静岡・温泉・ぬまづ丼

お休みのHさんをお誘いして、静岡へ行きました。
先日のドライブが楽しかったので、またドライブです。
「楽しいことは、飽きるまで、徹底して続ける。」
これが、しーなねこ流。
そして、飽きやすいのも、しーなねこ流。


今回の目的は、「ぬまづ丼」という海鮮丼を食べて、
源泉掛け流しの温泉に入るのです。



午前11時


待ち合わせ場所の海老名SAに到着。
天気は晴れ。とても暑いです。
Hさんが現れたので、クルマに案内し、
「まず温泉に行くのでいいですか?」
と聞いたら、
「ええっ!?温泉に行くんですか?」
と驚かせてしまいました。そういえば「ぬまづ丼」のことしか
お話していませんでした。すみません、温泉に行きます。


東名を1時間走り、沼津ICから出て、
伊豆中央道、修善寺道路を走る。山々に囲まれて爽快。
渋滞がありましたが、景色がよいですし、
話し相手がいるので、気になりませんでした。



午後2時

目的の温泉がある旅館「湯本館」に到着。
湯本館は、川端康成が『伊豆の踊り子』を執筆した宿です。
また、「日本秘湯を守る会」に加盟するこの宿には、
素晴らしい露天風呂があるそうなのです。


胸を踊らせ、「日帰りで入浴したいのですが」と
宿の人に言ったら、なんと、宿泊客以外の入浴は、
「この時期はやっていない」ということでした。




入れませんでした。




Sさんと行った一昨日の旅と全く同じ展開。
「詰めが甘い」ことが、より浮き彫りになりました。
(あらかじめ電話で確認するように!と自分に言い聞かせました)



呆然とする。

せっかく、細い道を頑張って来たのにと思っていたら、
Hさんが、
「隣にも温泉ありますよ」
と言ってくれたので、そちらへ行くことにしました。



「河鹿の湯」という共同浴場。
驚いたのは、入浴料が250円ということです。
加水・加熱一切なしの46℃の源泉は、
熱いですが、気持ちよくて、何かに効きそうでした。



こぢんまりとした浴場は、清潔なタイル張り。
大きな窓があって、明るい光が差し込んで、
流れ続けるお湯を、きらきらと輝かせていました。
窓から山を眺めることができて、
川のせせらぎも聞こえました。素晴らしい。
「河鹿の湯」にしといて、よかったじゃないか。


温泉を出て、さっぱりして、川を眺めたりして、
「いやあ、旅ですねえ」という感じになりました。




それにしても、腹が減った。

朝から何も食べておらず、猛烈に腹が減っていましたので、
直ちに次の目的地である「沼津港」を目指しました。
「ぬまづ丼」を食べるのです。


来た道を、渋滞を回避しながら、1時間半ほど気持ちよく走って、
午後4時に沼津港に着きました。



海鮮料理を出すお店がたくさん並んだ、
市場的な雰囲気の場所でした。



メインの通りを少し脇に入ったところに、
「ぬまづ丼」を出す「かもめ丸」という店を発見しました。



さっそく入って、「ぬまづ丼」を2つ注文。
10分ほどで出てきました。



言うまでもなく、うまい!
写真が、若干ピンぼけするくらい、うまい。
この丼、お米は酢飯ではなく、
アジの炊き込みご飯が使われていて、この炊き込みご飯だけでも、
味がしっかりしていて相当うまい。
その上に、生シラス・生桜えび・生アジが敷き詰められていて、
刻みネギを混ぜた練りワサビ、これを醤油で溶いて、
少しずつかけて食べる。うますぎる。口当たりも最高。
あっという間に、平らげてしまいました。



食後


ソフトクリームを買って、海の見えるところへ行きました。
風が強くて、雲行きが怪しくなっていました。
すると突然、僕のソフトクリームに異変が起こり、
強風で飛び散って、大変なことになりました。



「風下に立つと、ソフトクリームが
 飛んでいくので気をつけて下さい!」
と言うと、
「どうして、そんなことになったんですか」
と笑われましたが、僕にもよく分かりませんでした。
ソフトクリームは、潮風に弱いのかもしれません。




帰宅。

沼津ICから東名に入って、午後7時にHさんをお送りして、
僕は午後8時前に家に着きました。


山梨へ行った時ほど疲れなかったのは、
距離や時間的なこともありますが、
運転に多少慣れたことが、大きいのではないかと思いました。


楽しい旅ができました。どうもありがとうございます。
また、どこか行きましょう。