11月末からの日記と、エクストリーム出社関係イベントなど

日記に間が空いてしまった。
お気づきかと思いますが、はてなダイアリーから、
はてなブログに移動しました。どうでしょうか。
書く方としては、いろいろ便利になりました。
まだちょっと慣れない感じはしています。


何をしていたか、書かないと忘れてしまう。
11月の末までさかのぼる。

11月29日(金)

「かぐや姫の物語」を上大岡でレイトショーで観た。

ジ・アート・オブ かぐや姫の物語 (ジブリTHE ARTシリーズ)

ジ・アート・オブ かぐや姫の物語 (ジブリTHE ARTシリーズ)

おもしろかった。
竹取物語を教科書で部分的に読んだ時には感じなかったけど、
映画は、仏教のお話だと思った。実際どうなのだろう。
ひとコマひとコマも、声優さんの声も、
とても丁寧でやさしくて、ふいに涙が出そうになる。
日本のアニメだけど、外国人から見た日本のアニメみたい
というか、自分がよくわからない国の人になった気がした。
http://instagram.com/p/hUkQiGCwpm/

11月30日(土)

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自転車を失くしてしまったので、
スーパーカブ50でジムに行って運動。
最近、NikeのFuelBandという腕輪をつけている。
ソーシャル万歩計みたいなもので、運動すると、
FuelというNile独自のポイントが上がっていって、
いつ、どのくらい動いていたかが24時間記録できる。
あと少しで目標値だと思うと、余計に歩いたりする。


夜に池袋の東京芸術劇場へ行って演劇を見た。
フェスティバル/トーキョーのプログラムのひとつ、
「光のない。(プロローグ?)」。
作はエルフリーデ・イェリネクで、演出は宮沢章夫さん。
まったく歯が立たなかった。けど、おもしろいなあと感じた。
もっといろいろ観たいなと思った。

12月1日(日)

昼から髪を切ってもらって、夕方から、
さとこさん、おのしゅうさんと弘明寺観音まで散歩をして、
上大岡でお酒を飲んだ。鳥佳という昔からあるうまい焼鳥屋の、
四号店ができたと聞いたので行ったのだった。店名は鳥火。
煮込みも、焼き鳥も、鳥佳とほぼ同じクオリティだった。
内装がずいぶん小洒落た感じになっていて不思議な感じ。
http://instagram.com/p/hX5zSbCwrG/
途中であまやんさん合流、
というか来襲という感じ。おもしろかった。
http://instagram.com/p/hYFT8eiwmv/

12月3日(火)

エクストリーム社員旅行をした。
エクストリーム社員旅行とは、平日に定時退社して、
温泉のある旅行先へ直行して、宴会。温泉に入る。
一泊して早起きして観光。そして集団出社する。
というエクストリームな行程の社員旅行だ。
前もって、福利厚生で安く泊まれる温泉付きのホテルと、
ホテルの近くの居酒屋を予約しておいて向かったのは、
三浦半島を半分くらい南下した、三浦海岸。
このときの内容は、Togetterにまとまっている。
18人で火曜の夜から!MapFanチームのエクストリーム社員旅行
会社の記事としても書いて公開する予定。
http://instagram.com/p/hf6AwjCwoE/
出社前に買った中トロが、感動的にうまかった。

12月6日(金)

早朝食堂の連載のために、
5時起きで川崎へ朝ごはんを食べに行った。
前々から何度もお昼に行っている定食屋さんがあって、
そこはメンチカツがうまいのだけど、
朝は6時からやっていると聞いてチェックしていたのだ。
川崎駅の東口を出て、図書館のあるタワー・リバークの中にある、
島田屋さんというお店。朝なので豚汁定食にした。520円。
島田屋(神奈川県川崎市)/ 40年以上の歴史あるメニュー豊富な定食屋さん


