しーなねこメモ(雑記)

メモしていて、Twitterに書くには長いものを
ここに書いてみますね。

唐突に髪の毛を切りたくなる。
数日前から予約することはなくて、当日予約をして行く。
切りたくなるときは、すべてがもうイヤになったようなときで、
そういうとき頭髪はメチャメチャになっている。
自分で勝手に切ったこともあってバランスもおかしくなっている。
湿気で爆発している。

かつて、そのような状態で美容院へ行ったとき(風も強かった)、
「しーなさん、笑わせに来たんですか?」
といつも切ってくださるSさんに言われたことがある。
お坊さんが頭を丸めているのは、
毛に魔物が棲むからという話も分からなくもない
(そんな話があったかも分からない)。

そして、今日、まさに唐突に髪の毛を切りたくなった日でした。
Sさんにさっぱりさせてもらって、とても気分がいいです。
ありがとうございました。

パン工場でおはぎの箱詰め作業をしていたとき
「あなた話すの遅いけど、手は早いわね」
とおばさんたちに褒められた。
おはぎがコンベアの端から落ちそうになると巻き返して、
チームに貢献していた。
ぼくが社会的にもっとも価値を見出されていた時期である。

何かしていて、急に思い出したメモです。

かつてロックの象徴的価値観であった
「セックス、ドラッグ、ロックンロール」の、
ドラッグである「救心」を手に入れました。
九種の動植物生薬が循環器機能を改善し、
めまい、動悸、息切れに効果を発揮します。
過激なロックを陰で支えた救心は、
ロックの流行に欠かせないアイテムでした。

5日間ほど寝る前に救心を飲んでみました。
寝起きがよいような、いつもと変わらないような
そんな気持ちでした。

最近、中川政七商店の中川淳氏の
『奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。』
『小さな会社の生きる道。』の二冊を読んだ。

老舗を再生させた十三代が どうしても伝えたい 小さな会社の生きる道

老舗を再生させた十三代が どうしても伝えたい 小さな会社の生きる道

奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり

奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり

ブランドの重要性について多く書かれていた。
このような本を読むと、
いちから自分で考えて何かものづくりをしたくなる
(うまくできるかわからないけど)。

企画の部署にいても、これまでの事業の延長と他社の動向から、
やることもできることもリリース日もだいたい決まっていて、
そのトレードオフの中での取捨選択と、
関係各所との調整がメインになって、
ブランドとかクリエイティブなことを考える時間がほとんどない、
という人が多いような気がする。

中川政七商店の本を読むと、
ものをつくるのにブランド作りは避けて通れないとある。

こんなブランドにしたい!という熱い思いがなければ、
様々な場面で判断がブレてしまう。
会社が一定の方向に向かっていかない。
こんなブランドにしたいという熱い思いが社内に浸透し、
みんながその熱い思いに沿って各部門で様々な活動をする。
そしてこの熱い思いが商品として、ショップとして形となり、
ようやく顧客に支持してもらえる

うまくいかないケースは、この逆をやっているのではないか。
とりあえず商品は出せるけど、熱い思いはないし、
共有するイメージもないので各部門がバラバラの価値基準で動き、
調整業務に疲弊してしまう。顧客には他社との違いがわからず、
伝わってくるものもないので支持されない。

いきなり真面目なことをメモしている。

五間の帰り道。、よって、
訳の分からない車にのぁて、
訳の分からない社製と暮らす。

酔って書いたメモのようです。

驚くべき快適さ

ことわざの語尾に
「しかも驚くべき○○で」
と付けるとapple製品っぽくなるぞというネタで、
「石の上にも三年。しかも驚くべき快適さで」
というのがあって笑った。と同時に、
これ、すごくいい言葉だなあと思ったのだった。


石の上にも三年もいるのは、つらい。
だけど我慢していれば何か成し遂げられる。
それが「驚くべき快適さ」でできるなら、
それに越したことはない。
つらいつらいと言っていたら、
石の上にいるだけで手一杯になってしまうだろう。


しかし、「驚くべき快適さ」だったら、つらくない。
それどころか、石の上にいたくなるだろうし、
いながらにして、別のことだってできてしまうかもしれない。
石に車輪をつけておけば、石の上にいながらにして、
遠くまで行けてしまうかもしれない。快適なままで。


ひとりで何人分もの大きな仕事を成し遂げてしまう人は、
もしかしたら、こういうことをしているのかもしれない。
だから、石をどれだけ快適に工夫できるかってことなのかもねー


しーなねこのブログに来てくれてありがとうございます。
みなさんの石(家や会社)はどんなかな。



なぜか、今日のダーリン風になってしまった。
(自分向けのメモを書いているうちにこうなりました)

「そうだ、しーなさんに聞いてみよう。」その?

