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握手会のための予習

同僚のY氏が本を貸してくれた。

乃木坂46物語

乃木坂46物語

ぼくが乃木坂46のことを何も知らないので、
勉強しておくようにということで、
どうして乃木坂46の勉強が必要になっているかというと、
乃木坂46の握手会に行くことになったからだ。


それもY氏(握手会経験者)が、
「しーなさん、アイドルの握手会いきませんか?」
と誘ってくれたからで、何事も経験だと思って申し込んだのだった。
握手会は大変な人気で、CDを買う権利が抽選となっていて、
CDを買うことができたら、握手ができるシステムになっている。
握手したいメンバーをひとり選んで応募をするのだけど、
よくわからなかったので、名前を目にしたことがある生駒さんにした
(そのときは「なまごめ」と読むものと思っていた)。


そして当選。だれでも当選するのではと思ったのだけど、
同じくY氏に誘われて応募した先輩のT氏はハズレていたので、
かならず当たるわけではないようだ。
握手できるのは5秒ほどらしいので、
伝えたい言葉を決めておいた方がよいらしい。


狙いすぎてもあれだし、何も言わないのもわるいような、
何か言ったところで数千分のひとり。
記憶に残ろうはずがない、いやもしかすると、なんて、
自意識過剰であることは充分わかっているが、
もやもやといろいろ考えてしまう。つらい。
なんでCDまで買ってつらい気持ちにならないといけないのだ。
それが、経験というもの。握手会は5月。だいぶ先。
いちばん大切なことは、握手会のことを忘れないこと。

https://www.instagram.com/p/BBkLCSxCwvs/

歯の詰め物がとれて、つけた。

風邪はほとんどよくなったのだけど、
噛み合わせというか、歯ぎしりしたいような変な感じが続いて、
お昼休みに100粒入りのボトルガムを買ってきて、
3粒口に放り込んで噛んだら、奥歯の詰め物がとれた。


今年に入って、ついてない。
そういえば、お正月に鶴岡八幡宮に初詣に行ったのだけど、
あまりに人が多かったので、本堂への階段の下でお神酒だけ飲んで、
そのまま帰ってきてしまって、初詣は未完了なのだった。
これがいけない気もするし、大晦日に恵方に向けて貼った、
穴八幡宮のお札がこれまでに2度落下して貼り直しているし、
これもまずい気がする。厄年はまだまだ先のはず。


歯の詰め物が取れると、何もする気が起きなくなる。
正確には、何かをする気が、
詰め物がとれてできた穴にすべて吸い込まれて、
他のことができなくなる。
ぽっかり空いた穴に下の先で触れ、
穴の縁のギザギザした感触をたしかめたりして落ち着かない。
蓋がなくなりガラ空きのスペースに虫歯菌が付いたらとか、
穴ができて強度が弱くなった壁面から崩れるのではとか、
不安なことばかり浮かんでくるのは、
「歯」に空いた「穴」だからこそと思う。


定時退社して、取れた詰め物を手に歯医者へ行った。
詰め物がとれる主な原因は、接着剤が弱くなったか、
中が虫歯に侵されたかのどちらからしい。
見てもらったところ虫歯ではなく、すぐ付けてもらえた。
安心感。気味わるがられるくらい何度も
「ありがとうございます」「助かりました」と言って、
来週に歯石を除去する予約までしてきてしまった。
それくらい安心したということだ。


十数年以上前にも詰め物が取れたことがあって、
ミルキーで2回、キャラメルで1回とれた。
噛んではいけない、最後まで舐めきろうと思っているのに、
バカだからつい噛んでしまう。バカは噛む。あと、こぼす。
歯医者の問診票の来院理由の2番目に、
「詰め物がとれた」とあったので、よくあることなのだろう。
もしかすると、ミルキーは歯医者から
アフィリエイトをもらっているのではないか。
それくらい詰め物がとれるので、「超絶 凄ワザ!」で競ってほしい。
歯の詰め物用接着剤メーカーVS不二家。
「ミルキーの粘度を百倍にしてきました!」