この日の夜、豊洲へ行った。小説教室に通っている。
ぼくは事前に小説を提出していて、その講評を受けた。
同人誌「突き抜け6」に掲載した、
エクストリーム出社をテーマにした小説。
この小説は、ここ数ヶ月やってきたエクストリーム出社で、
得られた様々な体験や、いろんな人から聞いたエピソードを、
ふんだんに盛り込んで書いたフィクション。
取材を受けたときに、よく聞かれることを中心に、
メリットとか、眠くならないかとか、仕事の生産性はとか、
みんなが聞きたがりそうなことと、読みたそうなことを、
徹底的に意識してラブ要素を入れて、
ウケるように売れるようにと自分なりに書いたのだった。
登場人物の名前も人気の名前ランキングを
上から取ってくるくらいのウケたがりようだ。
エクストリーム出社がメジャーになって映画化の話が来たら、
「これを原作にしてください」とサッと出せるように、
きちんと完成させておきたい。


講評がどんなだったかは、ここには書かないとして、
一緒に教室に通っていて、提出もしていたイッセイ氏の小説が、
絶賛されたのだった。イッセイ氏が褒められてうれしかったが、
教室の後の飲み会で、異常に飲んで吐いてしまったのは、
もしかすると、心のどこかで嫉妬していたのかもしれない。
いや、飲み会での話が超楽しかったのと、
5時に起きて寝不足だったのがまずかったのだろう。
先生、申し訳ありませんでした。

12月8日(日)

小宮山さん主催の「オレのお米まつり」と、
ウエノさんが幹事の「なおさん誕生会」の合同イベント。
へもい界隈のひとたちが20名近く集まった。
イベントの最後は、ぼくが「ヘもいオブザイヤー」を発表する。
という一連の流れが、恒例行事となりつつあって、今年で3年目。
このイベントが終わると、今年も終わりかあという気持ちになる。


みんな一品料理を持ちよって、白米の入ったお茶碗を片手に、
米に合うおかずを食べまくって、みんなで投票をする。
http://instagram.com/p/hp0Ur6iwuE/
今年の優勝は、イッセイ氏の「豆乳カレー」だった。
最近、イッセイさん活躍している。
しかし、カレーって、いいのか?
ご飯に合うことなんて、誰でも分かりきっている。
その証拠に、カレーライスというものが世に存在している。
しかし、うまかったから、仕方ない。
ちなみにぼくは、石巻の木の屋さんのさば味噌煮缶に、
長ネギを切ったものと、チーズをかけて溶かしたものを出品。
初めて作ったので、どんな味がするのかわからなかった。
けど、第5位だった。


なおさんには、すばらしい手作りケーキ。
泣きそうになっていた。一年一年、みんな年をとっても、
ちゃんと集まって仲良くできて、しあわせな気持ちになる。
そして、今年のヘもいオブザイヤーは、大変にもめて、
「該当者なし」と発表してから二度も取り消されるという、
異常事態になった末に、しーなねこが受賞した。
ぼくが受賞したといっても、賞を与えたのもぼくだ。
ヘもいオブザイヤーは、今年もっともへもかった人に送られる。
また選考基準は、へもいだけではなく活躍も必要なのだ。
宇宙と生活。その中間の不安定なことが、へもいということだ。
そして、へもさの感覚を「へもセンス」という。
自分が受賞したことに、少し混乱したが、
一夜明けたとき、やっぱり、ぼくしかないなと思った。

エクストリーム出社関係

12月15日(日)の朝9時

アップルストア銀座で、
エクストリーム出社のシンポジウムがあって、
それにパネラーとして出ます。
エクストリーム出社をまじめに語ります。
第一回エクストリーム出社シンポジウム on everevo
無料なので、ぜひ遊びに来てください。

12月19日(木)の夜11時

テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」で、
エクストリーム出社の特集が放送される予定です。
突発的に、差し替えがある場合もあるそうですが、
見てみてください!

