貧血。ロールケーキ。タケノコの話。

10月が終わると、11月になるわけです。


最近、貧血気味で、ふらふらします。
ローソンのプレミアムなんとかロールなんとかが、
とても美味しいと評判で、その評判から売り切れが頻発して、
入手が困難であるような、ないようなということを
何かであれして興味を持ち、帰りにローソンに寄ったら、
20個くらいありましたので、3個買って帰りました。



生クリームがふんわりして、とてもおいしかったですが、
売り切れが頻発して、うれしい悲鳴を上げてしまうほどの、
ものではないと思いました。



突然、

タケノコの話を思い出しました。
マンションの管理人さんが、毎年タケノコの季節になると、
マンションの裏の竹薮から、タケノコを掘って、
うちにたくさんくれていたのですが、
マンションの裏は、実は精神病院の敷地なのです。


マンションは100世帯とか入る大きなマンションで、
精神病院も病棟がいくつもあって同じくらいの規模で、
マンションと精神病院は、丘の上にあるのですが、
その周囲を竹薮が囲っていて、さらにその周囲を
緑色のフェンスが囲っているような構造になっています。


精神病院は、マンションができるよりずっと昔からあって、
マンションが建設されるときに、建設予定の空き地に、
とても高い鉄塔のようなクレーンが来たのですが、
精神病院の散歩の列から抜け出した一人が、
鉄塔のてっぺんまで上って、下りれなくなって、
パトカーとか消防車が来て騒ぎになったことがありました。


僕は小学生の頃、精神病院の敷地内の竹薮に、
秘密基地を作って遊んでいたのですが、
秘密基地まで行くときに、病棟の窓の前を走り抜けるのですが、
あるときは「こらー!」と怒られて、
あるときは「がんばってねー!」と励まされて、
複雑な気持ちになった記憶があります。


そして、そこのタケノコは、
タケノコご飯とか、煮物にして食べるのですが、




これが、とてもうまいのです。




僕が高校生の頃、年賀郵便の配達アルバイトを少しして、
その精神病院も配達対象だったので、
何度か郵便物を持っていったのですが、
病棟の窓には鉄格子がされていて、
その中から、じっとこちらを見ているおじさんか、
おばさんかの影が見えて、ちょっとこわかったです。
高校生の時は、秘密基地のことは忘れていました。


で、マンションの管理人さんは、
毎週、砲弾のように立派なタケノコを五本くらいくれるので、
一週間では食べきれないのですが、
とにかく連日タケノコご飯になったりしても、
やはり、タケノコご飯はうまく、
そのうまさは、精神病院の何か霊的なものが、
作用しているのではないかと思われるほどでした。


ちなみに、その精神病院は、精神科以外に、
歯科もあるのですが、歯科には誰も訪れないことで有名でした。
しかし、ここの歯科は一回の治療でほとんど治してくれるので、
何日も定期的に通院する必要がないことでも地元で有名でした。


ということを急に思い出して、
ここに書いておかないといけないと忘れそうだったので、
あわてて書きました。


おやすみなさい。