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ここ最近のこと。疲れ果てたこと。今年はがんばろう。

それにしても疲れてしまったのは、
会社で使用している重要なサーバーが、
うんともすんとも言わなくなったのが先週の木曜で、
普通なら五日で処理が完了するところが、
八日経っても終わらなかったからで、
そうなるともう動いているのか止まっているのか、
わからなくなってくるわけです。


で、止まっているとなると、
サーバーで行う処理を僕が手で行うことになるのですが、
そもそも手でできないからサーバーを使っているわけで、
手作業になることを考えて、いろいろ調べても、
超複雑な数式がExcel上に個人的にちりばめられていて、
まったく解析できないような状況でありました。
わたしにできることは、ただ、


神に祈ること


だけでした。しかし、祈りが通じなかったのか、
ついに「サーバーはもうダメっぽい」となり、
いよいよ手でやるっきゃないとなったときは、
激しく動悸がしてきて、激しいストレスを感じて、
パニックのまま、どこか遠くへ旅立ちたくなりました。


神はいないのか!と徹夜作業を覚悟しましたが、
家に帰って、浅い眠りを取り、うなされ、
翌朝会社に行くと、なんと止まったと思われた
サーバーが処理を完了していました。
しかしながら、すでにもう通常よりも何日間も
遅れており、このままではいろんなところに迷惑がかかる
ということで、手作業で準備していたものを使って、
なんとか期間を短縮し、土曜日に九時から出勤して、
派遣社員のお二人にも手伝って頂いて、
ExcelやらAccessを駆使し、送るべき書面を千通近く、
折り畳んでは封筒に入れて夜の九時になりました。


封筒は一刻も早く郵便局へ持っていく必要があるので、
近所のゆうゆう窓口へ持っていったのですが、
切手も料金別納のスタンプも押してなかったので、
押して下さいと言われて、三人でわんこそば方式で、
ひとりが封筒を差し出し、真ん中の人がスタンプを押し、
それを最後のひとりが回収するという流れ作業で、
バンバン押していったところ、
他のお客さんが「うわあ、すげえ数」とか、
おばさんが「やだわあ、大変ねえ」と背後で言うのを聴きながら、
ランナーズハイならぬ、スタンパーズハイになって、
ある種のゾーンに突入して、三人とも笑いの沸点が下がりました。


ほとんどの封筒を出し切ったときには、
えも言われぬ達成感を得て、記念撮影でもしたくなりましたが、
やめておきました。これで肩の荷がだいぶ降りたのでした。


今回の件で思ったことは、
これまでやろうと思いつつやっていなかったこととか、
できないと思い込んでいたことが、追い込まれたことによって、
一気に解決していくのを目の当たりにしたことにより、
人間、追い込まれたらすごい力が発揮されるのだということで、
やるかやらないか、その強い意志が重要なのだと確信しました。
きっとスポーツ選手とか一流の結果を出す人たちは、
自分を追い込むことに熟練しているのだろうと思いました。


俗にいう「火事場の馬鹿力」を出そうと、
無理やり追い込もうとしても擬似的な追い込みだと、
脳がそれを疑似とわかってしまい、
「ああこれは避難訓練なのだ」
と高をくくって全然力が出ないもので、
避難訓練でも、馬鹿力が出せるような、
集中力のための集中力を身につけたいと思いました。
なんでもやろうと思えば、いつでもできる。
一に根性、二に根性、三四がなくて、五にスピリチュアル。
今回の騒動は、このことを分からせるために、
神様がお与えくださった試練なのだと、
やはり神はいた!と思いました。
それにしても、疲れ果てたので、早く脱サラをして、
悩み苦しみのない豊かで楽しい暮らしをしたいですよ。



で、今日は、

ジムへ行って運動をして帰って来たのでした。
久しぶりに汗をかいて、とても壮快でした。



話は全然変わりますが、

この前、刑務所から脱走した人がいましたけど、
あの人の逃げようとする熱意は本当にすごいと思いました。
わるいことをしたり、脱走するのは絶対によくありませんが、
過去にも警察の一瞬の隙を突いて逃げたこともあったそうで、
普通の人間なら、警察に捕まったら諦めると思うのですが、
絶対に逃げるという気持ちを、片時も忘れずに抱き続けてないと、
そんな瞬発力で逃げ出すことはできないと思いました。


どんな状況においてもチャンスを見逃さずに、
ずっとその隙を油断せずに、虎視眈々と狙い続ける。
その熱意に呆れつつも感心したのでした。
さすがにそれだけの熱意があると、人相にも出るのか、
どこに逃げても一発で判別できるような顔付きで、
あれでは逃げられないだろうなと思いました。



まあ、

そんなことはどうでもよいのですが、
これからは僕は、しっかり油断せずに意志を強くして、
粘り強く情熱的に、物事を押し進めていきたいと思いました。
今年は、なんかいつもとは、かなり違う年になりそうな予感がします。