いろいろ。

イガラシイッセイ氏が

盛岡旅行のことを書いていました。
僕の観察日記みたいになっていました。





はにこさんへの回答

はにこさんからお手紙を頂いたと書いたところ、
「しいなは、どう回答するつもりなの?」
という質問を、たくさん受けました。


ブログに、お手紙を頂きましたと書いたということは、
もちろん承諾することが前提になっているわけです。
「お手紙をもらいましたが、お付き合いは断りました」
などと、わざわざ公表するわけがないじゃないですか。
そんなことをしたら、僕は百人単位の方から、
袋叩きにあうことになっていたと思います。


いろいろ考えました。
はにこさんとは、1度しかお会いしていないので、
好きとかそういう感情は、正直に言ってまだあまりありませんし、
もちろん好きといえば、好きですが、その好きは、
老若男女みんな好きというのと同じみたいな感じです。
ということは、お電話でもお伝えしました。


ではたくさん会えば、慣れて好きになるかと思いましたが、
はにこさんは関西の人で、僕は関東なので、そうそう会えませんし、
会えない間にも、はにこさんは、きっと僕のことを想像の中で、
ものすごく美化している気がしますし、
そうなると、次に実際に会った時に、




「そんなんじゃなかった!」




と失望させてしまうのではないかとか、
はにこさんの中で、僕が「小栗旬」みたいになっていたら、
どうすればよいのかとか、
「付き合う」というのは、一体どういうことなのかとか、
僕に関わる時間は、はにこさんにとって、
もっと素敵なことを実現するために有効活用できるのではないか、
とか、一体、僕の何がよいのか全然わからないとか、
まだまだ、たくさんあります。


総合的に考えようとして、よくわからなくなってきましたが、
「付き合う」という経験は大切だと思いました。
僕はこれまで、誰も好きになったことがないので、
誰とも付き合ったことがありませんし、
付き合うとなったら、もう、他の異性と会話をすることはおろか、
目を合わすことも許されず、死ぬまで一緒に
居ることになるのではないかと、深刻に考えすぎていました。


でも、世間では、当たり前ですが、そういうわけではないようです。
なので、気楽に構えることにしました。
できる限り好きになっていこうと思います、でも、好きって何だろう。
好かれることなんて、もう二度とないだろうなあ。
「MMK計画」は続けてよいとも言って下さいました。
合コン的なオフ会は開催してもいいが、
隠してやらなければよいということでした。
その点は、全部公開してしまう病気なので、大丈夫です。


今後とも、よろしくお願い致します。





『終わりは始まり』

中村航さん(へもいっ子クラブ191番)とフジモトマサルさん
『終わりは始まり』という作品が発売されました。
上から読んでも、下から読んでも同じように読める「回文」に、
中村航さんのショートストーリーと、
フジモトマサルさんのイラストのついた、素敵なご本です。
さっそく読んでいます。


[rakuten:book:12894991:detail]


中村航さんの言葉は、とても力になっています。
プリントアウトしてあるのは、野間文芸新人賞を受賞されたときの
受賞の言葉です。

リアルに掴めるものなんか何もないというのは絶対的な事実だけど、
それでも何かを掴んだという実感は存在する。それらは共存する。
だから進もうという情動を思い切り肯定したい。


今回の「MMK」についても、中村航さんからの
「しーなねこに届け!M.M.K.」という
メッセージがなければ、途中で諦めていました。
いちばん最初に出てくる回文が、


「バレてもいい、モテれば(バレテモイイモテレバ)」


というのも、なんだかすごいです。