「そうだ、しーなさんに聞いてみよう。」に、
とても久しぶりに質問が投稿されました。
ありがとうございます。
ひとつ前の投稿が「2011/12」となっていたので、
約4年ぶりの投稿です。
もうどこに投稿フォームがあるのかさえわからないのですが、
うれしい内容でしたのでここに掲載しますので、
みなさんよく読んでください。

たまたま婚活ブログを検索したら、たどりつきました。
楽しくほっこりしたしーなさん、
外見もかっこいいと思うので、
もてないとは思えません。
本当にもてないのですか?
(さとくみさんより)

「外見もかっこいいと思うので」というところが、
とてもよいと思います。ところで、4年前のぼくは、
みなさんの質問に答えようという気持ちがあったみたいです。
いまのぼくには、答えようというか、
答えられる自信がなくなってしまいました。
なんだか、何もわからなくなってしまいました。
だから、「聞いてみよう」なんてやってたのかと、
ちょっとおどろきました。

で、ご質問への答えですが、こんな状態なのであれですが、
「本当にモテないのですか?」とまっすぐに聞かれますと、
「モテないことはなさそう」ということが、
ここ数年でなんとなくわかりました。
といっても平均を下回るくらいなのではないでしょうか。

小学生のころから30歳くらいまで、
好かれることはないと100%信じていましたし、
顔も変だから一生独りで終わる、と小学5年の頃に、
宿命のように悟って、まったく疑わなかった記憶があります。
そのまま大人になったので、自分がモテてそうなことを
第三者から聞いても、間違いだと思っていました。


それと、気づいたのですが、
モテたらそのあとに仲良くなっていくと思うのですが、
ぼくはだれかと深い関係になることが難しいタイプのようです。
それはぼくの心に問題があるからだと思います。
で、いろいろ考えて恐れて逃げているのだと思います。
つまり「こじらせて」いるのでして、
こじらせていると、普通の人にはモテないのです。
こじらせている人は、こじらせている者同士で引かれあって、
お互いのこじれが表出してぶつかりあって、
問題がいくらか解消されたり、客観的に気づけるようになると、
引かれる要素がなくなるのではないかと思います。

自分の心の凸凹を知らないと、同じパターンに陥ります。
ある程度、そういうのを繰り返すのだと思います。
自分を観察して凸凹を知ることに、ぼくは時間を費やしていまして、
たぶんそれは死ぬまで続けると思うのですが、
これが意外とおもしろく、そうなりますと、
モテはどうでもよくなってきて、
自分に納得して生きられるかということになってきました。


自分を昨日より、少しでも、「まし」にできたかもとか、
ああ、こういうことに気づいたなとか感じながら布団で目を閉じる。
人間はいつか死ぬので、完成はないのですが、
それでも続けていくってことなんだろうなと思っています。
そんなわけで、途中なので質問に答えられるような
感じがしなくなっているのだろうなと思いました。

なんか、書きたいように書いてしまいました。
すんません。
「外見もかっこいい」と思ってもらえたことがわかったので、
自分の認識を少し修正して寝ます。
ありがとうございます。

ディッパーダンと私。気になるBGM。『横井軍平ゲーム館』を読んでいる。

昼休みに川崎ルフロンのフードコートにある
ディッパーダンでコーヒーを飲みながら本を読むのが、
いつもの過ごし方になって、半年以上経つだろうか。

店員の女性はぼくの姿を数メートル先に確認するなり、
ホットコーヒーを注ぐボタンを押して、レジの前に到着すると、
「百円です」と言って、すぐに出してくれる。
フタの上にミルクだけのせてくれる。
砂糖はいらないことも知っている。
ぼくは「どうも」としか口にしない。

女性店員は二人いて、ふたりともすべて察してやってくれる。
たまに新人がレジに立っていて、その背後にいつもの店員さんがいると、
新人がぼくに話しかけるより前に、コーヒーができていたりして、
何が起こっているのと新人が怪訝な表情をすることもあるが、
数回行くと、新人も「コーヒーですね」と言うようになる。
「昼に本を持った黒縁メガネの男が来たらホットコーヒーだからね」
情報共有がきちんとできているのだと思う。

メガネコーヒー

と呼ばれているかもしれない。それでもいい。

ディッパーダンは、実はクレープの店で、
9のつく日はクレープが全品290円になって、
列ができることがある。そういうときは忙しそうなので、
行かないようにしているのだけど、
うっかり行ってしまったことがある。
「座って待っててください! あとで持っていきます!」
と列のいちばんうしろのぼくに言ってくれたりした。

