あけまして、おめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
昨年は引越しをして環境を整えましたので、
今年はしっかりやっていきたいと思います。
年末年始にいろいろ遊んだりしたのですが、ブログに書けませんでした。
連休の間に小説を書きはじめたいと思っていたのですが、
これもできませんでした。
なぜできなかったのか。時間がなかったわけではありません。
暇を持て余すほどでした。それでもできなかったのは、
気が散漫になって、集中できなかったからです。
いま、このようにブログを書いているのは、
年始から瞑想をするように心がけて、これもなかなか集中が切れて、
できたりできなかったりしていたのですが、少しずつやって、
ようやく神経の乱れが落ち着いてきたから、
こうしてブログを書くことができているのです。
それぐらい、ぼくの注意力は散漫になって、
気づくとYoutubeを見ていて夕方になっているのです。
なので、今年は瞑想することを第一にして、
何をするかは、精神が統一されてから考えます。
年末に読んでおもしろかった本をご紹介します。
![ヒップホップのラッパーを目指す人の ラップ入門 ヒップホップのラッパーを目指す人の ラップ入門](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51jzd8BZ1zL._SL160_.jpg)
- 作者: MC一寸法師
- 出版社/メーカー: 自由現代社
- 発売日: 2012/08/22
- メディア: 楽譜
- この商品を含むブログを見る
ラップの入門書を図書館で予約して借りました。
受け取りの際に「こちらでよろしいでしょうか」と係りの人に聞かれて、
表紙に「ラッパーへの道が今開く!」とでかくあって、おじけづきました。
![フリースタイル・ラップの教科書 MCバトルはじめの一歩 フリースタイル・ラップの教科書 MCバトルはじめの一歩](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51IGeeptVmL._SL160_.jpg)
- 作者: 晋平太
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2016/12/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
フリースタイル・ラップについての入門書です。
フリースタイル・ラップバトルというのは、
一対一で相手をディスり、ディスられた方はそのディスに対する
アンサーを交えながらディスり返すというもので、
それを即興で、韻を踏んでやるものです。
勝敗はディスが的確かどうかや、韻を踏んでいるかフロウがあるかなど、
トータルで観衆をより盛り上げた方が勝ちになるみたいです。
ラップバトルの動画もいくつか見ましたが、ほんとにこれ即興なのか
と思うほどすごい。このスタイルはラップ以外にもお笑いとか、
文学とか、いろんなところに広がるだろうと思いました。
本としては、ふたつめの「フリースタイル・ラップの教科書」だけ
買えばよいと思います。フリースタイル・ラップバトルの番組で、
審査員をしている人が、いまのブームにいたる歴史や、
具体的なラップの仕方や心構えなどを、深掘りして説明してくれています。
小説では、辻原登さんの『籠の鸚鵡』がおもしろかったです。
![籠の鸚鵡 籠の鸚鵡](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41vvX%2BK3rWL._SL160_.jpg)
- 作者: 辻原登
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2016/09/30
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (7件) を見る
いろんな新聞や雑誌で目にしたのですが、
いろんなところでこの本が紹介されていたので、
間違いないだろうと思って読んだら、たしかに超おもしろかったです。
バブル期に実際にあった事件(山一抗争)を軸にして、
そういうことがあったのかと興味深く読めますし、
サスペンス的エンタテインメント的にも、
物語の先が気になってどんどん読み進めますし、
作者が芥川賞作家ということもあって、
全体的にとくにラストにかけて独特な味わいがあり、
いいもの読んだなあと満足しました。
おもしろい本やトークイベントや舞台などで刺激を受けつつ、
瞑想をして、アウトプットもしっかりやっていきたいと思います。