来年、1月15日(水)

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エクストリーム出社についての新書が出ます。
エクストリーム出社のやり方、メリット、
全国の出社ニストのひとたちの事例紹介。
初心者から上級者までのおすすめコースなど、
内容がいっぱいなので、ぜひ読んでください。

サラリーマンは早朝旅行をしよう!   平日朝からとことん遊ぶ「エクストリーム出社」 (SB新書)

サラリーマンは早朝旅行をしよう! 平日朝からとことん遊ぶ「エクストリーム出社」 (SB新書)

現在予約受付中です。

1月17日(金)の夜

エクストリーム出社本の出版記念イベントを
お台場のカルチャーカルチャーでやります。
これまでの歩みや、ウラ話的なこと、
名出社の紹介や協会員の方に行ったアンケート結果。
TAN-SUさんとの地域活性コラボレーション、
テーマソングに早朝食堂。他にもたくさんのコラボ企画。
ゲストをお招きして、たくさんお話しする予定です。
エクストリーム出社ナイト ~朝にやったらおもしろかったこと10+α~ TOKYO CULTURE CULTURE:@nifty


他にもエクストリーム出社系のイベントがいくつかある。
追って公開するので、ぜひご興味のある方は、
ご一緒に参加していただければと思う。

エクストリーム出社以外にもイベントいっぱい。

1月13日(月・成人の日)

恒例のhassyさん生誕祭で、出し物をする予定です。
hassyさんイベントでの出し物は、ぼくの中では、
1年を占う意味があるから、気を抜けない。


2月以降は、大切な友人たちの結婚式が続く。
実にいろいろあって、きちんと休めるのか心配だ。

早朝食堂や、エクストリーム出社公式テーマソング

古舘プロジェクトが運営するサイト「TAN-SU」で、
エクストリーム出社中に立ち寄った、
うまい朝ごはんのお店を紹介する「早朝食堂
という連載を隔週で始めることになった。
(タイトルは「深夜食堂」のパロディです)
TAN-SUさんの目的は、日本各地の観光や食や文化の
情報発信をして、地域活性に取り組むことなので、
エクストリーム出社で朝観光をしてうまいものを食べるという
ぼくらのコンセプトにもよく合うのだった。
趣味みたいにして気楽に続けたい。


そして、TAN-SUさんと、
古舘プロジェクト所属のアーティスト丸本莉子さんに、
「エクストリーム出社公式テーマソング」を提供していただいた。
タイトルは「プラス思考」。その名の通り、ポジティブで元気が出ます。

自転車をなくしたり、カヌーしたり、散歩したり、久良岐公園へ行ったりした。

エクストリーム出社、まだまだやっている。
取材はすこし落ち着いてきた感じがするのだけど、
その代わりに、コラボイベントなど大きめの案件が増えて、
土日は原稿や企画書を書いたりすることが増えている。
平日も二回はエクストリーム出社をキメている。
強制的に早寝早起きになっているけど、
やりすぎは体にわるい。眠くなる。

そして、部屋が散らかる。

11日(月)

「My VAIO」というサイトに載った。
SONYのVAIOのホーム画面に設定されているサイトらしい。
あまやんさんとインタビューを受けた。依頼を受けたとき、
「こんなスタイリッシュなところに、ぼくらが出ちゃって大丈夫なの?」
と、あまやんさんと恐れていたのだけど、いざ掲載されてみると、
それっぽくなっているからすごい。
あまやんさんは、いつも小豆色のシャツを着ているのだけど、
取材の日だけは、グレーと黒のストライプのシャツを着てきたから、
あれが勝負服なのだと思った。
通勤をスポーツに!? エクストリーム出社で日本の朝を元気に

15日(金)

ダイヤモンド・オンラインに載った。
朝型社員と夜型社員の比較をするというもので、
朝型社員は本当に生産的なのかという視点で書かれている。
もちろんぼくらは朝型代表としてインタビューに答えた。
いまや、エクストリーム出社は朝活と並ぶような位置らしく、
朝型生活のメリットをとうとうと語った
けど、つい最近まで完全に夜型だったし、
いまもやることがおおくて、遅くまで起きている。
けど、朝型のメリットを語っている。
出社前に合コン、ビーチバレー、激流下りまで!?企業社会で礼賛される「朝型社員」は本当に生産的か

健康診断を受けた。

バリウムを初めて飲んだ。
バリウムの気持ちわるさを多くの人から聞いていたので、
ものすごく気持ちのわるいものだと思い込んでいたら、
意外と大丈夫だった。
バリウムを胃の壁に行き渡らせるために、
台の上でゴロンゴロンと転がったり、
台が傾いてずり落ちそうになったり、頭に血が上ったり、
遠隔操作される変な棒で胃を押されたりして、
おかしくて笑いそうになった。

