連休中とその前の日記

土日やらないといけないことがたくさんあるはずなのに、
暇を持て余しています。現実逃避をしているのでしょう。
巣鴨のTSUTAYAでマンガを借りてきて読んだりしています。

白暮のクロニクル(7) (ビッグコミックス)

白暮のクロニクル(7) (ビッグコミックス)

ゆうきまさみさんのマンガが好きです。
パトレイバーにもよく出てくる豪雨のシーンの不穏な空気とか、
ゆるいけど仕事をきっちりする組織の人間模様とか、
コミックス1巻ごとにあるていどまとまった話になっていて、
巻末はさらに次の大きなフェーズに移っていく予感があって、
おもしろいなあと思いながら読みました。続きが楽しみです。
となりの関くん (8) (MFコミックス フラッパーシリーズ)

となりの関くん (8) (MFコミックス フラッパーシリーズ)

となりの関くんは、Amazonプライムビデオでアニメを見て、
原作はどんな風に描かれているのだろうと手に取りました。
関くんという男子生徒が毎授業ごとにドミノをしたり、
ジオラマ作ったり、ひとりで黙々と遊ぶ(サボる)のを、
隣席の女子生徒横井さんがツッコむだけなのですが、
100話を超えてもネタ切れにならず、
関くんの妹とか話に広がりが出てきて、おもしろいです。
あたたかい気持ちになりました。


金曜の夜は、会社の先輩のAさんとイッセイ氏とで飲みに行きました。
会社の飲み会はJR駒込駅東口周辺で行われるのが一般的になりつつあり、
たしかに東口の通りは、よいお店が揃っている感じがします。
しかし、今回我々はあえてそこを外して、千石と巣鴨の間を攻めました。
千石本町通り商店街の互縁、よかったです。
https://www.instagram.com/p/BH4rY7Uj0Q1/
入ってすぐに、あ、これはいいとこ来たかも、
と思うほど雰囲気がいい。天ぷらがメインの小料理屋さん。
だし巻き卵、ごましめさば、ほたるいかの一夜干し、
旬の刺身盛り合わせ、定番の品々のどれもこれも、
ひと工夫されていて、ありがたいなあと感じる。
慎重に味わって、中盤からなす、海老、穴子の天ぷらときて、
海老しんじょ、ラストにウニおにぎり。ウニおにぎりは二百円もしない。
お酒は一銘柄だけだけど、甘口と辛口、飲み方も冷や、常温、お燗と選べて、
料理に合わせて絞っているのだろうなと思いました。
ひとり四千円いかないぐらい。うまかったです。
あとテレビがついていたのだけど終盤ごろ急に消えて、
カーペンターズの曲がスピーカーから(いい音で)流れ始めて、
「Every sha lalala Every woowoo」
と、なんとなく口ずさみたくなるムードで、
当初は何軒か巡ってみようという気もあったのですが、
この一店で満足して解散となりました。いやあ、よかったです。
そのあと、手拭い持ってひとりで銭湯(ふくの湯)へ。
ぐてーっと十五分ほど湯船に浸かって、温めの水を浴びて出る。
大げさと思われるかもしれませんが、
いまがいちばんしあわせだ! 神様はいる!
と思うほどの多幸感でした。
セロトニンが出すぎているのかもしれません。
帰ってすぐ寝ました。


土曜は、マンガと図書館で借りた本を読んだりしていたら、
夕方になっていたので、ちょっと運動もしないとなと、
自転車で三十分ほどかけて、神保町の古書店街へ行きました。
適当なところに自転車を停めつつ、店頭に出ているものを物色して、
そろそろ帰ろうかと思っていたら、
春昆布さんより飲みませんかと連絡があり、
そのまま上野方面に移動して飲みました。天神下あん。
ビールとポテサラ。ビールの泡のきめ細やかさとその値段で、
居酒屋の価格設定というか、コストパフォーマンスがわかる気がします。
あとポテサラとか煮込みといった定番は、
どの店にもある当たり前のものだからこそ、
店の個性がよく表れているように思います。
ポテサラに工夫がなくべちゃっとしてたり、
冷蔵庫からいま出しましたみたいなのだと、
他のメニューについてもあまり期待できない傾向が強いです。
あんのポテトサラダは、個性があり、うまかったです。
いもだけで見た目が地味で、おっと思って口に入れると、
からしが利いていて、うまい。他にもいろいろ食べたのですが、
おいしく、店員の方の感じもよくて、安かったです。
気づくと23時で、春昆布さんと5時間も話してたことになります。
びびりましたが、自分を振り返ったり気づきがあり、おもしろかったです。
https://www.instagram.com/p/BH9u6swDi9W/
お酒飲んでしまったので、自転車押して帰りました。

