「LIVE STAND 09」に行った。

ある方からチケットを半額で譲ってもらったので、
幕張メッセで開催されている「LIVE STAND 09」という、
吉本興業主催の、笑いの祭典へ行きました。



会社の先輩Tさんと、13時前に待合せて行きました。
会場はだだっ広い大ホール、その半分くらいの中ホール、
さらにその半分くらいの小ホールに分かれていて、
ホールの大きさに応じた人気の芸人さんが、
各ホールで、同時多発的にネタをしていました。


まず、会場に入って感じたのは、
女子率が異常に高いということです。
7、8割は若い女子だと思いました。
最初に見たのは、大ホールのFUJIWARAさんでした。



見た目や動きで笑わせるネタで、
女子たちは、笑うというより、




「キャー!キャー!」




と叫んでいて、Tさんとふたりで、
このムードに付いていけるか心配になりました。
しかし、直後に笑い飯さんの漫才が見れて、ホッとしました。


このイベント、なんと開催時間が7時間で、
ネタを見るときは立ち見なので、非常に疲れました。
休憩を取りつつ、ビールを飲んだりして、
ホールを次々変えて、様々な芸人さんのネタを、
40個ほど見て研究しました。
新喜劇も見ることができて、よかったです。



もはやアイドル。

見ていて思ったのは、芸人さんが、
アイドル化しているということです。
特に人気があってアイドル化を感じたのは、
「NON STYLE」と「はんにゃ」でした。


はんにゃ金田さんの顔がプリントされたうちわや、
ブロマイドが販売されていて、結構な数の女子が、
それを持ち歩いているのにショックを受けました。


ネタをしていても、おもしろいとか、おもしろくないとか、
そういう問題ではなくなっていて、キャーキャーと
黄色い声が上がって、かわいい!とかそういう感じで、
日本のお笑い界の行く末に、不安を感じました。



とにかく疲れて、

Tさんとベンチに座って休憩したのですが、
「まあ、こういうの(アイドル化現象)も、ありかもね」
ということになりました。
全部懐に入れようと思いました。



夜8時過ぎに最後のネタが終わり、京葉線に乗って帰りました。
おとといは、国立演芸場で落語とかを聞きましたが、
今日はまた全然違う空間で、漫才やコントを見て、
全体的に楽しかったので、よかったです。