自転車を盗まれてしまった。

スポーツジムへ行って自転車を駐輪場に置いていたのだけど、
出てきたらなくなっていた。前輪をロックするタイプの駐輪場で、
それがあったので安心してしまって、鍵をかけ忘れた。
そうしたら、一時間したらなくなっていた。
会社の同僚のI夫妻にいただいたのに、
なくしてしまって申し訳ない。

18日(月)

朝の四時半に起きて、東大島まで行って、
隅田川でカヌーに乗った。写真雑誌の同行取材。
前に乗ったのは、真夏でとても暑かったのだけど、
今回は肌寒いくらいで、カヌーを漕ぎ始めるとちょうどよく、
空気も澄んでいて、気持ちがよかった。それから出社。


動画にするのが、ぼくの中で流行っている。
Youtubeで、この日の様子が見れます。

19日(火)

品川の高輪口から出て、御殿山の方へ向かうと、
散歩のできる広い庭がある。朝、そこを散歩した。
あまやんさんと、このコースを提案してくださったYMさんと。
YMさんは、エクストリーム出社を前からしていて、
以前は、出社前にパエリアとティラミスを作った出社ニスト。


七時前に歩き出すと、朝日がきらきらして気持ちがいい。
御殿山ガーデンとよばれる庭は、品川とは思えないほど、
静かで緑が豊富で、穏やかな気持ちになった。
池にはたくさんの鯉がいて、鯉を眺めながらお茶を飲んだ。
お茶は、YMさんが抹茶を立ててくださって、
いきなりエクストリーム茶会となったのだった。


そのあと、品川駅の中にあるエキュートでモーニングビュッフェ。
バル マルシェ コダマは八時からやっている。
六〇〇円で食べ放題。ソーセージや生ハムが特別にうまい。
品川のコンコースを足早に動く人たちを眺めながら、のんびり食事。
そして、あまやんさんにハプニングが。詳細は動画で。

21日(木)

夜に新宿でお酒を飲んだ。
あまやんさんがセッティングしてくださって、
あまやんさんの会社の同僚Mさんと、
Mさんの大学時代の友人Tさん。
おふたりとも素敵な女性で、うれしくなる。
恋愛についての話になった。とても気づきの多い会だった。
料理がおいしく、お酒はイメージを伝えると作ってもらえて、
お店もよかった。あまやんさん、ありがとう。

23日(土)

早起きの習慣が付いたからか、休日なのに九時に起きる。
けど、体が重たくて、足をずるずる引きずりながら居間へ出て、
ああ、これは疲れていると思って、QPコーワゴールドを一錠、
水で飲んで二度寝した。正午に起きたら、ややスッキリ。
おっさんになったなあと思う。
たまっていたメールの返信と、原稿を少し書いて、
小説同人誌「突き抜け」を送るために梱包をしたら三時。
ツイッターを見たら、さとこさんが近所にいらしてるようなので、
郵便物を出してジムに行くついでに、お会いして一緒に歩いた。
ジムの前で分かれて、そのあと一時間運動。


さとこさんがまだ近所にいるとのことだったので、
食事をすることに。なんと、大山顕さんと奥様も一緒で、
地元と千葉の話で盛り上がった。すごくたのしかった。
素敵なご夫婦を見ると、つくづく結婚というのをしたくなる。
素敵な人たちと、おいしいごはんを食べて、お酒を飲んで、
楽しく話して、あたたかくて、幸せな夜だった。
もし明日の朝、目覚めなくても、あまり悔いがないような気がする。
そう思って寝る日が多くなってきた。

24日(日)

来年の一月に出版されるエクストリーム出社の本の
ゲラのチェックをすると決めていたのだけど、
オカンダからメッセージがきて、久しぶりだったので、
会って散歩を始める。あてはなく、いつも行かない道を選んで歩く。
「そういえば、久良岐公園行ったことある?」という話になって、
行ってみることに。ぼくは一度あるかないか、それすらわからない。


