1.
子どもの頃(小学生ぐらい)って、
1日に1回くらいは、
「あ、いいこと思いついた!」
と言っていた気がする。
ぼくだけでなく、友達も口々に言っていた。
で、その「いいこと」というのは、
それほど、いいことでもなんでもなかったりする。
それでも、そのときは頭の上で電球が点いたみたいに、
本当にいいことに思えて、その直後にうぉーっと
気持ちが高まったものである。
最近、「あ、いいこと思いついた!」って言っていない。
いつでも言っていたい。で、うぉーってなりたい。
2.
この前、オフィスに大豆の皮が落ちていた。
あ、だれか会社で節分の豆まきでもしたのかなと思った。
が、豆の周囲を何気なく見たら、小魚も落ちていた。
豆まきじゃない。だれかがこの辺で弁当を食べたのだ。
と思った。
それか猫でも来たか。
3.
深い睡眠の秘訣は、深いゆっくりした呼吸である。
と、メモしていた。メモしたことを忘れていた。
メモをしたのは、去年の12月23日とある。
これを読んだひとは、ぜひ試してみてほしい。
息をゆっくり吐きつづける。するとこれ以上無理なところまでいく。
でも、それでも絞り出すようにしていると、少しずつ息は吐ける。
本当の本当に無理になったら、こんどはゆっくり長く吸う。
これもこれ以上無理なところまで吸う。
もう吸えないと思っても耐えてると、まだ吸えるようになっている。
こうやって吸いまくる。で、また吐きまくる。吸いまくる。
と何回かやっていると、萎んでいた肺が伸びて(伸びるものかはわからないが)容積が増えて、
普通に呼吸をしても深く呼吸できるようになる
(といっても、一時的なものだが)。
この深い呼吸のまま睡眠に入ると、とてもよく眠れることがわかった。
とくに呼吸で肺が膨らむと、背中や胸の凝っているところに
内側から圧力がかかって、体がほぐれるのが実感できる。