湯島の辺りも行きたいお店がいくつかあるので、また行きたいです。

シンスケ

食べログ シンスケ

岩手屋本店

食べログ 岩手屋本店

あと「酒席 太郎」と、カレーの「デリー」。


今日は休日なのに目覚ましがセットされていて7時半に起床して、
借りたマンガを読み終えて、二度寝。起きて読書。
TSUTAYAにマンガを返却するついでに巣鴨の「蛇の目鮨」へ。
二時までのランチにぎりぎり間に合って、にぎりセットを注文。
八百円でお椀付き。カウンターで黙々と食べる。うまい。
カウンターの隣の席のご夫婦が、ビールやホタテ焼きを頼んでいて、
いいなと思うが、ビールはやめておく。手頃な値段で穴子の白焼きなど
魅力的なメニューが並んでいて、
あらためて夜に来て日本酒でやりたいなと思う。

https://www.instagram.com/p/BH59PJNjZ2i/
https://www.instagram.com/p/BH59iptD1um/
https://www.instagram.com/p/BH59qdjjPri/

帰りに図書館に二冊返して五冊借りる。
予約本を受け取るとき、見たことない紙が本に挟まっていて、
係の人が紙を引き抜いて、
「リクエストいただいたこちらの本、コミックスのため貸出しできませんでした」
と言うので紙を見たら、この本のことで、

コミュ障は治らなくても大丈夫 コミックエッセイでわかるマイナスからの会話力

コミュ障は治らなくても大丈夫 コミックエッセイでわかるマイナスからの会話力

たしかにリクエストしたわ。
「あ、あ、だ、大丈夫、です」
と、目を合わさずに言って帰ってきました。
しかしすごいのは、図書館にない本をリクエストすると、
物によると思うのですが、二週間ぐらいで用意してもらえる。
遠読――〈世界文学システム〉への挑戦

遠読――〈世界文学システム〉への挑戦

この本も新品で準備してくれたのだけど、
二週間では読めないというか、数ページも読めませんでした。


家に帰って読書。ソファーで昼寝、読書。
夕方になったので、お惣菜でも買ってこようかと外に出たのですが、
よさそうな店があって、そこに吸い込まれてしまいました。

https://www.instagram.com/p/BH9b08xDhSb/
https://www.instagram.com/p/BH9bCU8DBig/
千石のミャンマー料理店「俵」。
名前だけでは何かわからないのでメニューの写真を見て、
いまの自分にしっくり来そうなものをよく考えて選ぶ。
バズンヒンとサムサチョウと生ビール。
バズンヒンはトマトと豆で海老を煮たスープで、
とろとろで酸味があってピリ辛。うまい。
サムサチョウは包み揚げコロッケ(カレー風味)という感じでビールに合う。
よく味わって、ゆっくりビールを飲んでいたら、
サービスでココナッツミルク寒天をいただいて完全に満足しました。
どれもうまかった。1680円でした。


https://www.instagram.com/p/BH05NtxDi1n/
作り置きしたものも食べ切らなくては。


ことろで、お店のマスターがいい人だと、店員さんもいい感じになり、
お客さんもいい人が集まるのだなと感じることが何度かありました。
料理のひと工夫も大事な要素だと思いました。
ひと工夫による差って、あまり大きなものではないこともあると思うのですが、
客はその微妙な差を感じたときに、店が自分のために時間をかけてくれている、
つまり、もてなしてくれていると感じるのではないでしょうか。
こういう小さなもてなしの積み重ねが、
店全体のトーンとして醸成されるのだろうと思いました。
飲食店にかぎらず、酒屋さんやパン屋さんや雑貨屋さんでも
同じようなことを感じました。自分も仕事をするときや、
人と接するときに、こういうことを意識したいなと思いました。