久良岐公園まではかなり迷った。磯子方面から入って、
出るときは上大岡方面へ抜けた。久良岐公園は山の上にある。
大げさでなく、山をひとつ登って下りた感じがする。
久良岐公園は紅葉が見頃で、おどろいた。
近所にこんなに美しい紅葉が見れる場所があったなんて。

これは久良岐能楽堂の庭で撮ったもの。すごいでしょ。


上大岡へ出て、鳥佳へ電話したら入れるということだったので、
席を用意してもらった。鳥佳セットを熱燗でやる。
お店はいつも大繁盛。わいわいがやがやしていて、うれしくなる。
ついに四号店ができたらしい。

もつ煮、レバー、つくね、刺身などなど。
もう年末だなあと思う。気が早い。一杯だけにする。
オカンダとは二十年来の友人なんだな。
家に帰って作業を終わらせる。

エクストリーム出社シンポジウム

来月、第一回エクストリーム出社シンポジウムが、
アップルストア銀座であります。
アップルストアだし、銀座だし、びっくりだわ。


エクストリーム出社のおもしろさやメリット、
iOSデバイスとの関わり、
経営者視点からのエクストリーム出社について、
素敵なパネリストの方たちと語り合う予定です。
みなさんの生活や仕事にとって、よい刺激になればと思います。
詳細と申込みはこちらから。ぜひ、ふるってご参加ください!


日時:12/15(日)9:00〜
場所:アップルストア銀座3Fシアター
申込み:第一回エクストリーム出社シンポジウム

市場や八重洲で朝定食、釣りしたりキャンプしたりでエクストリーム。

先週のことになるのだけど文学フリマに出店した。
会場内のブースで角に陣取れるサークルは売れっ子である
と聞いたことがあるのだけど、ついに文芸結社突き抜け派は、
角に陣取ることができた。売れっ子なのかどうかは自信ない。

顔だけ出てるイッセイさん。


今回初めて書いていただいたのは、
北海道のコピーライター鈴木鹿さん。ネット上で交流があって、
好きなものが似ていそうだと思っていた人です。
やっぱり、とてもおもしろい短編を書いてくれました。
そして、安定感のあるタカハシさんによる吸い込まれるような短編。
イッセイさんの切実なものと、ぼくはエクストリーム出社小説。
購入フォームはこちらです。100ページ500円。
ぜひ買ってください。おもしろいよ。

文学フリマでは、全部で60冊売れた。
これまででいちばん売れた。

火曜日

ニッポン放送の女子アナウンサーさんによる
エクストリーム出社の同行取材。いつも寝坊するあまやんさんが、
ずいぶん前に到着していておどろく。女子アナ効果だろうか。
場所は大森駅から、バスに乗って行く大田市場。

あまやんさん撮影。


朝市を見学して三洋食堂で朝食。前にも行ったことがあって、
お店の人が覚えていてくれてうれしい(そのときは新聞の取材だった)。

牡蠣フライ定食。これもあまやんさん撮影。
ぼくが写真を撮っていないのは、前日の文学フリマの打上げで、
たらふく酒を飲んですごい二日酔いになっていたからだった。
フライがたいへんうまい定食屋さんなのだけど、
ぼくはカレーうどんを食べた。これもうまかった。
三洋食堂って、基本的になんでもうまいんだと思う。
収録の様子は、11月15日(金)の
『上柳昌彦 山瀬まみ ごごばんフライデースペシャル』内で、
15:45頃から放送されるとのことです。

水曜日

あらかじめ有給休暇を取っておいた。というのも、
文学フリマのあとは、いつもものすごく疲れるからだ。
なぜなのだろうかと考えて、突き抜け派のメンバーとも話したけど、
きっとこういうことだ。
小説を書くということは自分の内面と向き合う作業であって、
それを何日も続けると軽いノイローゼのような状態になる。
そういう人たちが、日本各地から文学フリマに集結する。
そしたらそれは、ものすごい疲れる波動の場になるはず。


有休をとったものの取材があって、
漫画家の小沢カオルさんと編集者のすがわらっちさんが、
川崎の浮島公園で徹夜で穴子釣りをして出社するというので、
それに立ち会ってコメントをするというのに行ってきた。
穴子の天ぷらうどんを作って食べさせてくれるという。

