何事も極端はよくない。

昨日の日記に

加湿器の力をあなどってはいけません。


と書きましたが、いや本当にあなどってはいけない。


昨年は、同僚のじょーくんが買ってきた500mlの
小型タイプだったのですが、
「去年、あれだけ大活躍したんだから」と思い、
「今年はもっとすごいやつを!」と、
僕が鼻息荒く家から紙袋に入れて持ってきたのが、
3.3リットルの大型タイプ。前年比6倍。
かなり大きな部屋も潤せるやつだったのですよ。


そんで、それがゴポゴポとやはり大量の蒸気を出して、
僕はその蒸気の直撃を受けるところに座って仕事をしていたのです。



昨日から体調が悪く

起きたら頭が痛く、会社に行っても、
頭や首が痛く全身がだるく、いやな汗をかき、
調子が出ないうえに、落ち着きがなく憂鬱で、
物音が気になり、人が恐く気が散り、自律神経が失調してきたので、
なんなんだこれは!と思ったのです。


ふと下を見ると、もしかして、この大型加湿器のせいではないかと、
これを作動させてから変になった気がするぞと、
湿度と自律神経の関係について調べたら、
ヒトは高湿度だと具合が悪くなるそうでして、
これは梅雨時に、憂鬱でぐったりするのと同じ現象なのだそうです。
それに気付いた僕は、


「加湿器は悪魔の発明ぞ!!」


と叫び声を上げて、電源コードを引き抜き、
ハンマー投げの要領で、円の中で5回転した後、
悪魔の発明品を右耳の横から鋭い角度で射出し、
もっと飛べ、もっと飛べという感じの、
例の雄叫びを、しばらく上げ続けるスチームボーイ
洒落込ませて頂きました。脳内で。



果たして、どうなるのだろうか。

コーヒーを飲んだのもいけないかもしれない。
何事も極端はよくない。





左がスチームボーイな状態、右がよい状態のゴリラの赤ちゃん。
写真から、加湿器のおそろしさがうかがえる。