の中に塔が見えます。



塔を眺めながら、坂をとぼとぼ上っていきます。
茶碗やかんざしを売っているお店が並んで趣があって、
修学旅行の学生が元気で、気分がよいです。


ユースホステルに荷物を預けて、まだ10時だったので、
清水寺を見学しました。清水の舞台も行きました。


その後、

バスで京都駅に戻り、しーなねこのあみぐるみを持って
待ち合わせ場所に立っていたら、
はにこさんから声をかけてくれました。
優しい方で、関西弁で、ぐっときました。


その時の様子をはにこさんはこう記しています。

しーなねこさんは例のあみぐるみを持っていたので、すぐ分かりました。
その姿は、なんか迷子のようで早く声をかけないと!って感じでした(笑)


お互いにどこへ行くかまったく計画を立てていなかったのですが、
ブログの読者の方から「東寺」がお勧めだという
メールを頂いていたので、東寺へ行くことにしました。
駅から近いので歩いて行ったのですが、すぐに迷いました。


東寺ではないお寺に入って、「これが東寺ですかあ」と、
ふたりで思いましたが、観光客も仏像も何もありません。




調べたら、そこは東寺ではありませんでした。


携帯の地図を見ながら歩いて、きちんと東寺へ着きました。
観光客は少なく、ゆっくり見ることができました。
薬師如来を眺めていると、頭がしーんとして、
何も考えられないような、無の状態に誘われるようでした。



ここで、フランスからの観光客であるジャンさんと出会い、
このあと3人で観光をすることになりました。
初対面で住む場所も異なる3人。不思議な旅です。
ジャンさんに説明や質問するために、英語と日本文化をもっと覚えたい、
と強く思いました。


お昼にお好み焼きを食べ、瓶ビールをジャンさんと飲みました。
ジャンさんは僕より年下でした。



「飲めますか?」と聞いたら、とても好きと言っていました
(僕の英語の解釈なので間違っているかもしれません)。



この後、銀閣寺へ行きましたが、

ちょうど、銀閣寺が改装中ということで、
鉄骨が組まれて、カバーがされていて、見ることができませんでした。
それでも拝観料はいつもと同じでした。



しかし銀閣寺周辺の庭のコケや竹や水が、美しい眺めで、
遠くの山まで、心が洗われました。よかったです。





銀閣寺からバス停に戻りながら、抹茶ソフトを食べました。
うまい。やはり観光地にきたらソフトクリームです。
途中、「哲学の道」という看板がありました。
ここがあの西田幾多郎の「哲学の道」だったのですね。
西田幾多郎の哲学については、まったく知りませんけど!)



京都駅に戻って、ジャンさんにへもいっ子クラブステッカーを渡し、
フランスのパリにも支部がありますと伝えました。
メールアドレスを交換して、お別れしました。


はにこさんと夕飯を食べました。
咳がたくさんでたので、ご心配をかけてしまいました。すみません。
かわいいはにこさんと、ピュアな感じのジャンさんと
遊べてとても幸せでした。どうもありがとうございます。



清水ユースホステルは、

昨日の近代的な新大阪とは違って、
伝統的な日本家屋で、木や畳の匂いのする、
こぢんまりした宿で、とっても素敵でした。



オーナーのおじさんが気さくな方で、お話ししましたし、
落ち着く談話室があって、そこに宿泊客が集まって、
消灯時刻まで、ビールを飲んだり話したりしました。


寝室もきれいで、天井が高くて、気分がよかったです。
ここは本当にお勧めの宿です。


夜、明日お会いする予定の、大阪のおかかさんに電話をしました。
これまでメールだけでしたが、初めて声を聞きました。
とても明るい印象で、ハイテンションな方でした。


ひとりで寂しくないか、ちゃんと眠れているか、
明日は○時に迎えに行くから、
それまで△△の子と遊んでもらってなさいねとか、
電車は御堂筋線よと、とてもたくさん心配して頂いて、




まるでお母さん




でした。
それで、言われた通りに予定を立てて、
明日お会いするよしこさんと、
合流するイガラシイッセイ氏と、スガアザラシ氏に連絡をしました。