小沢さん撮影。ぼくも釣りをさせてもらった。
釣果やエクストリーム出社についてどうなったかは
12月26日(または翌年1月26日)の
「エレガンスイブ」というマンガ雑誌の、
小沢カオルさんによる取材レポートに掲載されるので、
見てみるとよいかと思います。


そのあと川崎駅までクルマで送っていただいて、
市ヶ谷へ電車移動。あるプロダクションであまやんさんと合流して、
お昼から打合せをした。エクストリーム出社の連載を
Webでさせてもらえそうで、その企画について。
連載以外にもおもしろそうなお話をたくさんいただいて、
とてもありがたい気持ちになると同時に、
しっかりやっていきたいと思った。


打合せを終えて京橋へ移動して、夜まで喫茶店で作業と読書。
この日はもう1件、写真雑誌からの取材依頼がきていて、
その打合せがあってオフィスにおじゃました。
エクストリーム出社とカメラについて。盛り上がる。
直近で行うエクストリーム出社を検討して帰る。

木曜日

久しぶりに朝も夜も何もない日。
前に取材を受けた『婦人公論』内の
「女の気になるキーワード」というコラムに載る。

婦人公論 2013年 11/22号 [雑誌]

婦人公論 2013年 11/22号 [雑誌]

金曜日


エクストリーム出社協会の連載のための
写真を撮るために東京駅で朝ごはん。やえす初藤へ。
650円の鮭定食を食べる。安くてうまい。
食材は築地より直送らしい。

あまやんさんは豚汁定食。そして、なぜかくしゃみを連発。

このあと出社。午後から、池袋のサンシャインシティで開催中の
「旅フェア2013」へ行った。観光コンテンツの見学。
と、余裕があればエクストリーム出社と何か絡められないかを
見て回ったのだった。日本全国の観光協会や、
観光系の企業が集まっていて、その熱気に疲れてしまった。

疲れたーと言いながらも、全国ご当地どんぶり選手権があって、
1杯500円で食べれる(いろいろ味わえるようにご飯は少なめ)。
で、名古屋コーチン親子丼と、土佐かつお丼を食べた。
どうしてこれを選んだかはよくわからないけど、
直感的にうまそうだと思ったからで、実際激しくうまかった。


旅フェアを17時頃に出て、丸ノ内線で東京まで行って、
そこから一気に小田原へ下って、小田急で秦野の渋沢駅へ。
キャンプをするのだ。アウトドア雑誌からの取材がきていて、
アウトドアをしてからのエクストリーム出社を見せてほしいと。
しかし翌日は土曜でぼくは休みなので、
土曜出勤のあるおのしゅうさんに出社してもらう。
みんなが集まったのは22時頃。ぼくは渋沢駅前の小田急OXで、
鍋の材料と酒と紙皿を買って持って行った。
一緒に行ったのは、おのしゅうさん、タカハシリョウタさん、
中田舞子さん、それとライターのNさんとカメラマンのHさん。

いちばん印象に残ったのは、星がすごくよく見えたこと。
東京から二時間ほどで、こんなところに来れるんだと感動した。
星をカメラで写せなかったけど、Hさんがすごくきれいに撮っていた。


真っ暗闇でライトで照らしながら鍋を作る。天然の闇鍋。
鍋はたいへんうまくできあがって、酒もすすんだ。
深夜1時頃にプレハブ小屋の寝袋に入ってあっという間に眠った。
スマホのアラームで起床。5時。みんなものすごく眠そう。
ぼくは二日酔いの頭痛と眠さで、倒れそうになった。
早起きして、歩いて30分くらいのところに湧いている
名水を汲むというアクティビティを決行することに。
早朝の山は霊気で満ちていて、精神がリフレッシュされる。
はずなのだけど、ぼくはフラフラだった。
みんなはとても清々しいと言っていた。
なんとか水を汲んでハイキング終了。