会社の机に置いたままのガムは、あと97粒ある。

https://www.instagram.com/p/BBheKyxiwny/

家の中は真空状態に近づく

風邪がよくなったと思って、明け方までマンガを読んでしまった。
ぼくの部屋は北側で、冬になると猛烈に冷える。
風呂やキッチンの換気扇を回すと、
玄関のドアや窓が開きづらくなるほど室内の気圧が下がり、
気圧の平衡を保つための空気が、
ぼくの部屋から給気される構造になっているらしい。

換気扇の回転中は、ビュービューと冷凍倉庫のような冷気が
猛烈な勢いで吹き込んできて、ぼくの部屋は即チルド室になり、
中の者は”冬眠状態”となり、鮮度保持性が飛躍的に向上する。
一度、給気の穴を紙で塞いだがすぐに破れ、
次に缶のフタをあててガムテープで固定したが、
これも気流の激しさからか壊れ、タオルを詰めたり、
粘土を詰めたりして、なんとか穴を塞いだが、
今度は別の穴や窓の隙間から吹き込んでくるので、
断熱カーテンで応戦しても、冷気の侵入は防ぐことができなかった。

しかし、もし空気が入ってこないように、
吸気口のすべてを完全に密封したら、それはそれでまずい気がする。
換気扇により気圧がどんどん下がれば、家の中は真空状態に近づく。
家にいるのに高山病になるかもしれない。もっと圧が下がれば、
最悪、陸に上げられた深海魚のように目が飛び出しかねない。

何が言いたいのかよくわからなくなったが、
とにかく寒い。冷凍板のようになったMacBookの上で、
こねて作るアイスクリームができるくらい寒い。
そのような部屋で明け方までマンガを読んだところ、
体が冷えて、少し熱が出た感じがした。
https://www.instagram.com/p/BBeIoeACwqL/
「BAKUMAN」を読み終えた。
去年、映画を見て原作も読みたくなったのだった。

バクマン。Blu-ray 豪華版

バクマン。Blu-ray 豪華版

で、TSUTAYAで10冊750円で借りることができたので、
全20冊を借りて読んだ。とてもおもしろかった。
バクマン。 1 (ジャンプコミックス)

バクマン。 1 (ジャンプコミックス)

同時に『マンガの創り方』という本を図書館で借りて、
これも並行して読んでいたのだけど、これに記載されている
モチーフから始まりアイデア、プロット、箱書き、ネーム、
下書き、原稿までの制作工程が、BAKUMANの中で、
それぞれの内容とポイントとともに具体的に生々しく描かれていて、
おもしろがりつつなるほどと思うことが多く、とても勉強になった。
というか、ぼくは何を目指しているんだ。
マンガの創り方―誰も教えなかったプロのストーリーづくり

マンガの創り方―誰も教えなかったプロのストーリーづくり

ジャンプ編集部の中のことや、
作家同士のランキング争い自体をマンガにして、
それをこんなにおもしろく読ませることができるのかとおどろいた。
なにより、作ることの楽しさと苦しさ、
創作して生活していくことの難しさが伝わってきて、
おそろしくも、やる気の出るマンガだった。
画力、構成力、ストーリー、演出力、キャラクター、オリジナリティ
といった視点で、小説を書いたりすることに取り入れたいと思った。

熱が急に出て、下がった。

前回の日記に

ぼくにしては忙しく労働をしている。

と書いた翌日、会社に行ってコードを書いていたら、
急に寒気がして、熱がぐんぐん上がっていく感じがした。
ぼくが柄にもなく頑張るとこういうことになる。

ここ数日、Webのフレキシブルボックスモデルを学んでいて、
これはPCやモバイルやタブレットなどの端末によらず、
画面上の要素が、いい感じに右にいったり左にいったり、
小さくなったり大きくなったり、消えたり表示されたりするのを
実現するものなのだけど、慣れていないから試行錯誤で、
ずっと取り組んでいる。さらにAngularJSも使ったりして、
とにかく何が言いたいかというと、
むずかしくて、

知恵熱

が出たのだ。きっと。
定時まで我慢できるかと思ったが、寒気は増し、
昼休みのディッパーダンのコーヒーは半分以上残し、
15時すぎに体調が悪いので早退することにした。
隣席のMさんに
「しーなさん、知恵熱じゃないですか!?」
と言われ納得しながら、足早に社を後にした。


