小説集『突き抜け』のご購入はこちらから。



土曜日とか日曜日とか最近のことなど。

土曜日、二時間くらい散歩をした。
リュックの中にMacBookiPadと本を何冊も入れて、
どこかで文章を書こうと思ったからこんな荷物なのです。
で、結局、MacBookを開くことはありませんでした。
家に帰ってリュックを重量計に載せたら六キロありました。
どうりで肩や背中が痛くなるわけです。


日曜に高円寺の自家製ビールが飲めるところで、
まいこもりすさん、Oさん、Tさん、Yさんらが、
ビールを飲んでいるというので、ひのじさんとそこへ行って、
ハムやソーセージ、カキフライを食べました。うまかった。
店に行く前に古書市が開催されているのを目にして、
ふらふらと吸い込まれたのでした。どの本も魅力的で、
僕は埴谷雄高対話集『天啓と窮極』と湯川秀樹の随想録を、
ひのじさんは埴谷雄高の『黙示と発端』を買いました。
すべて合わせて五百円。


本は短篇集を相変わらずちびちび読み進めていて、
ロジェ・グルニエの『あずまや』と、
フリードリヒ・デュレンマットの『犬』を読みました。


ヤマダ電機がiPodを最大五千円で下取りしてくれると
チラシに書いてあったので持って行ったら、
僕のは初代のiPodtouchで傷があるので百円でした。


闇が充満したビルの窓は、外から見ると鏡になっていて、
その前でラジカセを鳴らしてダンスをする若者たちがいて、
僕はいつもその前をそそくさと抜けて駅に向かうのでした。
その日はちょうど十数メートル先で、今にもダンスが始まるらしく、
五人組が各々決めポーズをして固まっていました。
ダンスが始まってから近くを通ると、お互い気まずそうだと思って、
早く通り抜けようと踏み出したら、それを合図にしたかのように、
ズンズンシャンシャンとBGMがスタートし、
五人が一斉に思い思いに僕の間近で手足を振り出した時には、
僕はうつむく他にしかたがありませんでした。

ごはんつぶ


十一月十一日。
豚肉を使った親子丼みたいなのは「開花丼」というらしいです。
かぶの甘酢漬けと味噌汁、さわら(?)の西京焼き。
ハインリヒ・ベル『X町での一夜』を読みました。
出会いと別れ、記号のような男女。
それにしても今日はぐったり疲れた。スペースがない。

十一月十三日。
蒲焼きが好きです。蒲焼かれていれば、
何の蒲焼きでもいけると思います。ポテトサラダも大好きです。
刺激の強い胡椒を利かせたポテサラもいいですが、
それだと多くは食べられないので、
ごく普通のスーパーにあるようなのがいいですね。

十一月十四日。
しょうが焼き。とは関係ないけど、
芭蕉の「つひに無能無芸にして、ただこの一筋につながる」という
言葉が何回も浮かんできた。とてもいい言葉だなあと思いました。
小説集『突き抜け4』を三十冊分梱包しました。
回を重ねるごとに売れ行きがよくなっている気がします。
一巻は売り切れ。二、三は残り十冊ずつ。