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文学フリマ向けの小説を書いている。

土曜日は、カルチャーセンターでやっている
月に一度の小説教室へ行きました。場所は川崎。
前回提出しておいた『おしるこ温泉』を部分的に
受講生の皆さん七人で読んで、その後に感想を伺いました。


『おしるこ温泉』は、特殊な方法で組み立てていった、
異常な話なので、部分的に読んでも意味が分からないので、
かと言って、まとめて読んでも意味がわからないので、
皆さんどう対処してよいのか困惑している様子でした。
僕が受講生の中で最年少でしたし。


先生からのアドバイスは、


「ラストが甘い(おしるこだけに)」


ということと、


「悪役をもっと悪くした方が塩が利く(おしるこだけに)」


というもので、なるほどなと思いました。
たしかに一応キャクターを出したけども役割が、
しっかり決まっていませんでした。
それから風貌の描写についてや、エンタメ系はもっと膨らまして、
二百枚くらいにした方がいいということでした。


それから、受講生の方々からも、
・文章が説明的
・短く切りすぎている
・過去形ばかりなので、現在形も使うとテンポが出る
・途中で作者が出てきてしまっている
という指摘も頂いて、すごく勉強になりました。


あと、トリカブトが出てくるのですが、
その使い方が間違っているのではという指摘がありました。
なので、「トリカブト」は「ヘモグサ」という
架空の毒草に一括置換することにしました。


これだけ書くと指摘ばかり受けたみたいですが、
独創的で味があっておもしろいと褒めてくださる方もいました。




で、それらを持ち帰って、

十二月の文学フリマ向けの小説に取りかかりました。
月曜日から書き始めて、日曜の夜に、
ようやくひと通り書き終えることができました。
非常に疲れました。


『おしるこ温泉』はプログラムと
シュールレアリスムの手法を使って、
物語ができるかの実験だったのですが、
今回のは神話の構造をベースにして書く実験をしました。
これが効果を発揮して、そのコツを体得できればなと思います。
いま書き途中のものが、二つの実験を
組み合わせたようなものになる予定だからです。


それはそうとして、『おしるこ温泉』も、
頂いたアドバイスを参考にして全面的に書き直して、
あとタイトルも、


「OSHIRUKO」


にして、芥川賞受賞を目指したいと思います。