そんなことを思ったのも、この本を読んだからかもしれません。

明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書 045)

明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書 045)

8年前の本だけど古さを感じません。
真のユーザー本位、おもてなし、メディア・ニュートラルといった
いますでに当然のこととなっていることが予見されていて学ぶことが多い。
「スラムダンク1億冊感謝キャンペーン」というキャンペーンの
舞台裏が書かれていて、これが美しすぎて目に涙が浮かびました。
読者の大切な思い出を壊さないように、
作者の井上雄彦さんの感謝の気持ちを伝えるという、
下手をすればわざとらしくなったりしかねないデリケートなプロジェクト。
ユーザーのことを本気で考える。そうすればユーザーも応えてくれる、
こんな温かい交流ができるんだ、仕事で。と感動しました。

https://www.instagram.com/p/BH4_7r8DkG8/

駒込のあたりで食べたり飲んだりしている(和食亭・くまちゃん)

引っ越してすぐは毎日のように自炊をしていたのですが、
やはりというか、みなさんそうなるみたいで、
ぼくも自炊の回数は減って、いまは半々ぐらいです。
というのも、Amazonプライム会員になると、
Amazonビデオというサービスで映画とかドラマとか、
見れるようになるのですが、それで「孤独のグルメ」という
松重豊さん主演のグルメドラマを見はじめたらおもしろくて、
ハマってしまった結果、自分でも孤独のグルメみたいに、
うまい店を探して食べたいと、
外食したくなってしまったというのがあります。


孤独のグルメは、ちらっとテレビで見たことはあったのですが、
真剣に見たことはなくて、ただ食べるだけの番組だと思っていたのですが、
きちんと見たら、ドラマ性もあり笑いもあり、
情報がコンパクトにまとまっていて、よくできているなあと思いました。
主人公は食べログで高評価の有名店に行くのではなく、
大通りから一本外したところで、静かに、しっかり、
うまいものをこだわって出し続けているようなお店へ行って、
あれこれ独り言を心の中で言いながら食べ、
その台詞のひとつひとつがどれもおもしろい。
「空腹に振り回されるな」
「メニューに遊ばれている」
「落ち着け、おれは腹が減っているだけだ」
うまい店に行って、うまいものを食べるという目的のためだけに、
戦略的に思考をめぐらせ、オーダーを組み立て、店内を観察し、
自らを内観し心と腹の声に耳を傾け、
店と自分との抜き差しならない闘いを繰り広げている。
そういう点ではバトルものとも言えるのかもしれない。


あと、もうひとつ好きなのは(Amazonプライムではありませんが)、
吉田類さんの酒場放浪記も好きで、こちらはわりと見ていました。
酒場放浪記は、吉田類さんがいい感じの酒場へ行って飲むだけで、
ドラマではないのですが、臨場感がすごく、見ていると、
いますぐにでも家を出て赤提灯のある酒場の暖簾をくぐって、
ちょっと一杯やりたくなる魔術的な魅力のある番組です。
……と書いていたら、つい飲みたくなって、冷蔵庫から
出雲富士(純米吟醸・無濾過生原酒)を出してきて飲んでます。


まあ、そんなわけで、外で食べたりしています。
直近でよかったのは、JR駒込駅東口の和食亭という小料理屋さんで、
昼はランチをやっていて、品数の多さに驚きました。
メインを焼き魚か煮魚かで選んで、たらの煮付けを選んで、
冷奴、肉じゃが、きゅうりの漬物、なすの煮浸し、
ひじきの煮物、味噌汁、お刺身などなど、お盆に乗り切らず、
最終的に十品も出て、ちょっと笑ってしまって
「すごい出てくるんですね」と店の方に言ったら、
栄養バランスを考えて、野菜を多く取ってもらいたいから
そうしています!とのことで、味もひとつひとつ丁寧にできていて、
煮付けもやわらかくて、やさしくて感動したのでした。
その日、どうも朝から元気が出なかったのですが、
こうやってもてなしてもらえて、親切に声をかけてもらえて、
大切なことを学んだ気持ちになりました。よかった。


