髪形が変わって会社に行ったのですが、
「なかなかよいのではないか」
という反応で、よかったです。
日曜の昼、近所の友人オカンダと会って話をしました。
オカンダと話をすると、決まって体調不良になります。
オカンダも同様で、頭痛薬を持ってきて、
会話の途中で1錠飲んでいました。
小学生の頃から遊んでいるので、
今でも「遊べますか?」というメールが来て、
「はい、遊べます」みたいに答えるところが、なんかすごい。
成人してからは、約4ヶ月に1度くらいで会って、
目的地も決めずに歩きながら、7時間くらい話し続けるのです。
何を話すのかというと「最近、おもしろかったこと」についてです。
オカンダが、音楽、本、ゲーム、お笑い、テレビについて、
CDやら本を出して、僕に聴かせたり、読ませたり、
説明したりするのです、歩きながら。
それで「何がおもしろい原因なのか」を考えていくのです。
毎回、話に出てくるのは「佐藤雅彦」の話で、
佐藤雅彦氏の広告の仕事をまとめた『佐藤雅彦全仕事』は、すごい。
本に書かれている「ルール」と「トーン」という概念。
「おもしろい原因」は、複数の「ルール(全体を構成する形式)」と
「トーン(全体の雰囲気的なもの)」で解釈できるのです。
しかし、なぜこの「トーン」が人間を本能的に引き付けるのか、
そこに話が及んでいくと、どうも僕もオカンダも、
おそろしくなって、具合が悪くなるのです。
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