変性意識になっているわけでもないのに、
自分がいきなり何を言い出すかわからないことがあって、
この現象はなんだろうと思って、
「自分が何を言い出すかわからない」
で検索したのですが、ヒットしませんでした。
そんなやつはいないのでしょう。
カフェでコーヒーを飲んでいたら、
塾帰りの子どもと待ち合わせをしているらしき母親が電話をしていました。
「カフェまで来なさい!」と感情的な口調で言ったり、
テストの結果を聞いて「だめねえ」と呆れたりしていて、
それを横目に見て、子どもに勉強させる前に、
おめえが心理学の勉強でもしろやと思いました。
教育する側が教育されていないのではないでしょうか。
幼い子にとって、親は絶対的な存在なので、
おかしな親でもそれが正しくて自分が間違っている、
と思ってしまいそうで、子どもの逃げ場のない感じはとても悲しくなります。
上の立場になるべきではない人が(親というだけで)上になってしまって、
たくさんの創造的なエネルギーを無駄にしているように思います。
リンカーンの言葉にこういうのがあるらしくて、
Nearly all men can stand adversity,
but if you want to test a man’s character, give him power.
後半の「本当に人を試したかったら、 権力を与えてみることだ」
というところは、なるほどなと思いました。
権力が与えられたときに、もっとも心の問題が出るように思います。
心の問題を出さないというより、心の問題はできるだけ解消していないと、
権力が与えられたときに、自分のコンプレックス関係で、
まわりの人に迷惑をかけることになります。
ぼくはまた、ピリついているのでしょうか。
ピリピリしたくない。かゆい。