逆に何か、誇らしく思えてきました。

会社のグループでお花見をしました。


桜は少し散り始めていましたが、
僕は散り始めたくらいの桜が好きです。
満開の桜は、エネルギーが溢れすぎていて、
近寄るだけで疲れるからです。



温かくて、季節は完全に春に切り替わって、
空気も先週までの毒気が消えて、サッパリしていました。


いろいろ話しているうちに、
「いや、モテないですよー」とか、なんだかんだ言いつつも、
ラブやらエロやらの経験が、皆、必ずあることが分かりました。
これまでは、そう思うと、何か寂しくなっていましたが、
30才になってからは、逆に何か、誇らしく思えてきました。


これまで、自然発生的、またはメディアによって煽られた、
ラブという執着に、一度も心を惑わされることなく、
エロにも目もくれず、完璧な貞操を守り続けてきたことは、
現代日本において、非常に稀有なことだと思うからです
(その辺のお坊さんより、はるかに禁欲していると思います)。
ものすごくモテようとしてきた自分が言うのも、あれですが、




こんなに無垢な人は、僕だけだと思います。




既に失ってしまった人たちには、
もはや感じられなくなってしまったものを感じて、
大金を得たいと思います。