帰ってすぐに寝ようと思ったが、
どうもこれは38℃以上ある感じがしたので、
家近くの診療所に行ったらインフルエンザの検査を受けた。
結果は陰性だったが、発症してすぐだと反応が出ないこともあるので、
翌日も熱が続いたら来るようにと薬だけもらった。

ガクガクブルブルで家に帰って、
熱を測ると38.7℃になっていた。
病気のとき、パラサイトシングルの本領が発揮される。
栄養バランスのとれた夕食、ビタミン剤、サプリメント、
ポカリスエット、味噌汁、なんでもある。
それらを薬と一緒にがぶ飲みして、
セーターを着こみ、電気絨毯と暖房を入れて、
三枚重ねにした布団に潜り込んだら、すぐに眠りに落ちた。

寒さが暑さに変わり、ぐるぐると悪夢にうなされた。
悪夢はフレキシブルボックスモデルだった。巨大なカラフルな箱が
無数にあって視界を覆い、これらが大きくなったり小さくなったり、
あちこち移動して、脳から離れず、まじもうダメかと思った。
21時にいったん目が覚めて、また薬やらを大量に飲んで寝た。
朝の7時に起きたら、熱は下がり、ほぼ回復していた。


今日は朝から風呂に入り、上大岡まで散歩して、
TSUTAYAに『BAKUMAN』の1~10巻を返却して11~20巻を借り、
図書館でマンガの描き方の本などを借りて、散歩しながら帰ってきた。
いまは熱燗を飲みながらこれを書いている。
https://www.instagram.com/p/BBcE79vCwnS/

本の貸し借り

ぼくにしては忙しく労働をしている。

https://www.instagram.com/p/BBXUqeDCwmL/

一週間があっという間にすぎていく。最近都内で飲んでいない。
都内まで飲みに行くのが億劫になっているのかもしれない、
川崎から都内に出て飲んで、そのあとに横浜の南の方まで帰る。
という工程を会社を出る際に思い浮かべると、
明日にまで疲れを引きずりそうだわ……。
とか
今晩、家に帰る体力があるかしら……。
と不安になる。問題は移動だけではない。
昨日の夕方、無性に酒を飲みたくなり、
同僚のイッセイ氏に「飲みに行きませんか」とメールしたところ、
家で恵方巻き食べるからと断られてしまった。そのうえ、
今日の昼食時に鬼のお面を付けた赤ちゃんの写真を見せられて
(かわいいから、見れてうれしかったのですが)、
ああ、ぼくはこのままでいいのか? 赤ん坊ほしい。
と思ったのだった。みんな自分の家庭を持っているのだ。
婚活するか。


ところで、職場の席にいるときに、
貸していた本をイッセイ氏が返しに来てくれたのだけど、
その本のタイトルが『売れる作家の全技術』で、
周囲の人に見られなかったかと焦った。
さらに以前は、別の同僚に貸した『モテる技術』という本が、
机の上に堂々と返却されていて、これも「ちょっ!」となった。
売れたくてモテたい男と思われてしまう。実際そうなのだけど。
本の貸し借りをするときは、
できるだけ有隣堂の緑のビニール袋に入れるようにしている。
あの袋いいですよね。

小説講座 売れる作家の全技術  デビューだけで満足してはいけない

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モテる技術 (ソフトバンク文庫)

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  • 作者: デイビッド・コープランド,ロン・ルイス,David Copeland,Ron Louis,大沢章子
  • 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
  • 発売日: 2008/07/17
  • メディア: 文庫
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付箋をたくさん貼った本を、付箋を貼っていることを忘れて、
うっかり貸してしまったことがあった。
返しに来てくれたときに、付箋だらけだったのを見て、
ぼくがどこに注目しているかが丸わかりじゃないかと思って、
恥ずかしくなった。恥ずかしさをごまかそうとして、
「本、おもしろかったですか?」
と聞いたら、その女性は、
「しーなさんが、すごい几帳面なことがわかりました」
という感想をくれて、なんのことかよくわからなかったのだけど、
少ししてわかった。すべての付箋の端が、垂直に本から出ていて、
出ている長さも、貼られている位置も均一だったからだろう。
付箋の色が白、ベージュ、オレンジと、内容の重要度によって
色分けされていたし。


妹に、こういう付箋の貼り方ってどう思う?
と聞いたら、「ちょっとこわい」と言われた。
ぼくも、自分のことだけど、ちょっと引く。