中田さん撮影。まいこのマイコーヒーという
中田さんのオリジナルコーヒーを飲む。うまい。
コーヒーの配合もいいが、名水というのもよいのだと思う。

うどんやゆで玉子などを食べているうちに、
おのしゅうさんは出勤。
ぼくらは一時間ほどあとにキャンプ場を出た。
キャンプはとてもたのしかった。みんな優しくていい人たちだ。
またやりたいと思う。出社と組み合わせるかどうかは要検討。
このときの様子は、『BE-PAL』の1月号に掲載される予定。


iVIS miniで動画も撮った。

土曜日

といっても、キャンプから帰ってきた昼。
シャワーを浴びて昼寝。4時間も眠った。
ぼく以外のみんなも4〜6時間昼寝したらしい(おのしゅうさん以外)。
お酒がまだ抜けきっていないので、ジムで運動してお湯に浸かる。
ジムを出て自転車でデニーズ。コーヒーを飲む。22時。

年明けに出る新書のあとがきを考えて、ノートに概要を書いて帰る。

日曜日

大きな地震で目が覚めたけど、二度寝して昼に起きる。
毎回参加している駅伝の日なのだけど、
やらないといけないことがあるので今回は不参加。残念。
昨夜ノートに書きつけたキーワードと流れをもとに、
あとがきをパソコンで書いた。前に中村航さんの
小説の解説を書かせていただいたときにと比べると気が楽。

あのとき始まったことのすべて (角川文庫)

あのとき始まったことのすべて (角川文庫)

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家から出ないまま、ジャイアントコーンを食べてしまったので、
ジムで運動。そのあと上大岡の京急百貨店内の無印良品で、
パンツとシャツを2枚ずつ買って帰る。
夜になって、あまやんさんとSkypeで打合せ。
いろいろやることがありますねということと、
あまやんさんのおもしろい話を聞いたりしながら、
この前の経堂のトークイベントのときのお土産にいただいた
誠鏡という広島のお酒をコップに2杯飲んで、1時半。
作業をして、いまこのブログを書く。寝る。
書いておかないと、どんどん過ぎていってしまう。
というこわさがある。

十月のメモと雑記

日記に書こうと思いながら書けずに日々がすぎていく。
思ったことはメモにして、まとまったら自分宛てにメール。
送信するまでは「書かなきゃ!」と思っているけど、
読み返すと、たいしたことじゃなかったりする。
この機会にいろいろここに書いておく。

取引先の人とするはじめの数分間の世間話が好きだけど、
本題に入ると途端にしゃべれなくなります。

こんなことをわざわざメールで自分に送っている。
しかも語尾は「なります」とデスマス調。
それはさておき、たしかにこれはよくある。
雑談から業務モードに切り替わる瞬間がある。
業務モードになると、話の内容がわからなくなる。
緊張するというのがあると思う。
切り替えの緊張感が苦手で、つい身構えてしまう。
噺家さんが羽織を脱ぐと、やっぱり少しわからなくなる。
どうでもいいこととか即興なら頭に入ってくる。
形式に従ったものとかあらかじめ決めてきたことだと、
全然入ってこない。同じく話す方もできない。へもい。

萎園芸(なえんげい)ウォークしたい。
鑑賞・撮影しながらみんなで歩く。

スナックの店先などの、エアコンの室外機の上や、
吊り下げられている植木鉢は、たいがい萎えている。
その萎えた園芸を「萎園芸」と命名して集めたい。
どうせやるならみんなで撮影しながら歩きたい。
鎌倉から桜木町までの鎌倉街道にたくさんある。
興味ある方いたら、お声がけください。

「これについては、どんなに説明をしてもらってもわからないだろうな」
ということは瞬時にわかる。自分でもおどろくほど。

歳を重ねるにつれて、できることとできないことの、
判別が早くできるようになってきた気がしている。
すまない気持ちはあるのだけど、できることしかできない。
そして、やりたいことしかやれない。本当は、できたらいいし、
やりたくないこともそれなりにできるのがいいはず。
二十代では、できる気がしていたし、それなりにしていた。
けど、それが体質的にできなくなってきてしまった。
これが加齢というものなのかもしれないと思うと震える
(といってもまだ三十代前半です)。
しかし、自分に諦めのようなものが付くと楽になった。
できないことをしようとすることや、
やりたくないことをするストレスはマジパない。
おまけにパフォーマンスが出ないから周囲に迷惑をかける。
だから、自然に(強制的に)選択と集中をするようになった。
そうすると、パフォーマンスが出るし、
まわりもよろこんでくれる。その線でいきたい。