もうひとつは、同じく駒込なのですが、くまちゃんという居酒屋。
メニューが豊富で、お酒も田酒や獺祭を安めで飲めるのですが、
もっともおどろいたのは、刺身のうまさでした。
職場が目黒にあったときによく通っていた居酒屋よしと、
雰囲気がちょっと似ていて(くまちゃんはすごい繁盛していますが)、
実に落ち着く空間なのでした。


と、二つの店を書きましたが、
どちらも自分で探し当てたわけではなく(すみません)、
和食亭は孤独のグルメでやっていたのを見て、
くまちゃんは酒場放浪記でやっていたのを見ての訪問でした。
どちらもうまくて感動的だったのですが、
できれば自分の足で探し出して、
通える店を見つけたいものです。

本駒込の周辺のこと

ようやく生活に慣れて、
周辺の様子を落ち着いて見れるようになってきましたので、
いま住んでいる辺り(本駒込)のよさについて、
適当に書きたいと思います。


本駒込は文京区の北のほうに位置するエリアで、
有名なものとしては、六義園(りくぎえん)という庭園があります
(行ったことはありませんが、見事な日本庭園らしいです)。
大きなお寺(吉祥寺)や神社(駒込富士神社・天祖神社)があります。

https://www.instagram.com/p/BHTfdvdBbJY/
この写真は駒込富士神社の山開き


本駒込内に駅はありませんが、本駒込駅(向丘)、
千石駅(千石)、駒込、巣鴨が近いです。

ぼくが住んでいるのは、本駒込の中の東側で、
田端、千駄木、西日暮里にも近いです。
利用できる駅が7つあり、鉄道が南北線、三田線、
千代田線、山手線と4本通っているのですが、
家から駅まではそれぞれ均等に遠く、徒歩15分かかります。
駅近がよいという人には、あれかもしれませんが、
駅から遠いぶんとても静かな住宅地です。陸の孤島です。


駅から遠いということは、
商店までも遠いのでして、移動には自転車を使っています。
自転車がなくても、「Bーぐる」というコミュニティバスが、
文京区内を20分おきに走っているので、
それを使えばよいのでしょう(まだ乗ったことありませんが)。
スーパーと「どらっぐぱぱす」という薬局があちこちにあります。
ユニクロ、無印良品、ヨドバシカメラ、生活の木はありません。


本駒込の外になりますが、周辺に商店街がいくつもあります。
西の方には駒込のアザレア通り、霜降銀座商店街、
北側に田端銀座商店街、東に谷中銀座商店街、巣鴨大鳥商店街。
他にもあるかもしれません。どの商店街も個性があって、
それぞれいい感じの飲み屋があり、おでんとか、焼き鳥、
メンチカツなどを売っていたりして、たまりません。
ところで、また本駒込から外れますが、千駄木の方へ行く途中に、
伊勢五本店という歴史ある酒屋さん(宝永3年〜)があり、
品揃えが大変よく興奮します。
www.isego.net
遠くから買いに来るお客さんも多いようです。
本駒込からだいぶ外れますが、自転車に15分も乗れば、
根津や上野、後楽園の辺りにも行けます。

こう書いていて、あ、と思ったのですが、
本駒込の周辺にお店とか見所がいろいろあって、
本駒込自体には、目立ったものはない気がします。
住宅と庭園と神社寺によって占められているのだと思います。


最後に周辺の行きたい飲食店を列挙しておきたいと思います。
一緒に行ってくれるひと募集中です。
すべて本駒込の外です(たぶん)。

千石

tabelog.com

引っ越して約1ヶ月たちました。

引っ越して約1ヶ月たちました。
だいぶ慣れて、快適に生活しています。
こんなに気楽で静かに暮らせると思っていませんでした。
早寝早起きはまだ続いていて、朝7時半に出社して、
19時頃に退社して、買い物して帰っています。
外で食べたり、お弁当買ったり、食材を買って料理したり、
その日の疲れ具合とかでいろいろやっています。
https://www.instagram.com/p/BHKCnzVBOG6/
今日作ったガパオごはんはうまかった。自画自賛だけどうまかった。

https://www.instagram.com/p/BHI2Sp4h-pw/
失敗した目玉焼き

土曜の午前中は、食事して掃除して洗濯して、
午後から図書館へ行ったり、自転車であちこち回っています。
https://www.instagram.com/p/BHHSadeB1Ns/
上野公園の噴水広場で映画「ジョーズ」をやるというので、
ちらっと見てきたのだった。夕暮れにビール飲みながら、
外でみんなで映画。とてもよい雰囲気でした。

