連休が終わった。とてもよく休んだ。

年末から一三連休だったのですが、今日で終わりです。
それにしても、とてもよく休みました。
外出もそれほどしないで、本を読んで、
お酒を飲んで、文章を書いていました。



そうでした、
「原稿用紙一〇〇枚分、何か書くまで続く放送」
ということでUSTREAMを使って、生放送をしていました。
結果的に何枚書けたかと言いますと、八〇枚でした。
自分の書いたものについて、書く人と、読む人を
代わりばんこにやって、たくさん発見がありました。


結局、何をどのように書いても、
その人が書いている限り、良くも悪くも、
書いてる本人が触れた宇宙の一部しか出てこなくて、
出てきた要素を、いかに解釈して自然に繋げて、
作品上で宇宙を再現するかということなのかな、
と思いました。僕の場合ですが。


曼荼羅というか、フラクタルというか、
要素の集大成であっても、全体の一要素で、
全体だと思っていたものも、要素に過ぎないような、
胡桃の中の世界を、表現を通して追究していくことで、
逆に、そこから抽象化された純粋なものを、
取り出したい欲求があるのだと思いました。
その過程で、出来上がったものについては、
評価は関係なくて(評価された方がいいですけど)、
本当に自分が納得いくものにしたいと思いました。
しかし、お金とモテが欲しいとも思いました。
ここは譲れないのです。



話は変わりますが、

USTREAMで、生放送をしていて思ったのは、
twitterの次は生放送ではないかと思ったのでした。
電車に乗りながらとか、歩きながらとか、
実験的に生放送をしたのですが、
「いま〇〇している」という時、
twitterで「〇〇なう」とつぶやいたりしますが、
生放送で画像が流れていれば、
つぶやかなくても一目瞭然だからです。


人類生放送時代に突入したら、テレビやラジオの内容が、
がらりと変わってくると思いました。
個人メディアを視聴する権利に値段が付いて、
事務所とか関係なくなる気がします。
純粋に需要と供給で価格が決まって健全だと思いました。



それで、

日記の冒頭に、「一〇〇枚書く」と書いたのは、
小説を書こうとしていて、同人誌の会「突き抜け派」で、
文学フリマとかに出して稼ごうと思っていたのですが、
昨今のメディアの不況を見ていると、従来の方法で、
打って出るのは得策ではないような気がしました。


これからの情報発信とかコンテンツの売り方が
どのように変化していくかをある程度予測して、
いまのうちから、変化の波にうまく乗れるような、
コンテンツと、その展開方法を考えないと、と思いました。
例えば、作品ができていくプロセス自体を売り物にしたり、
皆で友達になって相互作用で起こるイベントを鑑賞するとか、
従来のメディアは、従来のテクノロジーの範囲内で、
たまたま今の形になっていただけであって、
自然に楽しく楽しく細分化されていくと思います。


作り手と受け手が直結して、入れ替わって、協力して、
大量生産、大量消費から、必要な分を必要なだけ回して、
最適化が図られると思います。その輪が、
地球で広がったら世界も平和になると思います。
よく分かりませんが。
でも金とモテは欲しいのです。