ブログの更新がめっきり減ってしまっているので、
これからは少しずつでもいいから何か書いていこう。
書いているうちに自身を客観視できて、思考が整理され、
アイデアが結び付いておもしろいことが浮かんでくる。
ということを、ブログをよく書いていた時期に
身をもって体験していたからです。
ガチョーン!
- 作者: 田中慎弥
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/01/27
- メディア: 単行本
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登場人物は子供以外皆影があって、全体的に鬱々としていて、
曇天で晴れなくて、狂気が今にも溢れ出しそうな不安がある。
父の暴力性と自分の中に流れるその血。制御できない衝動。
そういったものが汚い川、潮、雨の流れと、
時間の流れの中でドロドロと混ざり合いながら、
全編を通して流れていて、圧倒的ですごいなと思いました。
昔からある正統な文学作品という印象がしたのは、
現代アートみたいなテクニックを使わずに、
川を中心にして、執念深く様々な対比の構造で、
起承転結まで力でしっかり描かれているからかと思いました。
- 作者: 瀧本哲史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/09/22
- メディア: 単行本
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または出たばかりの人に向けて書かれた本ですが、
社会に出て十年目の僕にもすごい刺激になりました。
これからますます厳しくなっていく日本経済の中で、
生き残るための心構えが書かれています。
大学の時にお世話になったK先生が、この本と同じようなことを
おっしゃっていたことを思い出しました。
生き方、働き方を投資的に考えること。
また社会が大きく変わってこれまで価値のあったことが、
まったく価値がなくなるということ。そのときどうするか。
最悪になっても責任が取れる範囲で積極的にリスクをとる。
トレンドとサイクルを読むこと。人と違うことをすること。
- 作者: 岡田斗司夫
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/02/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本を読んだからです。岡田斗司夫さんは、
成功する人が無意識にやっていることとか、
世の中の人が無意識に取っている行動とか、
そういう無意識を言語化して論理的にまとめるのが
すごくうまい人なのだろうなと思いました。
レコーディング・ダイエットにしても、
『僕らの洗脳社会』『評価経済社会』にしても。
こういうふうに先を読めるように訓練して、
トレンドの芽のようなものを誰も気付かないうちに発見して、
きちっとそこに注力したいものです。
この本の内容は、ノートを少しずつ作るところから、
自分のやっていることを書き出して視認して、
ロジカル・シンキング的に発展させて表現してを繰り返して、
頭をよくしていきましょうという内容。
- 作者: 志村勉
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2008/12/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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何か企画して一発当てるために、というのもあるけど、
先の『僕は君たちに武器を配りたい』にもあったように、
とにかくイノベーションで脱コモディティだっつーのということで、
いろいろ読みたい。こういうことに関する思考の型がほしいのです。
そうでした。
ののほさんから年賀状が来ていたのでした。
はがきには何も書いていなくて、宛名の下のところに、
「フライパン中火で5分熱して下さい。」
と書いてあるだけでした。
書いてある通りにしました。
最初の一分くらいで龍のイラストが青く浮かび上がってきて、
あれ?五分もかからないじゃないかと思いつつ、
律儀に熱していたら煙が上がってきたのですが、
次は焦げの色で写真やしーなねこの絵が浮かんできて、
二段階にすごかったです。ありがとうございました!
でもうち、喪中なのでした。