熱が出てからというもの、じっと家で
ルービックキューブで遊んでいたのですが、
だいぶ体調もよくなってきたので、出かけてきました。
数回飲んだことのある
ブライアンさんが、
普段は六本木ヒルズで働いているようなのですが、
このたび香港に転勤することになったため、
六本木で「さよならパーティー」が催されたのです。
呼んで下さったのは、ジェイさんという
コンパニオンや通訳案内士をやっている女子で、
僕はじょーくんとふたりで行きました。
30人ほどのパーティーで、半分以上が外国人の方で、
日本人らしき人も英語で話していて、まさに
「英語でしゃべらナイト」になっていました。
ブライアンさんは日本語がわからず、僕は英語がわからないので
(それでよくパーティーに呼ばれたな!)、
中間に、我々を引き合わせてくれたジェイさんが
いろいろしてくれました。
ゲームが大好きなスペイン人プログラマーのロビンさんとは、
波長が近い気がしました。
白金にお住まいというニートの女性
(「シロガニート」とでもいうのでしょうか)と
話していたら、帰りの電車がなくなっていました。
で、ひとりになって気付いたことは、
夜の六本木、超こわい!
ということですよ。
午前2時なのに人通りが多く、
どうみても治安が悪く、僕の前を歩いていた外国人が、
急に道ばたのゴミ袋を蹴り上げて、あちこち睨みながら歩くし、
頑強な黒人さんが、大きな声で何か言ってるし、
「ゴッサム・シティ」ってこんな感じだろうと思いました。
のんきに歩いていたら、やられると思い、
すぐにタクシーの窓をたたきました。
早く乗せてくれと思っているところに、
僕の背後をツンツンと突いてきた人がいたので、
ヒーッと思って、気付かない振りをして、
タクシーに乗ろうとしつつ、ふと背後を見たら、
ブライアンさんで、熱く語って、内容はわかりませんでしたが、
火の玉のような、ナイスガイだと思いました。
また最後にガッツリ握手をして別れました。
びっくりさせないで下さいということと、
今日何度目の握手だったのだろうと思いました。どうかお元気で。
タクシーに乗って、
「治安がよくて、安くて、泊まれるところまでお願いします」
と運転手さんに言ったら、
「恵比寿のカプセルホテルに行ってみますか」
と連れて行ってくれました。
「六本木はこわい」という話題で盛り上がりました。
カプセルホテルは、閉所恐怖症気味の僕には、
ドキドキするものがありましたが、
目を閉じてルービックキューブのことを考えていたら、
眠たさが恐怖に打ち勝って、よく眠れました。