料理をしているときは、気持ちが落ち着きます。
とくに弱火で玉ねぎとかを炒めているときは落ち着く。
ただ、お腹が空きすぎているときは慌てて、動きが荒くなる。
フライパンの外に落としてしまったりする。
どんなに空腹なときでも落ち着いて料理ができるようになりたいです。

ぬか漬けがうまそうなので、ぬか漬けをしたくなって、
ホーローの容器と、ぬかを買って、水を入れて混ぜました。
https://www.instagram.com/p/BHHhruhBAxs/
この写真は、キャベツと大根の葉で、
捨て漬けの工程をしているところです。
ぬかに水を混ぜて、手でこねこねさわっていると、
箱庭療法のような気分になってきます。
箱庭療法では、砂の感触がとても大切らしい。
ぬか床でも同じことが言えるかもしれない。
見た目も箱庭っぽいし。
きゅうりやなすで作った人形を配置すれば、
もっとそれっぽくなるかもしれない。
ぬか床療法。

引越しをして1週間経った。

横浜の実家から都内に引っ越して1週間が経ちました。
もう2、3週間すごしているような気がします。
オフィスが変わり、住む場所が変わり、生活ががらりと変わって、
日々いろいろなことが新しく、五感が刺激されるから、
時間の感覚が引き延ばされて、長く感じられるのかもしれません。

会社から徒歩で10分、自転車だと3分で着くところに、
部屋を借りて住んでいます。もし引越しをしていなかったら、
通勤に片道2時間弱かかっていたはずなので、毎日だいたい4時間を
ひとり暮らしをすることで浮かしている計算になります。

浮いた4時間をすべて創作活動に注ぎ込めば相当なことができるのでは、
と思ったのですが、もちろんそうはいかず、
実家にいたときにやらずにすんでいた家事全般をするわけで、
それに費やす時間が4時間を超えたら、
そもそもひとり暮ししない方が時間があったということになるので、
何にどのくらいの時間を要したかを計測しながら、
ルーチンワークのプロセス改善を考えなら生活をしています。

調理について

改善のひとつとして、料理の「作り置き」というのがあります。
休日に3時間ほどかけて日持ちする料理を作り、タッパーや瓶に入れて保存し、
少しずつ食べることで、平日の調理時間を大幅に削減するというものです。

つくおき 週末まとめて作り置きレシピ (美人時間ブック)

つくおき 週末まとめて作り置きレシピ (美人時間ブック)

本を買って、料理初心者でもできるという箇所から、
ゆで鶏きゅうり、切り干し大根の煮物、コーンと玉ねぎのバターしょうゆ炒め、
ピーマンとちくわのきんぴらを作ってみました。
切り干し大根の煮物は、出来立ては味が薄く感じましたが、
数日するとちょうどよくなってきて、うまかったです。
逆に、コーンと玉ねぎのバターしょうゆ炒めは、
出来立てはちょうどよかったのですが、数日で塩辛くなってきて、
食べきれずに捨ててしまいました。

それと、ピーマンとちくわのきんぴらは、
完成間近にフライパンごとキッチンの床にぶちまけて、
床が胡麻油の香ばしい匂いになり、全部捨てる羽目になりました。
とても悲しかったです。料理もうやめようかと思ったほどです。

ところで、料理を床にぶちまけたり、
さっきは洗濯機の蓋に液体洗剤をぶちまけたりしてしまったのですが、
このようなエラーを悲しみにとらわれずに冷静に観察すると、
自分はどういうときに失敗を犯すのかがよくわかります。
次の2点だと思いました。