余裕がないひとはきらい、というのも余裕のない話。

こんなこと書いたっけと思う。でも、その通りだと思う。
「きらい」というネガティブな反応が、
フィルタリングされずに感情として現れるのは、
良し悪しを精査する余裕が心にないからなのではと思う。
あと、「○○がきらい」と反射的に出てくるものは、
心理学の交流分析でいうラケット感情のようなもので、
これまで生きてきたなかで付けてきた心の傷が原因している。
ぼくには勝手なイメージがあって、
愛のエネルギーを流すパイプがあって、
パイプに傷があると、傷からエネルギーがピューッと漏れる。
漏れたエネルギーは愛に似ているけど執着のようなもので、
それは売り物になったり人を惹きつけたりするけど、
よい結果にはならない。生は一向に満たされない。
ビュウビュウ漏れれば漏れるほど、
きちんと出力される愛はどんどん少なくなる。
傷が多い人は、余計な箇所にエネルギーを浪費して生きづらい。
なんの話だっけ。とにかく、傷を治すことだ。または、
傷をきちんと認識して本流へのバイパスを作ること。
そうすれば、ゆっくり人生を充実できるんじゃないかと思う。

たくさんの人に話を聞かれて、それに答え続けているうちに、
こちらが言いたいことと、相手が求めていること
(それは媒体の種類や切り口によって異なる)が見えてきた。
まずはその線で話したり書いたりする。ニーズを満たす。
その上で、オリジナリティをのせる。

エクストリーム出社の取材を何十回も受けて、
ニーズを意識するようになった(ようやく!)。
相手は求めるものがあって、それを受け取りにやって来る。
こちらは、求められているものをきちんと把握して正しく返す。
自分がおもしろいとか価値があると思っているからといって、
求めていないことを言っても相手には価値がない。
気持ちはいいけど、自己満足にしかならない。
もちろん、求めているものを持っていないときは、
正直に持っていないと返さないといけないし、
すべて相手に合わせて返す必要もないと思う。
だけど、お互いに価値が生まれるときは、
需要と供給が一致した時なんだなとしみじみ思う。
これは取材にかぎらず、友人や恋人との関係や、
就職面接とか、企画とか、なんでもそうだと思う。
だけど、要求されるものを返していても、盛り上がらない。
だから付加価値のようなサプライズのようなものを付ける。
そこではじめて、オリジナリティみたいなものが許される、
という気がしている。
「型のある人が型を破ることを型破りといい、
型のない人が型を破ることを型無しという」
これは歌舞伎の中村勘三郎さんの言葉だけど、
なるほどなと思う。ニーズを見極めるために、
常に自分の認識を磨いて、細かい差もわかるようにしたい。

みんながやっていて、表現にまでは昇華されていない、
おもしろいものを見つけて、コンテンツにすること。
それを広めてつなげて文化を作る。
コンテンツにするというのは、
ワーディングして、パッケージングして、
わかりやすくてだれでもできるようにすること。
みんながしあわせになるということが大前提。

覚え書。
「みんながやっていて、表現にまでは昇華されていない」
と書いてあるけど、
みんながやっていなくても、表現されたものを知ったら、
やらずにはいられなくなるおもしろいものでもいい。
やっぱり、「みんながしあわせになる」ようにしたい。
知名度を上げようとか、モテようとか(モテたいけど)、
そういうことを目指してやるのは、前述の心の傷によるものだ。
きっといつか破綻する。傷がなければ、
パイプを伝って源泉かけ流しの愛のエネルギーが出る。
そのエネルギーを流していれば、みんないい感じだと思う。
最近は、そういうことをよく考えている。
あるがまま、求めずに受け入れて生きるみたいな。



あと、イッセイ氏とダヤンさんが入籍するとのことで、
その証人というのになった。ハンコを押した。