当然の帰結。

「これは、しいなくんのことを言っているのでは?」
とイガラシイッセイに言われたのですが、
何のことかというと、以前に京都でお会いした
はにこさんのブログです。


はにこさんが「好きな人ができた」と、
ご自身のブログに書いているとの情報を、イッセイ氏より得たのです。
そしてその相手が、しいなではないかと。
しかし、僕はそれを鵜呑みにするほどめでたい人間ではありません。
楽観はせず、常に最悪の事態を考えて、
疑心暗鬼、被害妄想、それらをこじらせて
ノイローゼになるタイプなので、まず信じません。
とりあえず、
「まさか、僕のことではないでしょう」
と言いつつ、少し調べてみました。



すると、

京都のことがとても楽しかったと書かれており、
さらに、はにこさんの「好きな人」に対して、
手応えがないことについて、

物理的問題?距離的問題?


といった記述があり、たしかに関東と関西。
物理的に離れていることから、「おお」となりましたが、




浮かれてはいけない。勘違いしてはいけない。




幸せの後には、必ず不幸が来る。
楽しいことの後には、いつも死ぬときのことを考える癖のある僕は、
「そもそも、1回しか会っていないのに、好きになるわけがない」
と頭と心を冷やしました。
しかし次には、



初めて会った人で、稲妻にうたれたような衝撃をともなう出会いになることも


という記述があり、「おおお」となりましたが、
いや、絶対に違う。僕を好きになるような人間が




この世に存在するはずがない!




と絶叫して、うぬぼれるな!浮かれたら死ぬぞ!
と冷水を浴びて、念仏を唱えて煩悩を滅却しました。


そんなことしているうちにも、情報ツウのタマさんが、
「しーなさん、モテモテじゃないですか」
「どういうことですか」
「ブログに書かれていたじゃないですか」
というので、第三者的に見てもそういう風に取れるのか、
そういえば、先日、ガレットという焼き菓子を頂いた


こ、これはことによると、もしそうであった場合、
ここまで書かれているのに、
「放っておいたら失礼になるのではないか」
という不安のような気持ちになり、
はにこさんのブログに「はてなスター」という、
日記に共感したときなどに、
クリックして付ける星マークを付けました。


これなら、思い上がっている風でもなく、
もしコトがコトでも、無視しているような失礼にならないという、
政治的な判断、保守的なアクションでした。



そして今日、

イガラシイッセイが、会社で非業務メールをよこし、
「まさか、はにこさんが!?」
というので、何のことかと、
はにこさんのブログを見てみたところ、



昨日、20日の満月の夜に、気持ちを伝えてしまいました。


とあるじゃないですか。気持ちを伝えた!?
ででえー、ついに!と思いましたが、
私のところには、




なーんも、来とらんのでした!




完全なる勘違いでした。
一時はもう「当選確実」が出たという感じで、
スーツにタスキの僕は、ダルマのもう片方に、
毛筆で目を入れそうになって、
応援演説のイガラシイッセイは、
今まさにバンザイをしようと、腰を曲げ両手を深々と下げ、
「バ」と発声する口の形を作ったところの、
我々選挙対策本部に、




バキュームカーが突っ込んできた




そんな感じの終焉でした。
「わしじゃないんかーい!」とワイングラスを鳴らし、
「『はてなスター』付けとるやないかーい!」と、
もちろん髭男爵ですよ。僕が男爵で、イッセイ氏が緑の服の人で。
ああ、恥ずかしさのあまり、グラスのファンタが、
もはや一滴も残っていません。



まあ、当然といえば、

当然の帰結。木村庄之助も唖然とするほどの、
エア相撲。一人相撲でした。
どうして、あんな妙な気分になったのか。
こんなことで一喜一憂していて、どうするのだと、
自分の修行の足りなさを再認識しました。


誰か僕の背中を、座禅のときに叩く板で、
思いっきし、叩いてほしいです。


それと、はにこさん、勝手に勘違いしてすみませんでした(爆)
初めて「(爆)」と書きましたが、
本日の日記ほど「(爆)」の文字が相応しい日はありません。



話は変わりますが、

先日、お伝えした、合コン的オフ会の第一弾は、
6/6(金)の夜に決まりそうです。
まだまだ、ご参加をお待ちしております(女子の方)。


とりあえず、イガラシイッセイ氏と、
かわいい後輩も来ます。ワイワイやりましょう。