  • 慌てているとき(慌てる必要などないのに)
  • 作業を並行してしようとしたとき

慌てているから、物事を並行して進めようとしているのでしょうが、
そうすると片方への意識が分散して、物を落としたりしています。
失敗してさらに慌てて、余計な失敗を重ねてしまいます。
忘れ物だとか、あれどこに置いたっけ? みたいなことも、
あれをして、これをして、と並行して考えているときに起こります。
並行せずにひとつひとつに集中してやること。
そのためには、「落ち着き」が欠かせないのです。
「落ち着け!」と大書した掛け軸を壁に飾りたいほどです。

で、土日に作った作り置きは、月〜金の朝昼晩でとても活躍しました。
作り置きだけでは足りないので、魚や肉を買ってきて焼いたり、
惣菜を買ってきたりしました。少しずつ慣れてきて、
買い物、調理、食事、片付けまでで2時間を切るぐらいになってきました。
時間をより短縮するために、生産性の高い道具や収納を導入し、
それらの位置、動線を意識して、最適な流れを見つけたいです。
クリティカルパスメソッドでタスク管理していきたいです。
https://www.instagram.com/p/BGOt5ryiwsj/
朝食・昼食
https://www.instagram.com/p/BGOt4Uliwsi/
夕食

通勤時間について

晴れていて自転車が使えれば、片道3分ほどで会社に着くようになりました
(いままでは、横浜市営地下鉄と東海道線を使って1時間ほどかかっていました)。
その結果、通勤のストレスがなくなりました。
満員電車に乗らずにすむのが助かります。
混雑した駅構内を我が物顔で突進してくる人々や、
歩きスマホをして通行を妨げる人に遭遇しないのも助かります。
イライラすることがなくなりました。とくに夏の通勤などは、
それだけで1日の体力の半分は消耗するほど疲れていましたので、
大いに助かります。よく会社と家の距離が近いと、
オンとオフの切り替えが難しくない? と聞かれるのですが、
切り替えのことは気になりませんでした。
たぶん、ぼくはずっとオフのままなんだと思います。

もうひとついいと思ったのは、昼休みに一時帰宅できることです。
正午にチャイムが鳴り、10分後には家にいます。
前日の冷やご飯を炒めて、作り置きをおかずにして食べたりして、
ソファーでコーヒーを飲んで本を読んで、
30分ほどくつろいでから会社にもどります。昼食代も節約できますし、
汗ばむ日などはシャワーを浴びてリフレッシュしたりできそうです。
昼休み後に、もしぼくがほてっていたら、
風呂に入ってきたんだと思ってください。

環境について

住んでいるのは、千駄木と駒込と田端と千石の真ん中あたりで、
静かな住宅街です。東京ってどこもうるさいんじゃないの、
と神奈川県民であるぼくは不安に思っていたのですが、とても静かです。
朝と夜は、クルマも人もほとんど通らなくなり、
深夜の鎌倉街道みたいだなと思うほどでした。

買い物はスーパーがあちこちに(会社の下にも)あり、
不便を感じませんが、どこが安いのかとかそういうのがまだわかりません。
自転車を使えば、神保町、秋葉原、上野までわりと早く行けますので、
古本やら電子部品やら欲しいものがだいたい手に入ります。

よさそうな飲食店、飲み屋も多く、
とくに谷根千と言われているエリアや、上野・湯島の辺り、
JR駒込駅の東口の通りに注目しています。
少しずつ行ってみようと思います。

駅があちこちにあるのですが、それぞれ家から15分ほどかかります。
三田線、南北線、山手線、千代田線があるので、
どこへでも行きやすいでしょう。たぶん。

運動について

引っ越すときに、これまで通っていたスポーツジムをやめてしまったので、
運動する機会を自ら作らないといけないなと思っています。
会社の隣にスポーツジムがあるのですが、いまのぼくの身では、
月1万円の出費は抑えたいところでして、
区のスポーツセンターがないか調べたら、
文京区民スポーツセンターが茗荷谷の辺りにあり、
ここなら自転車で通えるうえに1ヶ月2800円と安くていいのです。
ところが、先日見に行ったら、
清潔で広めでそんなに混んでなくてよさそうだったのですが、
今年の冬から1年半の改修工事があるらしく、どうしようかなと思っています。