以前、百円玉がちょうどなかったので、
ディッパーダンの前を通り抜けようとしたのだけど、
店員さんに見つかると、コーヒーを注ぐボタンが押されるので、
見られないように顔を背けて横切ったり、またあるときは、
別の店でコーヒーを買ってしまい、
コーヒーを隠して早足で横切ったりした。

クレープは一度も食べたことがない。

今日も読書をしていたのだけど、
気が抜けるような気になるBGMが流れていて、
これまでにも何度かここで聞いたことがあって、
何の曲なんだろうと思って、曲を調べるアプリをダウンロードして、
使ってみたのだった。www.shazam.comw
周囲はBGM以外にも環境音が騒がしく、
赤ちゃんは泣いているし、肝心のBGMは小さく聞こえるだけだし、
こりゃ無理だろうと思いつつやってみたのだった。

結果、ある曲を特定したらしかったのだけど、
イヤホンがなかったので確認することもできずに、
昼休みを終えて業務にもどったのだった。

で、さっき、家でそれを聴いてみたら、
まさにこの曲だ! と少し感動してしまった。

ちなみにいま読んでいる本はこれ。

任天堂でたくさんのヒット商品を企画開発した
横井軍平氏の作品とインタビューが載っている。
すごくおもしろくて、力が湧いてくる。
枯れた技術の水平思考
という言葉は肝に銘じたいと思った。
昨今、新しい技術やノウハウや手法は次々に出てくるし、
O2OとかIoTとかなんとかマーケティングとか、
乗り遅れるな、追いかけないとと、混乱するし、
メールはたくさんくるし、交流は広くした方がよいとか、
何にでも手を出して取り入れようと、ついしがちだけど、
きちんと立ち止まって、枯れた技術で水平思考できるもの、
本当におもしろいことを突き詰めて使う必要があると思った。
その方がいいのだ。大騒ぎして振り回されて忙しそうにしても、
気づいたら、スタート地点からほとんど進んでいなくて、
振り回されずに着実に足場を確認しながら、
積み上げていった人のほうが遠くまで行っている。
最近そういうことをよく思うのだわ。
まだ半分しか読んでいないのだけど、何度も読み返したくなる。

お題が出てから考えるのは遅い。ライフをおろそかにしない。

なにで読んだか忘れてしまったし、
誰の言葉だったかも定かではないのだけど
(ケンドーコバヤシさんだったか?)、
大喜利のコツをこんなふうに語っていた人がいた。

普段からおもしろいことをストックしておいて、
お題が出たときに、答えになりそうなものを
ストックから出してくる。

出題されたときに瞬発力でゼロから考えているものだ、
と思っていたので、なるほどなと感心したのだった。


昨日、録画しておいた「ピタゴラ装置大解説スペシャル」を
見たときも同じようなことを思った。

ピタゴラ装置は、物理法則とそれによる「もののふるまい」を
連鎖させるものなのだけど、よくもまあこんなに
たくさんのアイデアが出るものだとクラクラしたのだった。
装置に使われているものは身の回りにあるものばかり。
だからこれも、日頃の生活の中で、
ピタゴラ装置に使えるものはないかとか、
使えそうな物理法則をずっと観察しているに違いない。
じゃなきゃ、こんなにアイデアが出るはずがない。


また、宮本茂さんと糸井重里さんの対談記事を読んだときは、
これだこれだと思った。

社長の代わりに糸井重里さんが訊く「スーパーマリオ25周年」

イデアを出す段になってから考え始めるのは遅いと。
仕事以外の時間、休んでいたり遊んでいたりする間に、
無意識で仕事(アイデアを出すための準備、インプット)をしているのだと。
だから、お題が出てから考え始めるのは遅いのだ。


これらのことは、アイデアに関することだけど、
すべてにいえることだよなと思った。
人生に突然降ってくる試練という名のお題に、
いかに有効でユーモアのあるアイデアを出して克服するか。
そのためには日頃からいろいろ考えたり、
経験して学んでおかなくてはならない。
試練が訪れてから何とかしようと考えても、遅い。
現象に対しての心の持ち方とか、哲学を深めて、
人間をあらかじめ建設しておかないと、
いざというときに、ばらばらに飛ばされてしまう。


日頃からアンテナを張って、感じて、考えて、
整理してというのをしておこうと思った。
ライフをおろそかにしてはならぬのだ。
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