演芸好きの、まいこもりすさんからお誘い頂いて、
浅草の「東洋館」へ漫才を観に行ってきました。
東洋館の前身は「浅草フランス座」で、
ビートたけしや渥美清を輩出したことで有名な劇場で、
『ちびまる子ちゃん』の漫画で知ってからずっと、
一度は行かないといけないな、と思っていたのです。
昼の12時開演に合わせて行きました。
ゴールデンウィーク中日の浅草は、大変な混雑でした。
僕が東洋館に入るとき、入口で人力車のおじさんが、観光客に、
「ここはかつてストリップ劇場だったことでも知られ」
と、ちょうど説明をしている最中で、
入るのが少し恥ずかしかったです。
劇場は満席で、立ち見が出るほど。
まいこもりすさんと演芸を観るときは、
いつも最前列のど真ん中の席になるのですが、今日もそうでした。
12時〜16時半まで、4時間半。16組の漫才・奇術・曲芸と、
最後は、演者の方々によるバンド演奏まで観ました。
それにしても、
4時間半。
こんな長時間大丈夫だろうかと思ったのですが、
テンポよく様々な演芸が披露されるので、
あまり時間を感じませんでした、これは本当にすごいと思いました。
おぼん・こぼんさん、昭和のいる・こいるさん、
青空球児・好児さんは貫禄があって、爆笑を起こしていました。
ネタがどうのというよりも、人柄が滲み出ていて、
見ているだけで笑えてきます。
ロケット団さんも、熟練で安定した笑いを提供していました。
もっとも舞台に近い席だったので、演者の方に、
何度もいじられました。奇術の手伝いをして、
新聞紙で作ったハシゴ(下の写真)をもらったり、
すず風にゃん子・金魚さんの、にゃん子さんが、
ニューハーフに見える件について、パチパチ拍手をしていたら
(本当にニューハーフに見えるのですが、きれいな人です)、
「お兄さん、そんな前で拍手するんじゃないよ!」
と凄まれたり、最後のバンド演奏の時は、
おぼんさんに割り箸を貸してもらって、
指揮をさせてもらえて、贅沢な体験でした。