とは言っても、ジョギングさえできればいいので、
ジムに通わずに家の周辺を走ればよいようにも思います。
朝5時に起きて、根津神社までジョギングしてお参りしてきたのですが、
往復3kmで時間は30分ほど。これでよいような気もします。
漱石の旧宅の跡があって、雰囲気もとてもよかったです。
https://www.instagram.com/p/BGKrATkCwlD/

散歩について

散歩するのが好きなのですが、周辺に神社や寺、名所旧跡、
個性的なお店が豊富にあり、歩いていて飽きません。
大きな庭園、六義園や小石川植物園など緑も多いです。
タモリのTOKYO坂道美学入門を見て風情のある坂道を歩いたり、

新訂版 タモリのTOKYO坂道美学入門

新訂版 タモリのTOKYO坂道美学入門

漱石や鴎外など文士が暮らしていた場所を見たり、
歴史を感じるところでもあります。
先日は白山通りをずっと歩いて、皇居まで行きました。
エリアによって街の表情がだいぶ異なっていて、それぞれおもしろいです。
https://www.instagram.com/p/BGOuLWmCwtF/
夜に歩くのも気持ちがよく、夜11までやっている
ほうろうという古書店へ行ってみました(友人に教えてもらいました)。
音楽関係の本が充実していて、他ジャンルも幅広く価格も安く、
素敵な古書店で、しみじみしました。そこで本を買って、
ふくの湯という銭湯に寄って、温まって帰ったのですが至福でした。
ふくの湯は、よくある昔ながらの銭湯とは違って新しく、
ロッカーから浴場のタイルまで、内装にこだわりが感じられました。
https://www.instagram.com/p/BGOjY-BCwnY/

テレビもインターネットもない

インターネットの回線工事をまだしていないので、
Wi-fiがない生活なので、スマホでテザリングしてブログを更新しています。
ネットはなければないで、それはそれでいいような気もします。
テレビがないのには、引っ越して数日間さみしい気持ちになりました。
習慣として家に帰るなりテレビのスイッチを入れていたのだなと思いました。
テレビ依存症から、しばらく禁断症状のような不安があり、
どうでもいいバラエティ番組が見たい症候群で、
代替品としてYoutubeやRadikoを付けっ放しにしていたら、
すぐにデータ使用量の上限に達し、3G回線に切り替わって不便になりました。

しかし、ネットで動画見たりテレビを見たりして、
それは楽しいのですが、よく考えると、
別に見なくてもいいじゃないかと思ったりもします。
それと、ネットとテレビがないことが理由かわかりませんが、
早寝早起になっています(いつまで続くかわかりませんが)。
何もすることがないのです。

思い込みの強さ

地図を見ながら歩いていると、自分の思い込みの強さにたびたび参りました。
こっちからきて、こっちに曲がったから、こう行けばあそこに着く。
と本気で思って歩いて道に迷い、地図を見ると違うところに来ています。
いったん立ち止まって、よく見直せばよいのに、
年齢が上がったせいもあってか、方向転換がしずらくなっている。
道を歩くとき以外に、料理をするときや、家具を組み立てるときなども同様です。

反対に、手順に従って、ゆっくり落ち着いてやれば、
だいたいうまくいくこともわかりました。
Linuxマシンにパッケージを入れるときみたいに、何も省略せずに、
勝手な推測・思い込みを客観的に排除して、ひとつひとつ確認しながら丁寧に進める。
料理も弱い火で、落ち着いてやると、おいしくなる気がします。
ひとりでいると、自分のことがよく見えてくるものなのですね。

いろいろ組み立てた

それにしても、この1週間はネットで注文した家具を組み立てました。
机、椅子、棚、テーブル、ソファー、カラーボックス、ワゴンなど。

創作について

そう、もともとは創作活動に時間を集中するために、
引越しをしようというのがありました。
いまのところ、慣れない家事をするのに手一杯で、
疲れてブログを書くぐらいしかできませんが、
余裕が出てきたら何かしていきたいと思います。


いろいろ書きましたが、とても快適にすごしています。

https://www.instagram.com/p/BGJn2xyCwsI/
できるだけ優雅に見えるように自撮りしました。